📝 エピソード概要
グローバル製造メーカー「Misuzu Holding」の3代目社長、河田壮一さんをゲストに迎えた前編です。毛髪の6分の1という極細線の技術で世界の半導体やEV産業を支える同社の事業内容から、河田さんのルーツである神戸での幼少期、そして新卒で入社したコクヨでの香港・中国駐在時代の挫折と成長までを深掘りします。グローバルビジネスの最前線で戦うリーダーの、形成期における思考と経験が語られます。
🎯 主要なトピック
- グローバルニッチな製造業の役割: 半導体製造装置や自動車(EV)のセンサーを支える、目に見えないほど細い特殊導体加工の技術力について。
- 「違いを作る」教育と海外への憧れ: 外資系企業に勤める父と「人と違うことをしなさい」と説いた母の影響、神戸という土地柄が育んだ国際感覚。
- 英英辞典で鍛えた英語の思考回路: 進学校でのハードな文武両道生活の中、あえて遠回りな「英英辞典」を使い倒すことで得た英語の本質的理解。
- 新卒2年目での香港赴任: コクヨ入社後、異例の速さで海外へ。現場での調達・品質管理業務を通じて製造業の基礎を叩き込まれた経験。
- 成長市場・中国でのマネジメントの挫折: 2000年代後半、熱気に包まれる上海・北京で直面した、文化の壁とチーム解体という手痛い失敗からの学び。
💡 キーポイント
- 「自分半分、世界半分」の視点: 大学時代の恩師から授かった「意思決定の半分は世界へのインパクトを考えよ」という教えが、現在の経営哲学の根底にある。
- あえて困難な道を選ぶ姿勢: 受験勉強における英英辞典の使用や、未経験での海外マネジメントなど、標準的なレールに「アクセント(独自性)」を加えることが成長の鍵。
- 言語よりも「文化の違い」を乗り越える: 単なる語学力以上に、相手の価値観や商習慣の違いを理解し、いかに適応させるかがグローバルリーダーの要諦である。
