大観衆の中で始まった誕生日公開収録
この回は、おしょうが自分の誕生日を自分で祝う「お誕生日スペシャル」という企画の冒頭部分。ギャラリー(観客)が見守るなかでの公開収録という、いつもとは違う形での収録です。普段は二人が向かい合って話すスタイルですが、今回は観客席に向かって話すため、二人とも「変な感じがする」と最初は戸惑い気味でした。
やっぱね、誕生日っつうのはいいよ。
おしょうによれば、前夜祭からずっと飲み続けていたとのこと。誕生日当日は「布団の中でメッセを返すだけ」で過ごしたそうですが、その布団の中から送ったメッセージが、実は仕事の話にもつながっていました。
おしょうは、目を合わせて話すのが苦手だと語ります。「やましいのがバレるから」「見透かされちゃうから」という理由で、目を合わせない方がいいのだとか。一方、清水いずみは「温度感がわからない」から目を合わせたい派。この対照的なスタンスも二人の掛け合いの味になっています。
トリセツ企画で見えた素顔
今回のメインは「おしょうのトリセツを作ろう」という企画。西野カナ日本の歌手。「トリセツ」という楽曲で、自分の扱い方を恋人に説明する内容が話題になった。の楽曲になぞらえ、みんながおしょうにモテるために、おしょうを知ろうという趣旨です。清水いずみが用意した約10個の質問に答えていきます。
最初の質問「朝の機嫌は何パーセント?」への答えは、まさかの「10ぐらい」。意外にも朝は弱く、家族の中では長男が一番早く起きるとのこと。ちょうど公開収録の場に居合わせた長男が「父ちゃん起きなくても、母ちゃんが起きないと朝ごはん食えないから、母ちゃんを優先的に起こす」と現実的な理由を語る一幕もありました。
| 質問 | おしょうの答え |
|---|---|
| 朝の機嫌 | 100点満点で10点。朝は弱い |
| 一番ご機嫌になる瞬間 | 子供を寝かせた後、一人で飲む時間 |
| 褒められたいポイント | 顔。「めちゃくちゃかっこいい」と言われたい |
| 今年どう扱われたいか | 優しくされたい(水を持ってきてくれる等) |
特に印象的だったのが「一番ご機嫌になる瞬間」。飲み会が好きと答えるかと思いきや、おしょうの答えは「一人で飲む時間」でした。習い事の待ち時間などに一人で外に飲みに行くこともあるそう。その時間に考え事をしたり、大事な決断をしたり、大事なメッセージを送ったりしているといいます。
「今年どう扱われたいか」への答えは「優しくされたい」。ただし、その内容は「飲んでたらお水を持ってきてくれる」というささやかなもの。清水いずみからは「水ぐらいだったらみんな持ってきてくれますよ」とツッコまれつつ、おしょうは「満ち足りてるから、あんまり(望みが)ないのかもしれない」とも語りました。以前の回で「お願いするのが苦手」と話していたことも、この控えめさにつながっているようです。
ギャラリーからの質問と本音の反省会
公開収録ならではの見どころが、ギャラリーからの質問コーナー。学生時代からの付き合いでカメラマンのリク君をはじめ、複数の参加者が質問を投げかけました。
大島さんは今後も学生の方々と一緒に何かやりたいと仰っていましたが、本当にやりたいと思っていますか?
この質問に対し、おしょうは「結論、やりたい。でも向いてないのもわかる」と本音を吐露。学生とのコミュニケーションで「怖い人」だと思われがちで、相手が萎縮しているのがわかると、自分も何を言っていいか緊張してしまうと語ります。その解決策として挙げたのが、清水いずみが間に入る「クッション」の役割でした。
てかもう、立ってくれるだけでありがたいのに、なんで俺、成長してほしいっていう教育欲があるのよ。
その場で「ビジョンを決めさせなくてもよかった」と反省会が始まってしまう場面も。おしょうは、自身の教育欲と学生への向き合い方の間で葛藤している様子でした。なおおしょう自身、リク君がこの質問をした意図を「学生時代からの唯一の成功例だと言っているから、僕みたいな子は今後出てくるのか?という自己肯定感の高い質問」と読み解いていました。
その後もギャラリーから「リク君と私、どっちが大事?」「10年後のおしょうは?」といった質問が続きます。「どっちが大事」の質問には、おしょうは真面目に「二人ともカメラマンとして生きる場面が違う」と答え、ギャラリーから「真面目か」というツッコミが飛ぶ、和やかな空気になりました。
10年後の夢はサッカー専用スタジアム
「10年後のおしょうはどうなっている?」という質問から、あまり公言していないという壮大な夢が飛び出しました。まず語られたのは、海外(インバウンド)向けにサービスや物が売れ、地域にお金が流れている状態をつくること。そして、それ以上に大きな夢が「足立区にサッカー専用スタジアムを建てる」ことでした。
おしょうは自身を「サッカー狂」と表現し、日本代表を「発狂するぐらい応援している」ほど。サッカー専用スタジアムがあるだけで、地域のサッカーへの愛が変わると熱く語ります。この夢を、ともに活動する仲間にも伝えていきたいという思いも明かされました。
泥酔回避のお守り、その誕生秘話
この日の隠れたキーワードが「泥酔回避のお守り」。プラグインの鈴木美先生からの質問で、その構想が詳しく語られました。きっかけは、おしょうが愛聴するご神託ラジオ箕輪厚介氏とけんすう氏によるポッドキャスト番組。公開収録で質問した人限定のオフィシャルグッズとして「炎上回避お守り」を配布していた。のグッズ「炎上回避お守り」でした。
「炎上回避」をパロディにしたワード。お店をやっているとたまにやらかしてしまうお客さんもいる、という実感から生まれた。
Gachi Adachi Clubを漢字表記にした、ヤンキーみの強いデザイン。
お守りは、2025年6月にあるという1周年イベントの来場者に配りたいという計画。さらにおしょうは、この泥酔回避のお守りには海外需要があるとも語り、「ジャスティン・ビーバーが持てばワンチャンいける」と冗談まじりに壮大なビジョンを膨らませていました。10年後の海外展開の夢とも、どこかでつながっているのかもしれません。
ラジオへの思いとサプライズケーキ
終盤では、逆におしょうから清水いずみへ「このラジオを始めてどう?」という質問が。おしょうによれば、当時のYouTube登録者数は22名、Spotifyは7名、一番見られている回の再生回数は100ちょっとという状況。それでも「フォロワーや視聴数を気にしない」「個人的なダイアリーを垂れ流したい」という大前提があると、清水いずみは改めて確認します。
モチベーション消えてないですよ。まだ12回ぐらいしか撮ってないですから。これからですよね。
自己肯定感が高い一方で、「泉ちゃんが俺に合わせてくれているんだろうな」と急に心配性な一面をのぞかせるおしょう。清水いずみは「キュートな一面」と受け止めつつ、「楽しんでますよ」「これからもっと盛り上げて、Spotifyのフォロワーを10人にしたい」と前向きに締めくくりました。
そして収録の最後、パートナーのむっちゃんがサプライズでバースデーソングとともにホールのチーズケーキを登場させます。北千住のグルテンフリーのお店「ペコタペコタ」のオレオのチーズケーキで、おしょうは「全く油断してた」と感激。自分で企画し準備も頑張っていた誕生日会に、思わぬサプライズが加わり、あたたかいムードで幕を閉じました。
なんでみんなこんな優しいの? 泣いちゃう。
まとめ
誕生日を自分で祝うという少し照れくさい企画から始まった今回。しかし蓋を開けてみれば、周りの人たちが用意した数々のサプライズと、ギャラリーの質問によって引き出されたおしょうの本音や壮大な夢が詰まった、豊かな時間になりました。
朝の機嫌は10点、褒められたいのは顔、優しくされたいけどお願いは苦手──そんな人間味あふれる「トリセツ」と、サッカー専用スタジアムという桁外れの夢。そのギャップこそが、多くの人に応援され、祝福される「モテ」の源なのかもしれません。関係性は一朝一夕には育ちませんが、仲間に囲まれて祝われる誕生日の光景そのものが、その積み重ねの答えのように感じられる回でした。
- おしょうの43歳の誕生日を本人主催で祝う公開収録スペシャル回
- 「トリセツ企画」で朝の機嫌は10点、一番好きなのは一人で飲む時間、褒められたいのは顔という素顔が判明
- 学生との協働には「やりたいが向いてない」と葛藤、清水いずみが間に入るクッション役を解決策に
- 10年後の夢は足立区にサッカー専用スタジアムを建て、そこから日本代表選手を輩出すること
- 「炎上回避お守り」に着想を得た「泥酔回避のお守り」を1周年イベントで配布予定
- 最後はパートナーからのサプライズケーキで、あたたかく幕を閉じた
