全国漫才ツアー2027の日程と会場
昨日発表されたキングコングの全国漫才ツアー2027の開催が決まったと報告されています。
日程と会場は、2月11日の東京・浅草公会堂を初日に、宮城、大阪、福岡、愛知と続きます。
千秋楽は4月2日、兵庫県川西市のキセラホールです。ここはコンビにとって特別な場所だといいます。
最後川西で終わります。もう僕たち二人がコンビを組んだ場所なので、自分の地元でもありますけども、そもそも僕らはここでコンビを組んだので、最後はここだろうということで。
チケット発売は来月で、詳細は日程が近づいたら伝えるとしています。
なぜ「削ぎ落とした先」が漫才だったのか
コンビで全国ツアーをすること自体は前々から決めていたと明かされています。ただ、内容をどうするかは考えていたそうです。
当初は、二人がやりたくなった時にいつでも追加公演ができるスタイルを模索していました。
美術セットや照明を必要最小限にし、キャストも西野さんと梶原さんともう一人ほどという、再現性の高い超ミニマムな舞台を目指していたといいます。
ところが、極限まで削ぎ落とすことを突き詰めると、たどり着いたのは漫才でした。
キングコングのファンが今二人に一番求めているのも漫才だろうと考え、原点に戻ってきたと語られています。
YouTuberとして成功した人間と、絵本やミュージカルや映画や美術館などで瞑想を極めた人間が、今このタイミングで漫才をするのは面白そうだなと思ったんですね。
ネタは全部西野が書いてきたという告白
一方で、西野さん自身が頑張らないといけない部分に難しさもあると正直に語られています。
キングコングのネタは、1年目から全部西野さんが書いてきたといいます。
当然梶原さんがそこに色をつけてくれて、何倍にも面白くしてくれているんですけれども、ベースは西野が梶原のボケを書いて、それに西野がツッコむっていう形なんです。
漫才も梶原さん主導でボケていくスタイルが主でした。ただ、それが通用したのには理由があったといいます。
かつては梶原雄太というキャラクターが世に知られていなかったため、いい意味で漫才用のキャラクターを作ることができたからだと説明されています。
素の梶原が知られた今、昔のスタイルが使えない理由
今はYouTubeで梶原雄太さんのキャラクターが完全に知られていると指摘されています。
テレビで大人しくしている姿も見られ、キングコング二人が素で喋る姿も毎週届けてしまっているといいます。
そこで見せている梶原さんの姿と、これまでの漫才で見せていた梶原さんは別物だといいます。昔から別物だったが、当時はそれがバレていなかったのだと語られています。
昔みたいに梶原さん主導でぽんぽんぽんぽんボケていくっていうことを今やってしまうと、嘘じゃんと。雄太梶原はそんな人間じゃないじゃんってなっちゃうんですね。
先日の番組では、ナイナイの矢部さんから、キングコングは本来ボケとツッコミが逆なのではないかと言われたことにも触れています。
芸人さん全員言うんですけど、逆なんですよ。実は僕なんです。ずっとふざけていたい、ボケていたい奴は。
今の梶原雄太こそが「最大のボケ」
そのうえで西野さんは、今の梶原さんこそが最大のボケだと考えを語っています。
昨日のカジサックの周年イベント、武道館ライブ、幕張メッセのライブでも、梶原さんは勝負どころでちゃんと泣くのだといいます。
あんなの梶原さんと柴田理恵さんしかできない。泣くんですよ、ちゃんと。ステージ上で余裕かましてる僕なんか全然面白くなくてね。
本番前にちゃんと緊張し、登場と同時に泣いてしまうところが最高だと話されています。
幕張メッセでは、その日4度目の登場で1分ほど泣けるのだといいます。しかも新曲『無限鉄道』の初披露で泣き崩れ、歌えなくなったそうです。
長年歌い続けてきてついに、ではなくて、初披露ですよ。初披露。そんでその日4度目の登場。
お客さんはその曲にまだ思い入れがない中、梶原さんだけが「みんなありがとう」と言いながら泣き崩れる。それを最高のボケだと評しています。
一番優秀ではなく、一番好きな奴とコンビを組んだ
テレビで立ち回れる芸人も、大喜利が強い芸人も、ツッコミが上手い芸人も山ほどいると西野さんは認めています。
しかし自分は一番優秀な奴とコンビを組んだわけではないと語ります。
その相手が年齢を重ね、今はまだ一部の人しか見いだしていない人間的な面白さを持ち始めていると話されています。
今度の漫才ツアーでは、その梶原雄太さんの面白さを出せればいいと語られています。
来年の春、センターマイクの前で待ち合わせましょう。
まとめ
極限まで削ぎ落とした先にたどり着いた原点回帰の漫才ツアー。その背景には、素の姿が知られた今だからこそ通用しない昔のスタイルと、それでもなお梶原雄太さんを「最大のボケ」と語る西野さんの視点がありました。
- キングコングの全国漫才ツアー2027が決定。初日は2月11日の浅草公会堂、千秋楽は4月2日のコンビ結成の地・川西市キセラホール。
- 削ぎ落としを突き詰めた結果、ファンが一番求める漫才という原点に戻った。
- ネタは1年目から西野さんが全部書き、梶原さん主導でボケるスタイルだった。
- 素の梶原雄太が知られた今、昔のスタイルは「嘘」になるため使えないという課題がある。
- 勝負どころで泣いてしまう今の梶原さんこそが最大のボケであり、西野さんは「一番好きな奴とコンビを組んだ」と語る。
