2026年最初の配信は「科学系ポッドキャストの日」に参加し、共通テーマ「笑い」についてAIエンジニア視点で語り尽くします。 AIに冗談を言わせて「寒い」と感じたことはありませんか?実はそこには、AIの安全装置や確率的な仕組みという技術的な壁が存在します。今回は、なぜAIは面白い嘘がつけないのか、最新の研究論文が示す「エイリアンセンス」とは何かを解説。さらに後半では、しぶちょーが自作した「大喜利特化型AI」と、ChatGPTやGeminiなどの大手AIが対決する「AI-1グランプリ」を開催!果たしてAIは人間を笑わせることができるのか?新春から学びと笑いをお届けします。
【目次】
(00:00) 新年のご挨拶と「科学系ポッドキャストの日」
(03:27) AIに「面白いこと言って」と頼んだ悲劇
(07:08) AIにとってユーモアは「AI完全」な難問
(10:37) 人はなぜ笑う?「良性違反理論」と緊張の緩和
(18:30) AIが面白くない技術的理由:安全装置と確率論
(29:40) 最新研究:AIの笑いは「エイリアンセンス」?
(41:12) 脳科学:なぜおじさんはダジャレを連発するのか
(52:00) 激闘!自作モデルvs大手LLM「AI大喜利対決」
(60:40) 特化型AIを作るファインチューニングの威力
(65:37) 書籍紹介『ユーモアは最強の武器である』
(70:46) 今年の目標は「0を1つ増やす」10倍成長
【今回の放送回に関連するリンク】
[書籍]ユーモアは最強の武器である
https://amzn.to/3L5SGUd
Assessing the Capabilities of LLMs in Humor: A Multi-dimensional Analysis of Oogiri Generation and Evaluation (ユーモアにおけるLLMの能力評価:大喜利の生成と評価の多次元分析)
https://arxiv.org/pdf/2511.09133
学習済み言語モデルからの生成データを活用した文駄洒落化の性能改善
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tjsai/40/5/40_40-5_C-P44/_pdf/-char/ja
【今回の要チェックキーワード】
AGI(Artificial General Intelligence): 人間と同等、あるいはそれ以上の汎用的な知能を持つとされるAIの概念。特定タスクに特化した現在のAIとは異なり、未知の問題にも柔軟に対応できるとされる。
AI完全な問題(AI-Complete Problem): その問題が解けるなら、人間並みの知能を持つAIが実現していると言えるような課題。自然言語理解や常識推論などが代表例で、AGI研究の難しさを象徴する概念。
良性違反理論(Benign Violation Theory): 人が「笑い」を感じるのは、何かの規範が破られているが、それが安全・無害だと認識されたときだとする理論。ユーモア研究や大喜利の構造を説明する心理学モデル。
大喜利AI: お題に対して人を笑わせる回答を生成することを目指すAI。言語理解だけでなく、文脈・ズレ・意外性といった高度な判断が必要で、「AIはユーモアが苦手」という議論の中心的題材。
株式会社わたしは: 大喜利AIの開発・研究で注目を集めた日本のスタートアップ。AIとユーモアという困難なテーマに挑戦し、AI研究の限界と可能性の両方を示した存在。
ファインチューニング(Fine-Tuning): 事前学習済みのAIモデルを、特定のデータや目的に合わせて追加学習させる手法。専門分野への適応や出力傾向の調整に使われる。
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【番組の概要】
日々のAIトピックを、現役のAIエンジニアがやさしく解説する対談番組。AIニュースに驚き疲れたあなたに、おちつきを提供します。AIニュースの、驚くポイント、驚かなくても良いポイントがわかります。
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