日本ミルクガイドの牛乳診断をやってみる
この日の収録は2月21日。牛乳が大好きだという研修生を迎えて、お勉強しながらの配信です。
話題の中心は「日本ミルクガイド」。酪農・牛乳関係の団体や乳業メーカーのサイトが乱立しているのを、ひとまとめにしようとしてできたサイトなんだそうです。
そのなかにある「牛乳診断」を、2人で実際にやってみることに。いくつかの質問に答えると、今の気分や今日のあなたに合いそうな牛乳を探してくれる仕組みです。
皆さんもぜひ日本ミルクガイド牛乳診断を、今検索して見てもらいたいですね。配信を聞きながら、ちょっと一緒にやってもらいたいです。
牛乳に「まろやか」はあるのか
最初の質問は「今あなたが牛乳に求める味わい」。まろやか、濃厚でコク、すっきり、の3択です。ここでさっそく2人の好みが分かれます。
僕、濃厚でしっかりコクです。やっぱり。
私はまろやかな方が。
まろやかて何やねん。牛乳まろやかある?
川上さんは「まろやかじゃない牛乳なんてあるのかよ」とツッコミますが、研修生は具体的に説明していきます。
私、こう出てくるやつの上澄みはすごい濃いじゃないですか。まだそこから出てくる時に(牛乳に)乗っかってる。でも下にあるやつは薄い。真ん中くらいが好きです。
生乳はもともと脂肪分が分離しているので、上の方は濃く、下の方は薄いというわけです。研修生いわく、その「真ん中くらい」がちょうどいいまろやかさ、とのこと。
学校給食からストローが消えたわけ
次は容器や飲み方についての質問。ここから話は、学校給食の牛乳の話へと広がっていきます。研修生が「牛乳パックから直接飲まない」と言い出したのがきっかけです。
今でも学校給食は、ストロー今ないですからね。
なぜストローがなくなったのか。川上さんは、ある小学生の女の子がきっかけになった話を紹介します。
埼玉県だったかな、小学校5年生だか4年生の女の子が、世の中変えていきましょうよっていう、皆さんにどれだけ支持されるかみたいなサイトで、8万ぐらい票を集めて。学校給食で飲むストローってプラスチックでできてるじゃないですか。プラスチック反対って言ってるのに、学校給食でやってないのおかしいよねって。
そこで、ストローなしでも飲めるように、牛乳パックそのものを改良しようという話になったそうです。
開発されたのは、昔ながらの三角パックのような形。角を開けて、そのまま直接飲めるタイプの牛乳パックです。これが乳業メーカーとの共同開発で生まれ、全国に広がっていったといいます。
「搾りたてに近い風味」ってどれのこと?
3問目は牛乳の魅力について。「搾りたてに近い風味」という選択肢に、研修生がひっかかります。市販の牛乳しか飲んだことがない人にとって、そもそも搾りたてがどんな味かわからない、というわけです。
何が搾りたてかわかんない。搾りたて牛乳って書いてあるやつかもしれない。
搾りたてじゃない牛乳なんてないんだよ。
さらに研修生は、牧場やソフトクリームのお店で売っているフレッシュな牛乳のイメージを挙げますが、川上さんは「フレッシュな牛乳売ってるとこも、市販から買ってるわけでしょ」と返します。
デザインより値段?牛乳の選び方
4問目はパッケージデザインの好み。ここで研修生は、そもそも情報がない状態でどう選ぶか、という現実的な話をします。
何もわからん状態で、どれ選ぶかってことですよ。何の情報もない、どこが美味しいとかもわかんない。とりあえず試してみようみたいな。いっぱいある中で、どれ試すっていう。
川上さんは、自分が野菜ジュースを選んだときの体験を例に出します。有名だからとカゴメを選んだけれど好みに合わず、いろいろ試して今は別の商品に落ち着いた、という話です。
つまりデザインでは決めていない、というのが川上さんの結論。一方の研修生は、牛乳は地域ごとに違って有名メーカーがわかりにくいと指摘します。
牛乳はその地域の牛乳があるから、知らないじゃないですか。有名メーカーとかなくないですか?
結局、研修生は「真ん中の値段くらいのやつを買っちゃう」とのこと。デザインというより値段で選んでいるようです。
診断結果と「県ごとに見たい」という要望
最後に地域を選んで結果表示へ。川上さんには石川県の「川北潟A2牧場牛乳」、研修生には北海道の牛乳がおすすめされました。
ただ、川上さんは診断結果から前の画面に戻れないなど、サイトの使い勝手には少し辛口。何度も「UIが悪い」とこぼしていました。
一方の研修生は「今のところ不満はないです」と、意外とあっさり評価。ボロボロに言う川上さんとの温度差も、この回の見どころです。
そんな見やすくなくないですよ。そんなに悪くない。全然日常使いできる。
そのうえで研修生は、こう使えたらいいという具体的なアイデアも出します。県ごとに分けて、「濃い」「すっきり」といったタグで絞り込めれば、店頭で見ながら選べるという提案です。
話は最後、島根の杵築牛乳や温泉に置かれた瓶牛乳の話へと流れていきます。研修生も川上さんも杵築牛乳は「うまい」と意見が一致していました。
前に知り合いの方が氷川のゆのかわに行って、お風呂上がったらすぐ牛乳の自販機があって、「これ川上さんの言うてたやつか」って思ったって言ってた。
まとめ
新しくできた「日本ミルクガイド」の牛乳診断を、酪農家と牛乳好きの研修生が実際に試してみた雑談回でした。味の好みから選び方、サイトの改善アイデアまで、2人のかけ合いが楽しい内容です。気になった方はぜひ「日本ミルクガイド 牛乳診断」を検索して、一緒にやってみてくださいね。
- 日本ミルクガイドの牛乳診断は、質問に答えると今の気分に合う牛乳を提案してくれる
- 生乳は脂肪分が分離するので、上澄みは濃く、下は薄い。研修生は「真ん中くらい」が好み
- 学校給食のストローは、直飲みできる牛乳パックの登場でプラスチック削減が進んでいる
- 牛乳選びはデザインより、地域や値段で決めているという話に落ち着いた
- 研修生からは「県ごとに分けて味のタグで絞り込みたい」という具体的な改善案が出た
