📝 エピソード概要
本エピソードでは、株式会社YOUTRUST代表取締役CEOの岩崎由夏氏が、起業に至るまでのユニークな道のりを語ります。彼女は自身の本質を「怠惰だからこそ環境で追い込む」と分析し、その生存戦略が行動力の源泉であることを明かします。
DeNAでのロジカルな経験を経て、転職市場の課題に気づいた岩崎氏は、メンターの「煽り」をきっかけに起業を決意。組織作りにおける「陽」の重要性や、30代・40代の起業家としてのロールモデルの責任についても深く掘り下げています。
🎯 主要なトピック
- キャリア初期と「秘書」的経験: 大阪大学理学部を卒業後、DeNAに入社。子会社ペロリへ出向し、経営企画職でありながら、創業者(中川綾太郎氏)の生産性を高めるCOO的な役割を担い、スタートアップの面白さに触れました。
- 「怠惰」を克服する生存戦略: 元来、怠惰な人間であると自己認識しているため、あえて「出会った中で一番しんどそうな会社」を選び、退路を断ち追い込むことで熱中し、楽しくいられるという哲学を形成しました。
- 起業の決定的なきっかけはメンターの煽り: 転職活動の煩雑さに直面していた際、中川氏から「岩崎さん、そういう時に起業ってするんだよ」と煽られたことが直接の引き金となり、起業を決意しました。
- フリーランス期間のケツを切る: 中川氏から「半年以内でフリーランスを終わらせ、ケツを切れ」と助言を受け、稼ぎすぎて起業の目標を見失うことを防ぐため、期限内に会社設立に必要な資金を貯めました。
- 組織運営における「陽」の伝播: 経営者は体調管理と心の健康が最重要であり、心の根っこが「陽」であること(前向きであること)が組織全体に伝播し、人を集める上で不可欠であると説きました。
- ロールモデルとしての責任感: 7年間の起業経験を経て、「もっと短期間で成功できたはず」という悔しさを原動力とし、自分たちが楽しそうに生きる姿を見せることが下の世代への貢献だと意識し始めました。
💡 キーポイント
- DeNA入社時、知識ゼロで「新卒採用」を第一希望とするも、仕事ができずに年収が下がる経験をするが、師匠からの愛のある指導で社会人としての基礎を身につけた。
- 岩崎氏にとって起業は「男のすなるもの」という潜在的な刷り込みがあり、自身のキャリア選択肢には入っていなかったという点が特徴的である。
- 起業初期は、大企業のプレイヤー時代と比べてミーティングなどがなくなり「こんなに暇なの?」と感じ、かえって進捗への不安を感じた。
- 経営において重要なのは、勤労(ミーティングを詰めること)ではなく、脳と心をいかに健康に保ち、シャープな意思決定をし続けるかである。
- 佐俣氏夫妻は、岩崎氏夫妻にとってキャリアだけでなく「家族の運営」も含めた包括的なロールモデルであり、シッター紹介などの支援は事業継続において計り知れない価値があった。
