📝 エピソード概要
本エピソードは、全4回にわたる「退職金制度」シリーズの第1回として、退職金の超基本やメリット・デメリットを解説しています。定年退職金の相場(大企業2,000万円、中小企業1,000万円)を押さえた上で、税制・社会保険料面の利点や制度導入時の注意点、主な積立方法の概要について社労士の視点から分かりやすく紹介しています。
🎯 主要なトピック
- 退職金の相場と概要: 新卒から定年まで勤めた場合の相場は大企業で約2,000万円、中小企業で約1,000万円が目安となります。
- 退職金制度を導入するメリット: 求人でのアピール力向上に加え、給与支給と比べて社会保険料がかからず、税制面でも優遇されるため資金効率が高くなります。
- 導入に伴うデメリットとリスク: 一度導入すると廃止が難しく、退職が重なった際の資金繰りリスクや、月給が低く見えることで求人に逆効果となる懸念があります。
- 退職金準備の4つの手法と現預金積立の注意点: 準備方法(現預金、中退共、生命保険、選択型確定拠出年金)のうち、現預金での積立は法人税等の関係で資金効率が悪いため非推奨と解説しています。
💡 キーポイント
- 退職金は給与や賞与に比べて税金が優遇され、原則として社会保険料がかからないため、手取りと会社負担の双方でメリットがあります。
- 一度制度を作ると不利益変更や廃止が極めて難しいため、将来の資金繰りや給与体系の柔軟性を考慮した慎重な設計が不可欠です。
- 単に会社の現預金で貯める方法は二重に税金がかかるため非推奨であり、自社に最適な外部制度(中退共、生命保険、DCなど)の選定が重要です。

