なぜミキティの質問コーナーが目標なのか?
厚利少売ラジオのこの回は、リスナーから届いたお悩み相談に答える回です。川原卓巳さんは、届く相談のレベルが上がってきていて、まだ答えきれていないものがたくさん積み上がっていると話します。
すがけんさんは、藤本美貴さんのYouTube「ミキティチャンネル」を例に出します。ミキティチャンネルでは質問コーナーが人気で、運営から「今日もお悩み相談です」と言われるやり取りがあり、すがけんさんはそれをいつか自分たちの番組でもやりたいといいます。
ミキティチャンネルもいつも質問コーナーが人気で、さ、今日は何をやりますか?ってミキティが言うと、運営さんが「あ、今日もお悩み相談です」。「まだあるの?」っていう、あれをいつかやりたい。
川原さんは、最初の子どもの妊娠・出産のころに近藤麻理恵さんと一緒にミキティさんと対談したことがあるといいます。当時はママタレントらしい雰囲気だったミキティさんが、YouTubeを始めてからギアの入り方が変わったように見える、と二人は話します。
ほんと現代版[[細木数子::占い師・タレント。テレビ番組で相談者に歯に衣着せぬ物言いで助言するスタイルが話題になりました]]みたいな。
すがけんさんにとってミキティさんの質問コーナーは「完全にベンチマーク」で、厚利少売ラジオのお悩み相談もその形にあやかって続けていきたい、という前置きから本題に入ります。
厚利少売な子育て、1歳と3歳の親にできること
1つ目の相談は、ラジオネーム「著者、厚利少売小さく分けて考える人生は捨て大好き」さんからです。テーマは「厚利少売な子育て」です。
厚利少売の考え方を子供が理解し、実践で活用できるようになるために、親ができるサポートについてご相談させていただきたくご連絡しました。私は現在1歳と3歳の子供がいます。最終目的は子供に自由に選択できる力を身につけてもらうことです。そのための目標の1つとして、お金を稼ぐ力を身につけることとしています。
子供が厚利少売の考え方を理解し、それを自分の力として実践できるようになるために、親としてどのようなサポートができるか。実際の生活や体験を通じて厚利少売の考えを深めるためにできることについてアドバイスいただけると大変ありがたいです。
すがけんさんはこの相談に強く共感します。海外と日本では子育ての仕方が全然違い、その結果、育つ子どもたちも全然違うと感じているからです。
この一歳と三歳の頃なんてまさにちょうどいい気がしていて、これ高校生ですって言われたらどうしようかなと思ってたんですよ。だってもうできることないじゃない。
すがけんさんの考えでは、高校生になると親離れが始まり、自分の道をすでに決めていることも多いため、できるだけ早い時期から子どもにチャンスを与えたほうがよい、ということになります。
モンテッソーリ教育とレモネード、最初の一歩は何か
すがけんさんが1歳・3歳の子の親に勧めるのは、まずモンテッソーリ教育 ── イタリアの医師マリア・モンテッソーリが考案した教育法。子どもの自主性を尊重し、自分で選んだ活動に集中させることを重視しますを調べてみることです。
すがけんさんによると、モンテッソーリ教育では、先生が「この1時間は何々しましょう」と決めるのではなく、「この1時間何しますか?」から始まります。子どもは積み木をやると決めたら、自分で決めたとおりにやり遂げる、という形です。
だからまずはそのそっちやめてこっちしなさいを絶対にやらない。芽を摘んじゃいけない。やりたいことをどんどん伸ばしてあげる、褒めてあげる。
その先の段階としてすがけんさんが挙げるのは、子どもにいっぱい失敗させること、そして実際に商売をさせてしまうことです。例として出たのが、アメリカの子どもが家の前でレモネードを売る話でした。
本当に売ってるし、本当に買いました、僕も。
アメリカで暮らす川原さんは、子どもが売るレモネードをよく買っているといいます。子どもたちがそれを見て「自分もやりたい」と思うことで、商売体験が広がっていくそうです。
500円と500万円の違いを、どう体で覚えるか?
すがけんさんは、お金を稼ぐ感覚はお小遣いのように「振り込まれる」形では身につかないと話します。自分で稼いだ500円がどう入ってきて、使うとどれくらい早くなくなるのかを体験させることが大事だといいます。
親にこれ欲しいって言ったら、それを買ってあげるんじゃなくて、それはいくらだよって教えてもらって。どうやって買うっていう風に言ってもらうと、5000円ってことは、いつものあの500円を10回かみたいにだんだんわかってくる。
すがけんさんが問題にするのは、大学卒業まで商売をしたことがないままサラリーマンになり、給料が振り込まれることに慣れてしまう流れです。それでは起業できないのも当然だ、という感覚を語ります。
やりたいことをやらせる
「そっちやめてこっちしなさい」と言わず、自分で決めたことを伸ばす
商売をやらせる
レモネードのように、小さくても実際に売ってみる
金銭感覚と失敗を早く経験する
500円の入り方・なくなり方を体で知る
厚利少売を教える
いい商売をしようとなった時に、考え方を伝える
すがけんさんは、500円と500万円は全然違うことを感覚として身につけさせたうえで、いい商売をしようとなった時に厚利少売を教えてほしいと話します。
薄利多売の育て方って、やっぱりみんなと一緒でしょってやって同じにしちゃうこと。じゃなくて、厚利少売的子育てをやるには、人と違っていいよってちゃんと言ってあげる。
「みんなと一緒でしょ」と言って同じにしてしまう
「人と違っていいよ」と言い、欲しいものはいくらで、どう稼ぐかを話す
川原さんは、相談者が子どもが1歳と3歳の時点で厚利少売ラジオを聴き、子どもにそれを教えたいと考えていること自体が、相当なアドバンテージだと評価します。
親の古い価値観は、子どもの可能性を止めていないか?
すがけんさんは、子どもの可能性を親がストップしてしまうケースが多いと話します。相談を受ける中では、子どもがゲームばかりしていると悩む親がいても、実はアジアの大会で優勝していて、賞金が出るレベルのこともあるそうです。
今ゲームじゃないですよ。eスポーツなんですよ、例えばね。親の感覚が古いせいで、せっかく仕事が広がってるのに、子供がなんか昔のサラリーマンの絵を描かせられるみたいなのがすごくかわいそう。
そのためすがけんさんは、親も一緒にマインクラフトをするなど、子どもの世界に合わせる「キャリブレーション」が大事だといいます。親の価値観では決めない、という姿勢です。
川原さんも、稼ぐ方法は市場やテクノロジーの変化で刻一刻と変わっていると応じます。AIやノーコードツールで誰でもアプリが作れる時代になり、親側のアップデートが必要だという点で二人は一致します。
800円の損は、学生時代なら安い授業料?
すがけんさんは、商売の経験は学生のうちにさせるべきだと強調します。理由は、学生のうちは親が責任を取れるからです。社会人になると仕事が忙しくなり、会社員から始まると商売の経験を積む機会を逃してしまうといいます。
いいじゃない、800円損しても。小学生のうちとか、いいじゃない。中学生のうちに5000円損しても。
すがけんさんの目安は、子どものお小遣いの単位で、最大数か月分の大打撃を受けるくらいまでは親が許容してあげることです。
一方で、親が止めるべき場面もあります。携帯電話を無理やり作って横流しすると儲かる、名義を貸すだけで稼げる、といった話を子どもがしたら、倫理観で止めるべきだとすがけんさんは話します。
商売を教える。マネーリテラシーもいらない。ファイナンスもいらない。商売をやろう。商売の倫理観を教えようでいいと思うんですよ。
具体例としてすがけんさんが挙げるのは、小学生ぐらいのうちにフリーマーケットで一緒に売ってみることです。雨が降ると売上が下がる、赤いものは売れやすい、同い年の子のことはよくわかるからパパのものより自分のものを売るほうが得意だ、といった気づきが身につくだけでも全然違うといいます。
「なんでだろうね」が考える力を育てる理由
すがけんさんは自分の母親の話をします。母親は何を聞いても答えを教えてくれなかったといいます。ただしそれは意地悪ではなく、「なんでだろうね」と問い返すやり方だったそうです。
なんで空が青いの?みたいなことを聞いたら、うーん、なんでだろうねって聞くんですよ。
あ、これ自分で考えていいやつなんだって。すんごい僕は刷り込まれたんですよ。何聞いてもなんでだろうねって。
すがけんさんは、上司と部下の関係なら「まずはお前の意見から」になりがちですが、「なんでだろうね」は一緒に考える形なので、子どもでも答えやすいと話します。
川原さんが「なんでだと思う?」と親が質問し返す場面はよく見ると言うと、すがけんさんはそれとは違うと補足します。大事なのは、子どもが気になったことに親が大人ぶって答えないことだといいます。
すがけんさんは、この問い返しによって、質問していいこと、答えを自分で考えていいこと、考えたことを人に言っても恥ずかしくないことが徹底的に身についたと振り返ります。母親にそう言われたわけではなく、ただ「なんでだろうね」と聞かれ続けただけだったそうです。
すがけんさんは、周りがお金持ちの家庭で「何とかくんちはフェラーリに乗っている」とマウンティングのように話される場面が嫌だったといいます。それよりも「なんでだろうね」「いくらぐらいなんだろうね」と、いやらしくない範囲で考えさせるほうがいいと話します。
パパもすごいから買えるんだぞとかってやんなくていいんですよ。自分の子供に。そんなのどうでもいいから。
子どもが欲しがるフェラーリは、商売への入り口になるか?
川原さんは、もうすぐ4歳になる末っ子の長男の話をします。車が好きで、通りすがる車を一台ずつ「かっこいい」「かっこよくない」と評価していくそうです。
フェラーリのような車が高速で走り去るのを見て「かっこいい」と言った長男に、お姉ちゃんが「あれ欲しい?」と聞き、「じゃあ買ってあげる」という会話になったといいます。川原さんは、そこから「あれを買えるくらいにはどうしたらいいんだろう」という問いにもつながり得ると話します。
そう、そこそこ。どうやったら買えると思う?なんでだろうって返すのと一緒。どうやったら買えると思う?って子供の熱量があるところでやってて。
このiPhoneさ、いくらだと思う?とかじゃないですよ。子供が欲しいって言ったものでやっていかないと。
川原さんは、熱量があるところに火をくべていくということですね、と受け止めます。すがけんさんは、「いつ買えるの?」と聞かれたら「何歳でできると思う?」と返し、大人にならなくても仕事は始められると伝えれば、「今からならミニカーぐらいは買えるかも」という話にもできると続けます。
頑張って達成することって素晴らしいことだから、それがなぜかスポーツと勉強しかないんだけど、商売だってあっていいわけですよ。
ライアン君の成功が教える、子どもの「いいな」の伸ばし方
川原さんは、一時期YouTubeの登録者数で世界一になった子どもYouTuber、ライアン君の話を紹介します。プロデューサー兼マネージャーを務める父親のシオンさんと、川原さんは親しいそうです。
シオンさんによると、ライアン君が3〜4歳のころ一緒にYouTubeを見ていて、「なんでこの子は(動画の)中にいるのに僕じゃないの?」と言い出したのがきっかけでした。やりたいと言うライアン君の撮影を手伝った結果、才能が開花したといいます。
それは商売したいというよりは、あれいいなを素直に伸ばしていった結果、ああなってるって聞いて、そういう道もあるんだよな、今とかって思った。
すがけんさんは、親からすれば1位でなくてもいいと付け加えます。100位でも1000位でも1万位でも、頑張って何かを成し遂げたことが子どもの実績と自信になるという考えです。
最後にすがけんさんは、厚利でなくてもまずいいから、商売の話をいやらしくなくすることが大事だと話します。川原さんも、お金がいやらしいというのは変で、みんな基本的にはお金で解決しているのだから、と応じます。
価格を2倍にしたアスリートビューティーアドバイザーの変化
2つ目の相談は、アスリートビューティーアドバイザーの花田真澄さんからです。家庭料理研究家の友人から番組を紹介され、4回はリピートしているという花田さんは、まず値上げの報告を寄せました。
今回、とある企業からお仕事のご依頼があり、見積もりを今までの2倍の金額で提示しました。3週間ほどお返事がなく、需要がないということなのかという考えがちらつきながらも、スガケンさんの全世界で10社くらいは発注してくれるところはあるだろうマインドで、他の企業にも営業してみようと思っていた矢先、また別の企業さんから前述の自分が提示していたフィーの倍でオファーをいただきました。
また、最初にお見積もり出していた企業さんからも無事発注いただくことができました。これは厚利少売でこれからやっていくと決めて、ガクブルしながらも価格を上げてお相手の変化に集中しようとしたからこその出来事だなと思いました。
花田さんは、この経験で感じた変化も挙げています。
- 相手の悩みやどうなりたいのかのヒアリングが増えた
- 質を高めるにはどうしたらいいかを考えるようになった
- 「ご予算があると思いますのでご相談ください」という値下げありきの言葉をやめた
- 自分のビジネスの価値を自分が一番信じられるようになった
- 自分のエネルギーを高い状態で維持できるようになった
これまでのフィーで仕事を受けていた
2倍の見積もりで発注を得て、別の企業からはさらにその倍のオファーが届いた
メイクは「卒業」するもの?継続型ビジネスへの相談
花田さんの悩みは、メイクには習得して「卒業」がある点です。仕事は、試合時・表彰式前・メディア対応時などの現場でのメイクアップと、選手自身がメイクできるようになるためのレッスンです。
高額の講座、単発だけではなく、3ヶ月から1年の後にご案内するものが、これまではオンラインサロンでしたが、自分がコンテンツを出し続けることにプレッシャーや負担を感じ、2年前に辞めました。関係性の継続と考えると、商品のリピート、スキンケア、メイクアイテムなどがあるといいのかなと思いましたが、そこは薄利多売ビジネスだなとも思います。
通常継続性は価格を下げることが多いのかなと思いますが、その時の価格は例えば今のオンラインメイクレッスン1万7000円1時間よりも価格を上げるにはどのような思考の転換が必要そうでしょうか。また、片付けコンサルタント養成のように、アスリートビューティーアドバイザーの育成を協会で行っていきたいとも考えています。一般社団法人日本アスリートビューティー協会は2019年に登記しましたが、まだ動かせておりません。
すがけんさんがまず違和感を持ったのは、そもそも卒業する必要があるのか、という点でした。
卒業すんのかなと思ったんですよね。なんで卒業すんだろうと思って。自分でメイクができるからっておっしゃってたけど、いや、芸能人って自分でメイクし続けないよなと思って。
すがけんさんは、試合時や表彰式前、メディア対応時は晴れの日なので、卒業させずにプロとして現場のメイクを続ければいいのではないかと提案します。
「専属がいるので」と言われるには何が必要か?
すがけんさんが課題として挙げるのは、普通のメイクアップアーティストと、アスリート専門のメイクで何が違うのかがまだ打ち出せていない点です。
そのアスリートの方がメイクさん用意してますって言われた時に、いや、すいません、ちょっと専属のがいるので、そっちでやらせてもらっていいですか?ってできないのかなと思いました。
すがけんさんはさらに、変化量の観点から、授賞式などでチーム全体を素早くメイクする対応ができれば、そこから口コミで広がる可能性もあると話します。
川原さんは、「アスリートビューティーアドバイザー」という肩書きから、何をしてくれる人なのかがパッとイメージしにくいと指摘します。メイクだとわかる言葉を入れるか、ファッションも含めたトータルコーディネートを打ち出す手もある、と二人は話します。
「アスリートビューティーアドバイザー」だけでは、メイクなのか装いなのかが伝わりにくい
メイクと明示する、またはスタイリストのようにトータルコーディネートできると打ち出し、専属を目指す
スポンサー獲得まで支えれば、仕事の価値は変わる
川原さんは少し飛躍するかもしれないと前置きしつつ、プロのアスリートにとって主な収益源はスポンサーだと話します。企業と連携してアスリートにスポンサーをつけられれば、非常に付加価値の高い仕事になるという提案です。
プロデューサー的には僕そっちの方がやっぱアスリート系だとみんなが求めてることじゃんか。どう見えるかもそうだけど、やっぱ食い扶持しっかり稼ぐの大事だから。
川原さんは、2倍で出した見積もりのさらに倍のフィーでオファーが来ていることから、花田さんの仕事は本人が思っている以上に価値があり、ニーズがあると見ています。
(花田さんは)存在を知ってもらう、価値を知ってもらう、発信を頑張る方が、多分終わりを気にするよりも前にできることがありそう。
すがけんさんは、スタイリストやメイクアップアーティストと何が違うのかは必ず聞かれるので、その答え、つまり変化量を用意しておくべきだと重ねます。
協会での育成について川原さんは、自分の後任となる人を育てる養成講座は間違いなくあったほうがいいビジネスモデルだと話し、具体的なやり方がわからなければDMで相談に乗れるかもしれないと伝えます。
天井を決めず、目標数字から逆算する
すがけんさんは、花田さんの成果を素晴らしいとしつつも、ここで天井を決めてしまいそうだと感じたといいます。二人の感覚では、まだ入り口で、「倍の倍の倍の倍」も目指せる段階です。
川原さんは、売上でも利益でもいいので、いくらまでやりたいのかを決めてほしいと話します。目標が決まれば「これをやったらいいんじゃない?」とアドバイスしやすくなるからです。
そう、そこ欲しいですよね。やっぱ月何100万円ですみたいに言ってくれたらね。じゃあ何人だねとか。
お知らせのコーナーでも、二人はお悩み相談に目標数字を入れてほしいと呼びかけます。すがけんさんは、年収や月の収入の目標と客単価がわかれば、人数を増やすべきか単価を上げるべきかがアドバイスできると話します。
年商1000万と1億別に丸一個違うだけで計算式一緒じゃないですか。
最後にすがけんさんは著書『厚利少売』を、川原さんは新刊『人生は捨て 自由に生きるための47の秘訣』を紹介しました。川原さんは、厚利少売に取り組むための余白を作る意味でも、捨てることから始めるのは効果的だと話しています。
まとめ
この回は、子育てとアスリート専門メイクという異なる相談を通じて、厚利少売を生活と仕事にどう落とし込むかが語られました。子どもには早いうちに小さな商売と失敗を体験させ、仕事では卒業を前提にせず、変化量と目標数字から価値を組み立てることが勧められています。
- 子どもには「人と違っていい」と伝え、やりたいことの芽を摘まずに小さな商売を体験させる
- 親が責任を取れる学生のうちに、お小遣い数か月分程度の失敗は許容し、倫理観では止める
- 子どもの質問には大人ぶって答えず、「なんでだろうね」と返して考える力を育てる
- メイクは卒業させず、普通のメイクとの違いを示して専属を目指すという発想がある
- 目標収入と客単価を決めれば、人数を増やすか単価を上げるかの算数で打ち手が見える

