
2020s現代アメリカのダイナミズムやスタートアップの成長を下支えしてきたベンチャーキャピタル(VC)。2010年代以降、日本においてもスタートアップシーンの盛り上がりとともに、VCにも注目が集まっていきました。10年代が「経済優位」の時代だとすれば、20年代は「政治優位」の時代となるなかで、新産業の創出を支えるVCの役割はどのように変わりうるのか。ANRIジェネラル・パートナー、時代社代表の中路隼輔さんと率直に語り合いました。(岡田)
ゲストはANRIジェネラル・パートナー、時代社代表の中路隼輔さん/「未来に投資する」という行為がキリスト教文化圏的?/2010年代は、新自由主義とテックの思想が重なっていた/2020年代における「政治優位」の感覚/小さな課題が解かれ、ビッグイシューだけが残った//高市政権の戦略17分野と官民投資計画/『通産省と日本の奇跡』リバイバル?自由主義的で経済優位な時代は“例外”だった/市場経済が広げてきた協力と、政治が引き寄せる「敵」/「無限に儲ける」インセンティブ構造の課題と「美学」/ファンドの運用期限と、スタートアップの成長の時間軸/急成長モデルから、時間をかけて価値を育てるディープテックへ?CVC、大企業による買収、日本なりのVCエコシステム/政府補助金をとるためにVCから調達する起業家/新たなる倫理を構築する「規範起業家」/Zenlyや培養肉はどのような価値観を書き換えたのか?/思想なき時代に「健康」と「お金」の価値が高まる/『テクノロジカル・リパブリック』における、権威主義に対置される「共和国」の意味//Availability Cascade(利用可能性カスケード)論/資本主義の最後にいる気がする//金融的身体感覚」/金融に「思想」は必要なのか?/社会にチャンスをつくる役割としてのVC/2020年代にどのような「大義」があるのか/現代において「才能」が集まる場所はどこに?インターネットが目指す思想の完成形としてのポッドキャスト/アンドリーセン・ホロウィッツの「ニューメディア」論/経済安全保障は日本のスタートアップの勝ち筋になるのか/インターネット鎖国批判からソブリンAIへ/バイオ、医療、気候変動、少子化などのビッグイシューにVCはどう向き合うのか/模索の時代と、思想的な連帯
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