いまさらFW、秋冬シーズンへの前のめり
この回は、明石ガクトさんが旅立つ前に別撮りした取り溜め回です。まだ8月の猛暑の中、テーマは「2026FWファッションヴィクティム何買う?」に決まりました。
かつては「AW(オータムアンドウィンター)」と呼んでいた秋冬シーズンですが、最近は「FW(フォールウィンター)」と言うのが主流になっていると2人は話します。
最近FWって言うらしいよ。昔AWって言ってたよね、オータムアンドウィンター。今FWってめっちゃ言いますね。
AWと呼ぶブランドの例として、明石さんはナイスネスを挙げます。ただこの日は、まさにそのナイスネスが話の中心になっていきます。
ナイスネスのアルバーンチノをめぐる争奪戦
横山さんが真っ先に挙げたのは、ナイスネスのアルバーンチノでした。しかもこれは、明石さんもメモに書いていた同じアイテムで、狙いが完全に被っていたことが判明します。
8月1日の本当に12時前に待機してたんです、僕。オンラインです。
横山さんは発売日に複数の店を追いかけたものの、狙っていたダイスアンドダイスのオンラインでは一向に出ず、他店の情報が飛び交う中で全て敗退したと振り返ります。
最後の望みだったメルカリでも、値下げ交渉のコメントをした瞬間に他の人に買われてしまったといいます。
もうない、もういいじゃなくて、もう来年でよろしくお願いします。
明石さんは、この日の横山さんの感情の乗り方がいつになく強いと指摘します。それだけこのパンツが欲しかったのだと伝わってきます。
なぜアルバーンチノに惹かれるのか
明石さんがアルバーンチノを解説します。これはナイスネスの定番品で、古着の大きいチノパンをベルトで締めたときにできるタックのシルエットを再現したパンツです。ベースはアメリカ軍のM43だといいます。
でかいチノをベルトでキュッとした時に、自らタックを作った感じのシルエットを再現してるチノパンで、これがなぜか今年めちゃくちゃ気分なんですよ。
2人はスレッズをきっかけに、それぞれアルバーンに惹かれていったと話します。明石さんはコモリ好きが集まる中で「アルバーンだわ」という投稿を見て、自分もそう思ったといいます。
着こなしのイメージも2人はほぼ一致していました。ノースリーブやタンクトップ、あるいはシャツをさらっと合わせ、ベルトを締めてサンダルを履く、という「抜き」の美学です。
キャピタルの織り込んだチノにはピンとこなかったのに、なぜアルバーンには惹かれるのか。明石さんは、キャピタルはデザインが入り込んでいるのに対し、ナイスネスのアルバーンは普通のチノパンなのに何か違う点にあると分析します。
色は、横山さんが黒からベージュへと傾き、明石さんもベージュやグレーで迷っていました。避けてきたベージュのパンツに、2人とも今は惹かれているようです。
クロムハーツ店員も反応するデッドリードール
続いて2人が着ている服の紹介に移ります。明石さんが着ていたのは、ジェシー・ジョースタークのデッドリードールのTシャツでした。
丈が短いクロップドボディで、身幅が広いのが特徴です。基本はウィメンズが多いブランドですが、たまにメンズでも着られるモデルがあるといいます。
これ着てクロムハーツ行くと、クロムハーツのスタッフさんの皆さんはやっぱりわかってますから。
クロムハーツの女性店員はほぼ例外なくデッドリードールに反応すると明石さんは話します。彼女たちはクロムハーツ以外のファミリーブランドを敏感に見ているからだと2人は解釈します。
明石さんはこの日、キャピタルカントリーのレオパードショーツも着用していました。化繊でグラミチのような引っ張るタイプの、絶妙な丈感が気に入っているといいます。
靴はいつものロンドンに、クロムハーツのソックスを合わせた「ロンドンハーツ」だと冗談を交えて紹介しました。
横山昴のギャルソン愛と「二つ買っちゃう病」
横山さんが着ていたのは、以前番組で紹介したコムデギャルソン・オムプリュスのパンツでした。撮影でも履くほど気に入り、なんともう1本、サイズ違いで買い足したといいます。
さらにチェックのシャツも、同じ柄の大きいバージョンを買い、2枚目だと明かします。明石さんはこれを「二つ買っちゃう病」と呼びます。
今日これ上下とも二つ持ってるってことですよね。
横山さんは、マイスタイルを少しずつ固めていきたいと語ります。中に着ていたタンクトップはヘインズのビーフィーで、履き込んでちょうど馴染んできたところだといいます。
なぜナイスネスに今まで手を出さなかったのか
2人はナイスネスが恵比寿という近所にありながら、なぜ今まで行かなかったのかを振り返ります。理由は、オーラリーと同じラインとして捉え、自分たちの服ではないと感じていたからでした。
オーラリーはおしゃれだし、すごく評価されてるのもわかるが、俺たちの服ではないな。
かつてコモリ、オーラリー、アプレッセ、ナイスネスは同じラインで語られていました。その中でコモリやオーラリー、アプレッセが抜きん出ていく一方、ナイスネスだけ取り残された印象があったと明石さんは話します。
ただ、国内のセレクトショップからの評価は非常に高いといいます。以前は「N」を強調したトートバッグなど主張の強さや、元ネタのわかりやすい持ってき方に引っかかりがあったものの、今季は全体的に奥ゆかしさが出て、以前と違うと2人は感じています。
転売の状況を確認すると、定価5万円ほどのアルバーンチノが7万円台で取引されていました。横山さんが買い逃したのはベージュのLで6万6千円。店員に聞くと、LとXLは数が少なく、Mが異様に売れているとのことでした。
熱いギャルソン、コモリ、そして黒いライオンハーツ
テーマである秋冬の新作へと話は戻ります。明石さんがまず挙げたのは、コムデギャルソン・オムのバトナーとのコラボです。ジップカーディガンや、マルジェラの名作を作るバトナーによるドライバーズニット形式のギャルソンなど、初のコラボが注目されています。
さらにジュンヤのステューシー、カーハートを絡めたコラボも今季登場します。元ネタがニューヨークチャプトの限定品で、それを踏襲しているため入手は非常に難しいと明石さんは話します。
明石さんが引き続き注目するのはコモリです。素材としてモールスキンを推し、今季はミリタリーコートとダッフルコートの2型が出るといいます。トグルボタンのダッフルは「コモリっぽくない」再解釈として楽しみだと語ります。
金に糸目をつけない人には、コモリと10Cのコラボ「KOMC」を挙げます。通常でも高価な10Cのおよそ2倍という価格ながら、M65以外の型も出る可能性が語られ、明石さんは「もう二度とやらないでしょうから」と価格を度外視すれば買いだとすすめます。
最後に明石さんが最も欲しいと語ったのは、ライオンハーツのデニムジャケットの黒でした。店員との会話から黒の展開が期待されると話し、横山さんが持つインディゴを毎日着込んで袖が縮み育っていくユーザーの例も紹介されました。
一方の横山さんは、新品よりもパタゴニアのヴィンテージなど過去を掘る話に流れがちで、明石さんに「秋冬の新作をチェックしていない」と指摘されます。横山さん自身も、シーズンものへの執着のなさを反省点として挙げました。
トラビス・スコットのシンクロと次回リベンジ宣言
話は靴にも及びます。横山さんがトラビス・スコットの茶色のローカット、AJ1をスニダンで狙っていると話すと、明石さんも最近トラビス・スコットのアパレルを買っていたことがわかり、話がシンクロします。
明石さんが買ったのは、トラビス・スコットがクリストファー・ノーランの最新作「オデッセイ」のスタッフシューズを手がけた縁で作られたアパレルでした。IMAXのロゴが入ったロングTシャツなど、映画ファンにも刺さる内容だといいます。
トラビススコットとクリストファーノーランのダブルネームと思ったら、映画ファンにとってはこれはもう買いました。
最後に2人は、リスナーからの「これを着てみてほしい」というおすすめを募集します。次回は横山さんが2週間かけていろいろなブランドを見て、AWリベンジ回にすることを宣言しました。
まとめ
2026年秋冬の注目アイテムを先取りで語り合う回でした。ナイスネスのアルバーンチノをめぐる争奪戦から始まり、2人の「今欲しい」がにじみ出る内容になっています。
- 今季の中心はナイスネスのアルバーンチノ。定価5万円ほどが転売で7万円台になるほどの人気で、横山さんは買い逃した
- アルバーンは、大きなチノをベルトで締めたタックのシルエットを再現した「土台として優秀」なパンツとして評価された
- ナイスネスは今季、以前の主張の強さが薄れ「奥ゆかしさ」が出たことで、2人の見方が変わった
- ギャルソンのバトナー・ステューシーコラボ、コモリのモールスキンコートやKOMC、ライオンハーツの黒などが注目として挙がった
- 次回は横山さんが2週間かけてブランドを見直し、AWリベンジ回を予告した
