インディビジュアライズドシャツ別注に二人が反応
冒頭は横山さんが着ているシャツの話題から始まります。明石さんが「これはブルックスブラザーズのブラックフリースか」と当てにいきますが、正解はインディビジュアライズドシャツ1961年創業のアメリカのシャツ専業ブランド。ニューヨークのシャツメーカーとして知られ、生地・パターン・縫製にこだわった作りで日本のセレクトショップでも長年扱われていますへの別注、ブランド名はSSFだと明かされます。
明石さんは過去にインディビジュアライズドのシャツを着ていた経験から、通常モデルの「ボックスシルエットで丈短め、襟が低い」特徴をズバリ言い当てます。
シルエット、ワイズがでかくて、丈短め、ボックスシルエット、そして襟が通常より低い。これすごくないですか?なんか日本人に合わないんだよね、あの高い襟が。
横山さんによれば、これは発行道の先輩が携わるブランドで、ディレクターはスタイリストの坂上さん。インラインではあまりやらないキャンディーストライプを採用し、洗いざらしで着られるアイビー寄りのシャツです。
昨日乾燥機でギュンギュンにかけて、そしたらこのバランス。インディビのインラインだとあんまりやらないキャンディーストライプ。アイビーの方なんですけど、発色のヴィンテージ感強くて。
明石さんは「二十代後半から三十前半のアメトラ時代に着ていたが、当時嫌だった部分が全部解消されている」と評価しました。
UMP Tシャツとステューシーのビーチパンツ
続いて明石さんから、自身がinterFMで担当するラジオ番組「UMP」のTシャツが横山さんに手渡されます。プリントは「大胸筋サポーター」というキャラクターのイラストで、ボディはギルダンアメリカの大手Tシャツメーカー。プリント用ブランクボディとして世界中で使われ、しっかりした生地感が特徴です系のヘビーウェイト。筋トレ時に着るのに最適と勧められます。
明石さん自身が着ているのはニューヨークのセレクトショップ「コントラスト」で買ったというCREEKのTシャツ。さらに、急にステューシーのビーチパンツを引っ張り出してきたのには理由がありました。
俺が出張中、SNSを彷徨ってたら、この人、ルイーズトロッターさん。以前はカルベン。ボッテガヴェネタの新しいクリエイティブディレクターになって。そのルイーズトロッターさんが、オーバーサイズ気味にこのステューシービーチパンツを履いてるんですね。
ルイーズ・トロッターイギリス出身のファッションデザイナー。Carven(カルヴェン)などを経て、2025年にボッテガ・ヴェネタのクリエイティブディレクターに就任したことで知られていますが同じビーチパンツを丈を余らせて履いている姿に影響され、明石さんも「逆にそれで履いてみるか」と取り入れたといいます。
キャピタルで再入荷したボーンデニムジャケットを購入
北海道出張から戻った明石さんは、六本木ヒルズへマンダロリアンを観に行ったついでにキャピタル日本のファッションブランドKAPITAL。岡山県を拠点に、デニムやリメイク的な手仕事を活かしたウェアで国内外にファンを持ちますに立ち寄ったそうです。そこで思いがけない出会いがありました。
我々がキャピタルにハマってる時期、追い求めたけどついに買えなかった、ボーンデニムジャケット。しかもサイズ一番大きい48。再入荷したんですよ、えーつって、買いました。痩せたから、ギリ入った。
元ネタはリーの101で、肘と背中に骨の刺繍が入った細身ボディのデニムジャケット。痩せたおかげで48がギリギリ入ったと嬉しそうに語ります。
二人はキャピタルについて「日本製であのクオリティはやはりコストパフォーマンスが素晴らしい」と口を揃えました。
懸垂から始まる収録トレーニング、ジム到着
ジムに到着し、ここから収録しながらのトレーニングが始まります。明石さんは「今までこれを避けてきたけれど、ついにやる」と切り出し、最初の種目は懸垂です。
横山さんは順手で5回、明石さんも5回をこなし、家でも子ども用の懸垂バーで日常的に鍛えていることが明かされます。
続けて明石さんは、懸垂が全身運動である点を強調します。腹筋にもお尻にも効く上に、短時間で済むのが利点だといいます。
懸垂やるだけでTシャツがかっこよくなっちゃうから。時間なくても懸垂だけやればとにかく。
サイドレイズのスーパーセットとプッシュアップバー
続いては8kgダンベルを使ったサイドレイズのスーパーセット異なる種目を休憩を挟まず連続して行うトレーニング法。同じ部位を多角的に刺激でき、短時間で追い込めるのが特徴ですです。横山さんが説明役を引き受けます。
続けて15kgのバーベルを使い、7回×3パターンのカール系種目を実施。腕を直角にした7回、大きく振り上げる7回、上から半分まで戻す7回と、可動域を変えて連続で追い込みます。
そのままプッシュアップバーを使った腕立て伏せに移行します。広めの手幅で10回×複数セットをこなし、明石さんも「意外と強くなっている」と手応えを口にしました。
プッシュアップバーを使うことによって、手首に負荷がかからないで、プッシュアップに集中できるんで、家で買うときにいきなり懸垂バー買うのはあれだから、プッシュアップバーぐらいからみんな買ったらいいのかもしれない。
家トレ用の器具として、最近はNIKEがクリック式で重量を調節できるダンベルを出していることにも話が及びました。
札幌で挑んだマッスルバーのジョッキ8kg一気
インターバル中、明石さんは札幌出張中に訪れた「マッスルバー」のススキノ初出店店舗での体験を語ります。
マッスルな店員ばかりかと思いきや、本物のマッスルは2人だけで、ほかは「育成中マッスル」だったというオチ付きの話です。お客向けチャレンジには8kgのジョッキを5秒以内にこぼさず一気飲みするメニューがありました。
ダンベルの8キロとジョッキの8キロは重量のバランスが全然違って、ダンベルの場合はまっすぐ重心が真ん中になるんですね。ジョッキは先っちょを持った体感で、もう倍ぐらいに感じる。できなくて、すごい悔しかった。
ダンベル8kgは余裕でも、てこの原理でジョッキ8kgは別物だったといいます。明石さんは「来年こそ必ずこのジョッキをクリアする」と宣言しました。
筋トレが洋服にもたらす変化
種目間の合間に、二人は「筋トレをしていて良かったこと」を語り合います。最初に挙がるのはやはりファッション面の効果でした。
いいことですか?洋服がかっこよく着れる。次にやっぱり断然、若さを取り戻す。あとやっぱり自信が出るが故に、仕事にもいい影響が出たり。メンタルがやっぱ安定するよね。
さらに明石さんは「服のサイズが変わる」よりも「布を使う場所が変わる」と表現します。
元々ミートテックが厚めでXLだった人はXLのままなんで。ただ布の使うところが腹から、胸背中で使うようになって、同じ服着ててもかっこよく見える。私は今までXLの服の布を主に腹で使ってたんだと。
XLの生地を主にお腹周りで使い、ボディラインが緩く見える
同じXLでも生地が胸・背中側で張り、シルエットがかっこよく決まる
ケーブル種目とラットプルダウンで仕上げ
後半はマシンを使った種目に移ります。最初は三頭筋を狙うケーブル系種目です。横山さんから細かくフォームを修正されながら、明石さんが追い込まれていきます。
続いては両手にケーブルを持ち、足を一歩前に踏み込んで胸と背中を同時に使う種目。重量設定を間違えた横山さんが苦戦する一幕もありました。
締めはお馴染みのラットプルダウンです。3か月前は35〜40kgでヒーヒー言っていた二人が、この日は55kgで複数セットをこなします。
通常はこの後、傾斜15%・1kmのトレッドミルで有酸素運動を行うのが明石さんのルーティンですが、収録しながらでは厳しいとして、この日はラットプルダウンで締めとなりました。
ヘザーグレーのスウェット生地に隠された機能
グレーの霜降りTシャツが汗で濡れていく様子を見ながら、明石さんがヘザーグレーの生地構造について語り始めます。
グレーの霜降り系の生地、こいつはグレーに染めてるわけじゃないじゃん。白の糸と黒の糸を交互にやることによって、これグレーに見える風になってる。
汗をよく吸うが、傷みやすく肌に張り付きやすい
染料で生地が強くなり丈夫だが、汗を吸いにくい
そこで登場するのが、白と黒の糸を交互に編むことで作られるヘザーグレー霜降りのように見えるグレー杢生地。白と黒の糸を撚り合わせたり交互に編んだりして作られ、Tシャツやスウェットの定番カラーとして親しまれてきましたです。
白と黒を交互に編むことによって、強度と汗を吸う機能性、そして生地の凹凸ができる。だからグレーのやつザラザラしてない?凹凸があるんだよこれ。だから黒だけで編むより、白だけで編むより、張り付きづらいんだよ、肌に。
ただし、これはあくまでヘザーグレーの話で、チャコールグレーのような「染め」のグレーには当てはまらないと明石さんは補足します。運動時にこそヘザーグレーのTシャツが向いている、というのは知っておきたい豆知識です。
筋トレしている人を街で見分ける目
帰り道、横山さんは街を歩きながら「あの人は筋トレしている、していない」を見分ける遊びをしていたと明かします。
街中歩いてるとやっぱわかるんですね。あ、この人なんかやっぱ凹凸あるなとかね、シャツ着てる感じとか、この人あるなとか。
明石さんも「鍛えている人は立っている時に肩甲骨を寄せている」と指摘します。胸を踏ん反り返らせるのではなく、肩甲骨を締めながら胸の中心を引き寄せている姿勢が違うのだそうです。
さらに横山さんは、筋肉がある人は水を多く取り込みやすく、飲んだときに体がパーンと張ると話します。これが「枯れていない」「みずみずしい」印象、つまり健康的な色気につながるという見立てです。
シルバーアクセも体も「使わなければ錆びる、動かしていればピカピカのまま」というアナロジーで、ファッションと筋トレが地続きであることが語られました。
夏は服の節約期間、目標は「タンクトップにシャツを羽織る」
話題は夏のファッションへ。短パンとTシャツ、洗えるシャツがあれば事足りる季節は、実は服を買わない節約期間でもあると二人は笑い合います。
筋肉つければさ、タンクトップ着て、その上にこういうシャツをサッと着るなんて、そういうのやってみたい。タンクトップの上にサラッとシャツを羽織って、胸元をはだけたところに、ゴローズを煌めかせるということをしてみたい。
最後はリスナーへの呼びかけで締めくくられます。次回以降は通常のFashion Victimに戻るとしつつ、この夏に向けた目標やトレーニングの好きな種目、なりたい状態を募集する形となりました。
まとめ
ファッショントークから収録しながらの本格トレーニングへとなだれ込む、Fashion Victim Training Club初回。シャツや靴の話と、懸垂やラットプルダウンの追い込みが地続きで語られる、この番組らしい一本でした。
- インディビジュアライズドへの別注シャツやキャピタルのボーンデニムジャケットなど、二人の「今欲しい服」が具体的に語られた
- ステューシーのビーチパンツをルイーズ・トロッターが着こなしていたことが、明石さんの着方に影響を与えた
- 懸垂・サイドレイズのスーパーセット・プッシュアップ・ケーブル種目・ラットプルダウンと、約45分の実践メニューが収録された
- 筋トレで体が変わると、同じサイズの服でも生地を使う場所が変わり、シルエットがかっこよく見えるという視点が共有された
- ヘザーグレーが白と黒の糸を交互に編むことで強度と吸汗性と凹凸を両立しているという、生地の豆知識が紹介された
