📝 エピソード概要
Alpaca共同創業者・CPOの原田均氏をゲストに迎え、伝統金融とクリプト(暗号資産)が交差する最前線について語られたエピソードの後編です。FTX破綻危機やクリプトの冬を乗り越えた裏側、金融市場における数十年に一度の「トークン化」の波、そして原田氏の原体験であるオープンソースやWeb2.0カルチャーについて幅広く論じられています。
🎯 主要なトピック
- FTX破綻の危機劇と事業継続の決断: FTX US破綻の直前に手動で顧客資産を引き出した壮絶な体験と、冬の時代でも撤退せずクリプト事業を継続した理由を明かします。
- 金融市場の歴史的アップデート「トークン化」: ステーブルコイン決済など伝統金融とクリプトの境界が消えつつある現状と、紙から電子、そしてオンチェーンへの移行期であることを解説します。
- グローバル視点で見る日本市場のポテンシャル: トークン化の本質は国境を越える点にあり、日本株を海外市場へひらく「外向き」の発想こそが重要であると指摘します。
- 原点のオープンソース開発とWeb2.0カルチャー: PostgreSQLへの貢献経験やWeb2.0初期のAPI・マッシュアップカルチャーが、現在のAlpacaのオープンな開発思想の根底にあることを語ります。
💡 キーポイント
- トークン化はキャピタルマーケットの歴史的大波: 紙管理から電子化への移行に続く、金融市場における数十年に一度の基盤アップグレードである。
- グローバルなアクセシビリティの向上: 資産のトークン化やステーブルコインの価値は国内での閉じた利用ではなく、海外のアクセス不能なユーザーへ金融サービスを開放する「ボーダレス性」にある。
- ビジョンに基づく決断とボードマネジメント: 市場の低迷期や取締役会からの撤退要求に対しても、将来の金融インフラにブロックチェーンが不可欠であるというミッション(信念)を貫いて事業を継続させた。
- デベロッパーカルチャーの継承: オープンソース(PostgreSQL)への機能実装やWeb2.0時代のマッシュアップ体験が、世界の金融オンチェーン化を早めるプロダクト開発の原動力となっている。
