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#3-90. 抗リン脂質抗体の陰転化と血栓再発リスクの低下 (Rheumatology, 2025)
2026年3月24日 05:00·20分52秒
血栓性抗リン脂質抗体症候群(APS)患者への抗血栓療法は生涯継続すべきでしょうか? 今回のエピソードでは「Loss of antiphospholipid antibody positivity decreases the risk of recurrent thrombosis in thrombotic antiphospholipid syndrome」を取り上げます。本研究はAPS患者116名を後方視的に解析し、約32%の患者で抗リン脂質抗体(aPL)の陰転化が認められ、その後の血栓再発リスクが有意に低下したことを報告しています。この研究の最も重要な知見は、aPL陰転化が血栓再発リスクを88%低下させることを示唆しており、定期的なaPLモニタリングが将来的な抗血栓療法の個別化に役立つ可能性という点で注目されます。しかし、単一施設の後方視的研究であり、検査のタイミングが標準化されていない点も考慮し、その臨床的意義を考察していきましょう。
引用元: Gaspar P, et al. Loss of antiphospholipid antibody positivity decreases the risk of recurrent thrombosis in thrombotic antiphospholipid syndrome. Rheumatology. 65(1), 1-10, 2025. DOI: https://doi.org/10.1093/rheumatology/keaf679
注: この音声概要は個人の解釈に基づくものであり、元の論文の正確な内容を保証するものではありません。詳細については元の論文をご参照ください。