激動の日々と過去の取材ラジオの思い出
冒頭、おしょうは前夜に子どもを寝かしつけた後、2年ほど前に録った過去の対談ラジオを久しぶりに聴き返したと語ります。当時は雑誌の取材を兼ねてラジオを録るという試みで、清水いずみはトップバッターに近い順番で出演していました。
おしょうは当時を「無謀なことをやっていた」と苦笑い。雑誌のことを考えながら喋るためテンポが悪く、後半は心が折れかけていたと打ち明けます。一方で清水いずみは当時から用意をきちんとしてくる人だったと評価しました。取材時に幼稚園児だった清水いずみの子どもが、今では小学2年生になっているという話に、二人は「子どもはでかくなる」とエモさを噛み締めます。
さらに近況として、おしょうは最近が「激動」で、自分自身だけでなく周囲にもトラブルや状況の悪化が次々と入ってくると吐露。大号泣した日もあったといいます。清水いずみは「毎回ラジオのたびに“いろいろあった”って言ってますよ」とツッコミつつ、平穏な時間があってほしいと心配していました。
ずっといろいろ起きてるじゃんと思って。揺さぶられてない時間があってほしいんですよ、私は。
公開ミーティングで共有された6つの連絡事項
本編に入る前に、清水いずみが「ミーティングも兼ねている」として、シェアしたい連絡事項をまとめて公開しました。普段は見られない打ち合わせの様子がそのまま流れる形です。
この流れの中で、ガチアダチクラブのゲストマスターを務めた百人会議のキュレーター・タカハシさんの「チャージ1000円です」と律儀に一人ひとりへ伝える姿が印象的だったとおしょうは振り返ります。めんどくさがりの自分とは対照的な「ちゃんとしている」タイプだと語りました。
コミュニティ運営で「オーナーが一番邪魔者」な理由
おしょうは自らの「クズだった」エピソードを告白します。ガチアダチクラブでタカハシさんにゲストマスターを任せている最中、知人に誘われて営業中に一緒にガールズバーへ抜け出してしまったというのです。翌日には“酒うつ”がやってきて落ち込んだと語ります。
しかし、そのおしょう不在の時間、お店はタカハシさんとお客さんたちの力でうまく回っていました。ここからコミュニティ運営のノウハウの話に発展します。
おしょうによれば、コミュニティは「フラット」であることがいい条件。しかしオーナーがいると、思い入れの強いその人が中心になりがちだといいます。オーナーがいなくても場が回り、参加者同士がアメーバ状に広がっていく状態こそ理想だと語りました。今回はまさに、おしょうが不在でもタカハシさんやお客さんが自然に助け合う姿が実現していたわけです。
落ち込みかけたおしょうを救ったのは、みのわさんの言葉「ダメなところだけが人間の個性」でした。この言葉を思い浮かべ、自分のダメな部分も個性として受け止めることで元気を保っているといいます。二人はこの言葉を教室の黒板上に飾るような額縁にしたいと盛り上がりました。
初対面で覚えてもらうにはどうしたらいい?
イベントの出展者さんや、誰かのつながりで会った「はじめまして」の方と仲良くなる、自分の存在を認知してもらえるくらいの間柄になるにはどうしたらいいでしょうか? 単純接触回数がものを言うのかなと思っていましたが、距離を縮めるのがうまい人はすごいなと思っています。アルコールという方法は抜きでお願いします。
まずおしょうが挙げたのは「ビジュアル」。鈴木美先生がいつもベレー帽をかぶっているように、外見に一貫した特徴があると覚えられやすいといいます。おしょう自身も、帽子やメガネ、かんなちゃんが家に来ているといったエピソードで覚えられることが多いそうです。
一方、清水いずみのアプローチは「相手への興味を全面に出す」こと。自分のことはほぼ話さず、笑顔と挨拶で印象を良くしたうえで、限られた時間の中では“最後の一言”を大切にすると語ります。
人って聞いたことしか印象に残んないんで、みんなが喋り終わった後の一番最後に横に行って、めっちゃ聞きたかったけど聞けなかった、次回お願いしますって言います。
おしょうは自身の“必殺技”として、足立区・荒川区界隈の人には「トネリライナーノーツ、出ますか?」と声をかける方法を紹介。メディアという武器があるからこそ、連絡先交換や記事化を通じて自然に仲良くなれるといいます。ただしこれは誰でも使える手ではありません。
話題は、二人が初対面で強く印象に残ったというサニーダイナーの関根さんの分析に移ります。トークが軽くてちょうどよく、ジャブのように手数が多い。しかも自分のPRは一切せず、場を温める発言だけをし続けるのが特徴だといいます。
関根さんは、名刺を切らしてしまった際にわざわざ数分後に戻ってきて渡し、清水いずみの帰宅前には名刺のメールアドレスへ連絡までしていたそうです。二人はその徹底ぶりを「人たらし」「惚れさせる」と絶賛しました。
最後におしょうは、ノウハウはAIでも出せるとしたうえで、「作り込みではなく、その場の本当の一言」が大事だと補足。みのわさんがケンスーさんとの初対面でいきなり「妻がめっちゃブチギレてるんですけどどうすれば」と切り出した例を挙げ、インパクトのある“本当のこと”こそ記憶に残ると締めくくりました。
まとめ
近況共有からコミュニティ運営、そして初対面のお悩み相談へと展開した第17回。通底していたのは「自分を押し出すより、場や相手を大切にする振る舞いが、結果的に自分を覚えてもらうことにつながる」という視点でした。ビジュアルの一貫性、相手への興味、そして自分の仕事への自信。この3つが“モテる初対面”の土台になりそうです。
- コミュニティは「オーナーが一番邪魔者」。フラットに、アメーバ状に広がる状態が理想。
- 初対面で覚えてもらう鍵は、ビジュアルの一貫性・相手への興味・自分の仕事への自信。
- 清水いずみ流は「自分を語らず、帰り際の一言+帰宅後のメッセージ」で二度接点を作ること。
- 関根さんのように、自分のPRをせず場を温め続ける振る舞いが強く印象に残る。
- ノウハウの作り込みより、その場での“本当の一言”がインパクトを生む。
