リアル収録だと合いの手が増える?
この回は、川原卓巳さんとすがけんさんが同じ場所で収録したリアル収録回です。冒頭では、オンライン収録との違いが話題になりました。
すがけんさんによると、オンライン収録では音声に約1秒の遅延があり、「あ」と相槌を打つと川原さんの話を止めてしまうことがあります。そのため、普段は合いの手を控えていたといいます。
1秒後に拓巳さんに(「あ」が)入って、拓巳さんが止まっちゃうから、あって言っちゃったら、もうその後ずっと喋り続けないと拓巳さんがいつ喋っていいんだってなっちゃう。
今日はもう合いの手入れ放題だから。
川原さんは、相槌があるとどこに共感しているかが伝わりやすいと、すがけんさんの合いの手を前向きに受け止めています。
話は、以前のゲスト回でど素人さんの話に頷いていた場面にも及びました。すがけんさんは、ど素人さんに対して「先輩」という立場でマウントを取るつもりで頷いていたと笑いに変えています。
街で声をかける勇気は「野良犬」側の強み
川原さんが特に印象に残っていたのは、ど素人さんの回ですがけんさんが熱を込めて「難しい」と話していた場面です。街の人に声をかける行動について、すがけんさんは恥ずかしくてできないと語ります。
あの街(の人)に声かけるやつでしょ。あれ恥ずかしいですよ。
一方の川原さんは、自分は「ストリート側」なので、声をかけられる人の気持ちがわかるといいます。すがけんさんは当初、川原さんはテレビ慣れしているからできるのだと考えていました。
ところが川原さんは、自分も街でキャッチの声かけをしていたと明かします。土下座からスタートしたという川原さんの経歴を聞き、すがけんさんは「めちゃめちゃ野良犬だった」と納得していました。
野良犬のようなところから這い上がってきたからできる
テレビ慣れしているからできる。実際は街のキャッチ経験もある「野良」だった
すがけんさん自身も這い上がってきた側のつもりでしたが、声かけについては二人に比べて引いてしまうと笑っています。
厚利少売プロデュースオーディションとは何か
ど素人さんの回での会話から生まれた新企画として、川原さんは「厚利少売プロデュースオーディション」の開始を発表しました。
川原さんは、リスナーが求めているのは自分のビジネスを厚利少売にすることだと説明します。すがけんさんは、9割ぐらいの人はまだ踏み出せていないのではないかと見ています。
でも意外と1割の人はやれてる。けど、なんか成功確率は高いじゃないですか。やったらね。
このオーディションの狙いについて、川原さんは番組で繰り返してきた考え方を持ち出しました。
エントリーはこの放送から開始され、募集要項や審査の仕組みは概要欄に掲載されています。すがけんさんは「めっちゃちゃんとやるんだ」と驚いていました。
選考過程そのものをプロセスエコノミーにする
川原さんは、ど素人さんから学んだ考え方として、オーディションのすべてをプロセスエコノミー ── 完成品だけでなく、制作や挑戦の過程そのものを公開し、共感や価値を生み出す考え方。尾原和啓さんの同名書籍で広く知られるようになりましたで進めると宣言しました。
川原さんの構想では、選ばれた人の現状や葛藤、悩みを二人が伴走しながら変えていく様子を公開します。選ばれた人だけでなく、見ている人にも学びになるコンテンツにするのが狙いです。
出会い
エントリーした人の現状・葛藤・悩みを知る
伴走
川原さんとすがけんさんがフィードバックしながら変化を支える
公開
変化の様子をラジオで配信し、リスナーの気づきや学びにする
つながり
共感したファンや協力者、顧客との出会いが生まれる可能性がある
すがけんさんはこの企画を、K-POPのオーディションや、ちゃんみなさんがプロデュースしたノノガ ── ちゃんみなさんとSKY-HIさんが手がけたガールズグループのオーディション企画「No No Girls」の略称。選考過程が番組として配信され話題になりましたになぞらえました。川原さんも「ノノガの厚利少売版」だと応じています。
まさにあれ(ノノガでのフィードバック)を厚利少売の観点でスガケンさんや私から受け取り、自分自身を変化させていき、ある種厚利少売がスタートしていく。
役回りとしては、すがけんさんがちゃんみなさん、川原さんがSKY-HIさんの立ち位置だと冗談交じりに整理され、すがけんさんは「あんなメイクはできない」と照れていました。
バトンは川原さんからリスナーへ
すがけんさんは、選ばれる人だけでなく、プロセス自体が多くのリスナーにとって価値になると受け止めました。川原さんは、過程を共有することで強いファンや協力者、顧客との出会いもあり得ると話します。
川原さんは2年間、すがけんさんの話を誰よりも黙ってメモしてきたと振り返ります。すがけんさんは、川原さんはすでに厚利少売になっているとリスナーに呼びかけました。
なっちゃったんだよね。みんな、みんな追いついて早く。隣の人もうなっちゃったから。
川原さんは、だからこそ次の人へバトンを渡すのがこのオーディションだと位置づけます。すがけんさんはこれを「0期生から1期生へ」と表現しました。
さらにすがけんさんは、選ばれなくてもフィードバックを受けたり、同じエントリー者とのつながりができたりする意味があると補足しています。
そっか、そこでエントリーして何か発表してくれた人に共感するリスナーさんが生まれるかもしれないってことね。
番組に出ること自体がプレミアムチケット?
川原さんは、ポッドキャストやYouTubeを続ける中で、イベントなどで「テレビの中の人だ」と言われるようになったと話します。話している側には実感がなくても、見ている側には憧れや親近感が生まれるといいます。
それ(憧れや親近感)をこのオーディションの形で僕らと共にやれるは結構プレミアムチケットだなと思ってます。
すがけんさんも、YouTubeなら見られている場所はヒカキンさんと同じで、ポッドキャストなら芸能人のラジオと同じ場所だと指摘し、「みんなチャンスじゃん」と応じました。
価格の面では、通常は高額になる二人の1対1のコンサルが、ラジオの企画として特別に無料で受けられます。川原さんはテレビショッピング風に盛り上げつつ、人生でこれだけの変化を起こせる機会はなかなかないと応募を呼びかけました。
狭き門を補う「厚利少売マスタークラス」
オーディションで最終的に選ばれるのは1人だけです。川原さんは、それでは応募をためらう人もいると考え、もう1つの企画「厚利少売マスタークラス」を用意しました。
1人を選び、無料で4か月間伴走。ラジオに出演し、変化の過程を配信する
エントリー者から選ばれた人が参加するコミュニティ。有料だが通常より大幅にお得な価格で、同じ4か月間に自分の厚利少売を進める
すがけんさんは、マスタークラスは応援団ではなく、参加者自身も実践できる場だと理解しました。名前の由来について川原さんは、海外の各業界トップが教えるオンライン講座「MasterClass」にかけたと説明しています。
川原さんが楽しみにしているのは、マスタークラスが学校の同期生のような関係になる点です。すがけんさんも「個別指導もいいけど、学校も楽しいよね」とまとめました。
多分日本一いや世界の中でも最も厚利少売を目指し、それに近づく人たちの集まりがこの度生まれます。
選考は1次審査、2次審査と段階を踏み、その間に二人とコミュニケーションを取りながら相互理解を進めるといいます。急に選ばれて驚かされる形にはしないと、川原さんは話しています。
「私なんて」と思う人こそエントリーを
すがけんさんは、厚利少売ラジオのリスナーや二人のフォロワーには、上品で謙虚な人が多いと感じています。そのため「私なんて」と応募をためらいがちだと心配していました。
でも逆にそれは僕らを信じて欲しくて。そんな私でも僕らが変えますと。
すがけんさんによると、選考で見たいのは成功しそうかどうかではなく、動機ややる気です。成功しそうな人なら一人でやればよく、素晴らしいのに変われない人を手伝いたいといいます。
川原さんも、申し込まなければチャンスはゼロだが、申し込めば可能性はあると同意しました。本人が一番自分の価値をわかっていないからこそ、エントリーを通じて価値を伝えられる機会になると話しています。
二人はエントリーした人にSNSで表明してほしいとも呼びかけました。すがけんさんは、それがコミットメントになり、エントリー者同士がクラスメイトのように最初から見つかると考えています。
20年前、マザーハウス1号店でペンキを塗っていた
川原さんが「ゆくゆくエントリーした人たちが各業界で活躍する同期生になるかもしれない」と話したことから、すがけんさんは最近ICCで経験した出来事を語り始めました。
すがけんさんはICCで、マザーハウス ── バングラデシュなど途上国で生産したバッグなどを販売するブランド。山口絵理子さんが創業し、副社長の山崎大祐さんとともに経営していますの副社長である山崎さんに久しぶりに会ったといいます。山崎さんはすがけんさんのことを覚えていました。
すがけんさんは20代前半から中盤のころ、社長の山口恵理子さんと親しく、友人数人とボランティアでマザーハウス1号店づくりを手伝っていました。山口さんの著書『裸でも生きる』を読んでいた川原さんは、本で読んだ場面にすがけんさんがいたことに驚きます。
周りみんなは僕を知ってるから、経営アドバイスでもしたんかなと思うじゃないですか。一号店の上、ペンキで塗ってたんですよ、僕。
すがけんさんは、多少ITのアドバイスもしたものの、それだけでは世の中は動かないため、みんなで手弁当で施工していた時代だったと振り返ります。そして、何者でもなかった頃から何十年か経ってうまくいったのが自分だと語りました。
20代前半、マザーハウス1号店のプレハブをボランティアで作り、ペンキを塗っていた
20年後、同じICCの会場で再会し、山崎さんから「いつか会えたらいいなと思っていた」と声をかけられる
だから今の皆さんも、もうその頃のプレハブ作ってるぐらいの頃だとしても、そこから10年とか20年でガラッと変わるはずなんで。
挑戦を応援する姿勢は何も変わっていない
川原さんは、ビジョナリーな女性を支える男性が海外で社会課題解決のビジネスを手がけるという点で、自分と山崎さんの立ち位置は似て見えるといわれることがあると話します。すがけんさんは、野良犬の川原さんとエリートの山崎さんは違うと笑っていました。
そのうえで川原さんは、20年前のペンキ塗りと現在のすがけんさんの仕事には共通点があると指摘します。意義あることを応援する姿勢は変わらず、変わったのは力になれる能力だけだという見立てです。
ペンキ塗ることぐらいしかできなかったけど、当時は。でもやっぱりなんかね、素晴らしいことはなんかいいって言わなきゃダメじゃないですか。
すがけんさんは、当時は会社をつまらないと思いながらサボって手伝っていたと振り返ります。人生の転機はITと厚利少売の2つで、今なら厚利少売もAIもリスナーに手渡せると話しました。
ぜひ飛び込んでほしいですよね。うん、ペンキ塗るつもりで。そんぐらい簡単なことだから。エントリーすることぐらいは。
川原さんも、二人には若くてうまくいかなかった時期が長かったからこそ、人の可能性を信じられると語ります。すがけんさんは、本当にやった人はうまくいっており、やっていないだけだと述べ、さらに1段、2段上がるのを手伝うのが自分たちにできることだと締めくくりました。
まとめ
この回では、1社限定で4か月間無料伴走する厚利少売プロデュースオーディションと、同期と一緒に実践する厚利少売マスタークラスが発表されました。すがけんさんのマザーハウス1号店での経験は、何者でもない時期からでも10年、20年で大きく変われること、そして挑戦を応援する姿勢が二人の原点にあることを示しています。
- オーディションは1人を選び、無料で4か月間伴走する。変化の過程はプロセスエコノミーとして配信される
- マスタークラスは、エントリー者から選ばれた人が同期生として厚利少売を実践するコミュニティ
- 選考で重視されるのは、成功しそうかどうかよりも動機ややる気
- すがけんさんは20代前半、マザーハウス1号店をボランティアで手伝い、ペンキを塗っていた
- 「私なんて」と思う人こそ、ペンキを塗るつもりでエントリーしてほしいと二人は呼びかけている

