3回で優先購入権、10回でタダ。リスナーが挑む懸垂チャレンジ
公開収録の後編は、会場に置かれた懸垂バーを使ったチャレンジから始まります。まずツリさんが手本として懸垂に挑み、明石ガクトさんが「イチ、ニイ」と会場と一緒にカウントしていきます。
明石さんは、懸垂がどれだけ過酷かを見せたうえで、このチャレンジの景品を説明します。番組のスペシャルカラーのアイテムについて、回数に応じて特典が付くというルールです。
明石さんが参加者を募ると、会場では次々と手が挙がりました。2人、3人と増えて9人まで続き、明石さんは「いや止まんないよ」と驚いています。
どうして?一番ここがアクティブじゃないか。
最初に挑んだのはサトシさんです。会場全体でカウントするなか、サトシさんは10回を達成し、明石さんは顎でしっかりバーを迎えに行くフォームに感心しています。
ここ。向こう側が。向こうが見えました。バーの向こう側。
続くゆっティさんも余裕のある動きで回数を重ね、2人とも特典を手にしました。横山昴さんは「この日のために鍛えてきたんじゃないか」と驚きを隠せません。
一方で、ホストの2人は以前の挑戦で3回と7回しかできていませんでした。横山さんは「向こう側は見えてなかった」と振り返り、明石さんは3rdシーズンをハイロックス ── ランニングと筋力系の種目を組み合わせたフィットネスレース。世界各地で大会が開かれていますチャレンジ編にしようかと冗談まじりに話しています。
じゃんけんで決まった挑戦者たちの快進撃
残る枠は3人分となり、明石さんは希望者をじゃんけんで絞り込みます。勝った順にペリーさん、ゴロウさん、Mさんが挑戦することになりました。
最初のペリーさんは10回には届かなかったものの、5回を超えたため優先購入権を獲得します。明石さんは狭い握り幅のほうがやりやすいと声をかけ、会場は「ナイスチャレンジ」と沸きました。
次のゴロウさんは、登場した時点で三頭筋の盛り上がりが話題になります。横山さんが「道場破りがすごい」と言うほどで、ワイドグリップのまま10回を達成しました。
素晴らしい。これさ、俺らがダメな感じになってる。
最後のMさんは、靴下まで番組で話題の靴に合わせた装いで登場し、ホスト2人を笑わせます。Mさんも10回をやり遂げ、用意された枠はすべて埋まりました。
ホストが食らった「脱いだらすごい」リスナーの姿
挑戦が終わると、横山さんは「ビクティマーは心身ともにフィジカルが強い方が多い」とまとめます。ところが明石さんは、自分はともかく横山さんこそできなかったと指摘し、重いウエスコ ── アメリカのワークブーツブランド。頑丈で重量のあるブーツで知られていますを履いていたせいではないかとからかいます。
明石さんは、これまで「ファッションビクティムトレーニングクラブ」と名乗ってきた自分たちの取り組みを振り返り、この回はターニングポイントになり得ると反省を口にします。
明石さんが特に感じ入ったのは、挑戦したリスナーたちが普段は筋肉をひけらかしていない点です。シャツを着て過ごし、脱いだらすごいという佇まいこそ格好いいのではないか、と話しています。
明石さんがサトシさんに年齢を尋ねると、答えは46歳でした。コロナ前ぐらいから鍛え続け、ここ2年ほどはフィジーク ── 筋肉の大きさに加えて、全体のバランスや見た目の美しさを競うボディビル系の競技にも取り組んでいるといいます。
コロナ前ぐらいからずっとやってて、ここ2年ぐらいは。
話はサトシさんのいる東北へ広がり、明石さんはホスト2人で東北のanytimeに筋トレをしに行き、夜はバー「ドアーズ」で過ごそうと提案しています。
大学生の質問「オールデンとグイディ、どちらを先に買う?」
続いて恒例のリスナー質問コーナーに移ります。横山さんは歌手の平井大さんになりきって司会を務め、懸垂でフィジカルを見せたゆってぃさんに質問を振りました。
前に質問した時に、一生の革靴としてオールデンの9901をお勧めしていただいたんですけど、グイディとかも欲しいなと思ってて。オールデンはフォーマルな場で活躍すると思うんですけど、日常だと履きづらい感はあって、グイディとオールデンのどっちを先に買おうか悩んでて、そこをアドバイスというか、お話聞けたらなと思いまして。
ゆってぃ さんから
ゆってぃさんの質問に対し、明石さんは「オールデンでもグイディでもない」と切り出します。直近の配信回で、ゴール買いの候補として革靴の話が出ていたからです。
横山さんが思い出せずにいるなか、明石さんが挙げたのはジョンロブ ── イギリスの高級紳士靴ブランド。クラシックで上品な革靴で知られていますのスミスというダービーシューズでした。明石さんは、仕事でも普段の格好でも、スーツにも合わせられる1足だと見ています。
明石さんによると、コードバン ── 馬の臀部の革。光沢と耐久性に優れ、オールデンの代表的な素材として人気がありますのオールデン9901は今ほとんど売っておらず、買おうとしても買えない状況だといいます。
ゆってぃさんが30になる頃には多分定価45万ぐらいになってそうだから、今買っといても別にいいんじゃないの?っていう気がすごくします。
高いけど。高いけど高くないって感じ。
ゆってぃさんは大学生で、来年から就職してスーツを着る予定です。明石さんは相談の中身を、逃げではなく攻めた気持ちで、ちゃんと使える1足を選びたいということだと整理し、会場の他のリスナーにも答えを募りました。
靴好きペディさんの答えは、万能型のオールデン
指名されたペディさんは、自身も靴が好きだと前置きし、ゆってぃさんの年齢に戻って1足選ぶならと考え込みます。明石さんも、ジョンロブは大人すぎるのかもしれないとつぶやきます。
ジョンロブを実際に持っているペディさんは、ラストの細さに注目します。スーツには綺麗に合う一方で、ワークパンツなどのカジュアルな服には合わせにくいという見方です。
なんかスーツとかには綺麗に合うけど、例えばそのコモリとかにはちょっと全く合うイメージがなくて。例えばそのワークパンツとかにも合わないじゃないですか。
ペディさんが整理したジョンロブとオールデンの違いは、次のようになります。
ラストが細く、スーツには綺麗に合う。ワークパンツなどには合わせにくい
スーツにもカジュアルにも合わせられる万能型
ペディさんの意見を聞いた明石さんは、オールデンの強さを再確認できたと受け止めています。
シャンボード、ゴルフ、チェルシーブーツ。先輩たちの1足目
横山さんは、若い頃に買って今も長く履いている革靴の話を会場に求め、自身の1足としてパラブーツ ── フランスの靴ブランド。ラバーソールを自社で作り、頑丈で履きやすい革靴で知られていますのシャンボードを挙げます。大人になってからも臆せず履けているそうです。
明石さんがシャンボードをスーツに合わせたことがあるか尋ねると、横山さんは「あります」と答えます。Uチップなのでカジュアルに見る人もいるものの、横山さん自身はありだと考えて履いています。
明石さんは、シャンボードとよく比べられるウエストンのゴルフも話題にします。ゴルフはスーツに合いそうなイメージがある一方で、最初は足が痛いという点で2人の意見は一致しました。
横山さんが初めて買った革靴はウエストンのチェルシーブーツで、それをスーツに合わせて営業をしていたといいます。明石さんが「怒られなかった?」と聞くと、横山さんは逆におしゃれだと言われたと答えています。
それ京都的なおしゃれな感じですか?
明石さんが京都風の遠回しな皮肉ではないかと茶化し、横山さんは「えらい個性的ですのう」と京都弁で乗ってみせ、会場を笑わせました。
卒業旅行で記念買い。パラブーツのどのモデルを選ぶか
ゆってぃさんの相談について、明石さんはまずアメリカへの卒業旅行でオールデンを記念買いし、社会人になって履くという案を出します。ところがゆってぃさんの旅行先はパリだと分かり、話はフランスの靴へ移りました。
横山さんはウエストンのゴルフを推し、自身も血を出しながら履いたことがかえって思い出になったと話します。続いてフランスのブランドとしてパラブーツが挙がり、明石さんは2人の出会いのきっかけもパラブーツだったと振り返ります。
横山さんによると、日本ではパラブーツが値上がりしていて、シャンボードは今8万円ぐらいするそうです。明石さんは、現地なら関税がかからないので5万円ぐらいで買えるのではないかと見ています。
明石さんがシャンボード以外のおすすめを会場に求めると、いくつかのモデルの名前が挙がりました。
| モデル | タイプ | 会場での評価 |
|---|---|---|
| ランス | 紐靴 | すこやかさんの推し。普段靴として長く履ける |
| ウィリアム | ダブルモンク | 日本で11万円ほど。新卒が履くと先輩にいじられるかもしれない |
| アヴィニョン | Uチップ | 明石さんが「いいんじゃない?」と推す |
途中でベルルッティの名前も挙がりますが、横山さんは「クソ高ですよ」と指摘します。新卒がベルルッティを履いていたら実家が太いのかと驚く、と笑いを誘いました。
最終的に明石さんが出した結論は、フランスへの卒業旅行でパラブーツを記念買いするというものです。日本より安く買えるので、ランスとビジネス向きのもう1足を両方買おうと提案しています。
収録はほぼ撮って出し。録り直すのは初速が弱いとき
最後の質問は、リスナーのロイさんからです。洋服の話が続いたので、普段の収録の様子を聞きたいという内容でした。
せっかくなら収録の時の話とかを聞きたいなと思っていまして。実際その少し編集とか実際の滞在時間とか、その辺のお話を聞けたら嬉しいなと思ってます。
ロイ さんから
明石さんの答えは、編集はほとんどしておらず、ほぼ撮って出しだというものです。唯一収録を止めるのは、コメントを全部読み返してベストコメントを選んでいる間だといいます。
明石さんによると、録り直しをすることもあり、その理由はトークの初速があまりにも弱いときです。2人はその場で、うまくいかない冒頭とうまくいく冒頭を実演してみせました。
「雨が続いてますね」と天気の話でつなぐだけで、話が前に進まない
横山さんが「このパンツ見てください」とすぐ本題のアイテムを出す
横山さんによると、収録は普段1時間半ほどの予定で始め、気がつくと2時間半ほど撮っていることもあるそうです。新鮮さを保つため、収録が始まるまではトイレで会っても目も合わせず、話したいことは後に取っておくといいます。
そこで話しちゃったら2回目になっちゃうから。
コメントが支えるトークと、体作りを掲げた3rdシーズン
横山さんは、コメントが付いている回と付いていない回では、収録の気分がまったく違うと打ち明けます。2人はリスナーのコメントを一緒に読み、次に何を話すかを決めているそうです。
明石さんは、自分たちの怠慢でコメントが伸びない時期が続いたことも認め、それを反省して今に至っていると話しています。
そのうえで明石さんは、この日の懸垂を見て3rdシーズンの方針を決めたと宣言します。テーマは布をまとう体作りで、筋トレだけの番組にせず、ファッションとつながる形を宿題として考えたいといいます。
体も鍛えて、布を買い、革も買い、そしてやっぱ金属を大事に、そうやって生きていきたいなと思ってますね。
最後は横山さんが再び平井大さんになりきって、中目黒の会場で集まったリスナーに感謝を伝えます。明石さんに寝不足の堀大輔さんのようだとからかわれながら、公開収録は締めくくられました。
まとめ
この公開収録の後編は、リスナーの懸垂の強さにホスト2人が圧倒されるところから始まりました。そこから大学生リスナーの1足目の革靴選びと、収録の裏側へと話が広がっていきます。
- 3回で優先購入権、10回でタダという懸垂チャレンジで、5人のリスナーが特典を獲得した
- ペディさんは、スーツ向きのジョンロブより、スーツにもカジュアルにも合う万能型のオールデンを評価した
- 明石さんの結論は、パリへの卒業旅行でパラブーツのランスとビジネス向きの1足を記念買いすること
- 収録はほぼ撮って出しで、トークの初速が弱いときだけ録り直している
- 3rdシーズンは「布をまとう体作り」をテーマに据えると宣言された



