「悲しいお知らせ」なのに誰も悲しそうじゃない?
堀元さんは冒頭で、ゆる言語学ラジオが今回から週1更新になると発表します。言葉のうえでは「忸怩たる思い」「無念です」と深刻そうに語りますが、2人の声のトーンはまったく沈んでいません。
こんなテンション上がってないことある?
水野さんは悔しがる堀元さんの横で、空いた時間でできることを次々と挙げていきます。エピソードタイトルの「【悲報】嬉しいお知らせ」のとおり、悔しいのは堀元さんで、嬉しいのは水野さんという構図です。
マージャンとかできますよね。
読書もし放題。
今日、人生一嫌な日ですね。
具体的な理由について堀元さんは、収録のペースにも台本の執筆ペースにも厳しさがあると説明します。水野さんは昨年から、更新頻度を減らしたいと言い続けていたそうです。
僕はごまかしごまかし10ヶ月ぐらいごまかして、このままずっと行ってやろうと思ってたんですけど。
台本を書かない「ストライキ」は10ヶ月続いた
水野さんによると、年末のライブ配信で週1更新にしたいと言い出すかもしれないと話し、その後に堀元さんと真面目に話し合ったといいます。結論は、水野さんは週1更新のつもりで収録を続け、ストックが足りなくなったら週1に変える、というものでした。
マジで僕生産量落としたんですよ。なのに10月とかまで持ってさ。
水野さんが台本を書かない間、番組は雑談回や小ネタ回を多く撮ってしのぎました。水野さんは、言語ネタが少ないことをリスナーに申し訳なく思いつつも、ここで折れたら週2更新が既成事実になると考えていたそうです。
ここで俺が折れて台本の執筆をしたら、また週2更新が既成事実になると思いまして。これもうほんとストライキと一緒ですよ。
堀元さんはこれを「国鉄職員みたいなことやってたわけですね、一人で」と受け、素材が尽きたことで負けを認めます。
今回の週1更新が決まるまでの流れは、次のように整理できます。
年末のライブ配信
水野さんが週1更新にしたいと言い出すかもしれないと予告
話し合い
ストックが足りなくなったら週1に変えると合意
台本の生産量を落とす
雑談回・小ネタ回で10ヶ月ほど粘る
素材が不足
当座は週1更新に切り替え
ただし堀元さんは「当座」を繰り返し、素材がたまれば週2に戻す見込みだと強調します。月7本ずつ撮れば2、3ヶ月後には戻せるという堀元さんの計算に、水野さんは「え、なんのつもりで」と返し、方向性の違いが笑いになっています。
週1更新で番組はどう変わる?
水野さんが週1更新を望んだ理由は、番組で使う以外の本を読んだり、プライベートの時間を持ったりしたいからです。水野さんは、この発表は後ろ向きなものではなく、2人が揉めているわけでもないと念を押します。
僕と堀元さんがそれによって揉めてるとか、なんか亀裂が入ったとか、そういうわけでは全然なくて。
水野さんの見立てでは、週1更新になることで、水野さんが台本を書いて話す言語ネタの比率はむしろ上がります。一回一回のクオリティは上がるはずだと水野さんは考えており、堀元さんも「より濃縮されたものがお届けできる」とまとめます。
週2更新。台本が追いつかず雑談回・小ネタ回が増えていた
当座は週1更新。言語ネタの比率が上がり、1回ごとの質が上がる見込み
堀元さんは、リスナーから「雑談回だけ独立させたチャンネルを作ってはどうか」という提案が来ていることも紹介します。堀元さん自身、鼻毛カッターの最適解がわからないという話など、我慢している雑談ネタがたくさんあるそうです。
一方の水野さんは、雑談チャンネルを作っても言語と雑談で週1ずつになり、収録の手間は何も変わらないと反論します。水野さんはこれを「朝三暮四」と呼び、再び稼働を増やそうとする堀元さんを警戒します。
こいつまた稼働させようとしてるよ、こいつ。怖えよ。
さらに水野さんは、週2更新の期間は毎月5パーセントずつ株式をもらい、週1に戻したら返すという案を出します。堀元さんは「株が常に往って来いしてるシステム」と笑いつつ、今後の形は2人で相談していくと話しています。
更新を寂しく見せない「ナンバリング作戦」とは?
堀元さんは、更新が減って寂しく見えないための秘策として、プロゲーマーの梅原大吾 ── 日本を代表する格闘ゲームのプロゲーマー。2004年の大会で見せた劇的な逆転は、海外で「Evo Moment #37」として広く知られていますさんの有名な逆転劇を挙げます。堀元さんによると、大会の運営側はその動画に「#37」というナンバリングを付けたそうです。
このナンバリングつけることによってさ、え、あと36個もこんな面白いやつあんの?って思わせることができる。
堀元さんは、ゆる言語学ラジオも番号だけを2つずつ増やせば、リスナーに週2更新だと錯覚させられるのではと提案します。水野さんも乗り、週2に戻ったら欠番を埋めればいいと話を広げます。
しかし、345、347、349と上げた後に突然346が上がるような状態を想像すると、2人とも「ユーザー体験が最悪です」と結論づけます。すでに「3150回」という番号だけを先に使っていることにも触れ、作戦は取りやめになりました。
最後に水野さんは、堀元さんにも時間ができるのだからパワーアップしようと呼びかけます。2人は、これからもいい企画を考え、いいラジオを作っていくと話して回を締めくくっています。
まとめ
ゆる言語学ラジオは、台本の執筆と収録のペースを理由に、当座は週1更新に切り替わります。悔しがる堀元さんと喜ぶ水野さんという対照的な反応が、そのままこの回の笑いになっています。
- 水野さんは台本を書かない「ストライキ」で10ヶ月粘り、ストックが尽きて週1更新が決まった
- 2人の関係に亀裂はなく、言語ネタの比率と1回ごとの質は上がる見込み
- 堀元さんは素材がたまれば週2に戻す考えで、雑談チャンネル案なども含めて今後相談していく
- 梅原大吾さんの「#37」に倣ったナンバリング作戦は、ユーザー体験が悪すぎるとして取りやめになった





