YouTubeに届いた「営業利益、どう増やす?」という質問
この日の配信は、YouTubeに寄せられた1つの質問に答える回です。
どうやったら営業利益を伸ばせますか?酪農家の視点を取り入れて、仕事や家計の営業利益を増やしたいと思っています。
川上さんは、営業利益は経営していると毎日考えるテーマだと打ち明けます。
利益上がんないから利益上がんないかなって。昨日もダンプが壊れて修理がかかっちゃって20万ぶっ飛んでんなとかね
そのうえで、まずは営業利益の基本を確認します。
営業利益というものはね、売上から原価や経費を引いた残り、これが利益になりますね
酪農の話を家計にどう応用できるかは未知数だと前置きしつつ、答えていきます。
利益を上げる第一歩は「無駄な経費を削る」こと
川上さんが一番手っ取り早いと話すのが、無駄な経費や支出を抑えることです。
酪農でいえば、経費の6〜7割を占めるエサ代がまず削りどころ。ほかに水道光熱費、従業員がいれば人件費も対象になります。
作業を効率化して、機械を導入して人を使わなくてもいいようにみたいなところも、努力すれば経費が落ちるんじゃないかなと思います
さらに、日々の小さな無駄こそ大事だと言います。餌の管理が悪いと廃棄率が増えたり、量を適当にやると餌が余ってロスになったりするからです。
ここで川上さんは、酪農が365日続く仕事だからこその計算を持ち出します。
売上
原価や経費を引く前の入ってくるお金
経費を削る
エサ代・光熱費・人件費・日々のロスを減らす
営業利益
売上から原価や経費を引いた残り
家計の節約は「自炊が安い」とは限らない
この考え方を家計にあてはめると、まず食費の節約が浮かびます。ただ川上さんは、自炊が必ずしも得とは限らないと話します。
自炊すると安く済ませれるよって言われるんですけど、調理道具増やしたりとか、調理時間かかったりとか、そういうのをトータルで考えたりすると、スーパーで総菜とか買ったりする方が安くなる場合もある
買い物に行くガソリン代や車の経費まで含めて考えると、総菜をうまく使ったほうが食費を抑えられることもある、という見方です。
小さな無駄をトータルで見て減らすという点で、これはエサ代管理の発想とつながっています。
使わないサブスクは見直し、使えるサブスクは味方に
無駄なものといえばサブスクだと川上さんは指摘します。ただし「一律に減らす」のではなく、使い方次第という立場です。
全く見ない音楽や映画のサブスクは見直したほうがいい。一方で、家電・車・服・アクセサリーなど、効率的に使えるサブスクも増えていると話します。
実際、僕も服のサブスク。2週間に一回しか休みがないので、服のお店に行って「お好きなやつありますか?」みたいな声かけられたりするの嫌なんで、サブスクで服は買ってますね
あわせて、電力プランの見直しや格安SIMも支出を下げる手段として挙げています。
「早く買った方がいい」家電はどれ?
支出の話から、川上さんが「早く買った方がいい」と力を込める家電の話になります。
食器洗い機と、あと乾燥機。あとはお掃除ロボット。これはマジで早く買った方がいいです
理由は、人間がしなくてはいけないことを家電に任せてしまうほうが効率的だから。多少お金がかかっても買う価値がある、という考えです。
売上を増やすなら「酪農以外」の収入も増やす
ここまでは経費の話でしたが、次は売上です。酪農の場合、牛乳の単価を上げるのは簡単ではないと川上さんは言います。
牛乳の単価って、入荷が上がりにくいので、酪農家の権限ないんですよ、価格決定権ないので
そこで大事になるのが、収入源を多様にすることです。川上さん自身も本業以外でいくつも収入をつくっています。
- 別の牧場へ種付けに行く
- 別の牧場へ手伝いに行く
- オンラインで面談を行う
さらに、ビザスクやクラウドワークス、タイミーやメルカリ ハローといった隙間バイトのサービスも活用できると紹介します。
自分の特殊技能を他にも有効活用できる手法を探してみるとよい、というアドバイスです。ただし副業OKの会社でないと難しい点は注意してほしいと添えています。
見落としがちな「地域資源」を使い倒す
最後にもう1つ、と川上さんが挙げたのが地域資源の活用です。
自分が住んでいる土地に、他の地域より得な制度がないかを考えてみる。地方自治体の補助金や、公共機関のサービスが意外とあるからです。
自分が住んでる土地って他のとこよりどんな特区があるかなみたいなことを考えたりすると、結構地方自治体で補助金がありますとか、公共機関でこういうサービスがありますみたいなのがあったりする
家賃補助や、電気代・ガス代の補助、介護の手すりや車椅子への補助など、調べれば使える制度は結構あると話します。
川上さんは「あんまり引き出しがない」と正直に照れつつ、質問に丁寧に答えていました。
牛乳は8月から値上げ、今のうちに飲んで
質問への回答のあとは、コメントに戻ります。値上げ前に飲むというコメントを、川上さんは「先物取引みたい」と受けていました。
牛乳は8月から店頭価格で20円ほど上がることが決まっているそうです。今がお買い得だから、と話しつつ、買いだめはしないでほしいと呼びかけます。
牛乳の買いだめとかしないでほしい。でもロングライフ牛乳とかだったら常温保存できますんで、非常食にもなりますから、活用してもらえるといいかな
まとめ
酪農家の川上さんが、エサ代や日々のロスを減らす発想を軸に、家計の営業利益をどう増やすかを答えた回でした。経費削減・収入源の多様化・地域資源の活用と、視点を分けて考えるのがポイントです。
- 営業利益は「売上から原価や経費を引いた残り」。まずは無駄な経費とロスを削るのが手っ取り早い
- 1日100円の無駄でも365日で36,500円。小さな積み重ねを見直す
- 自炊やサブスクは一律に得とは限らず、ガソリン代なども含めてトータルで判断する
- 食器洗い機・乾燥機・お掃除ロボットなど、時間を買う家電は早めの導入が効率的
- 売上側は副業や隙間バイト、地域の補助金など収入源と制度を多様に活用する




