低空飛行だった4本の自作アプリ
海野さんはこの回で、久しぶりに自作のスマホアプリの話を取り上げました。
海野さんによれば、これまでのアプリは大々的な宣伝をしておらず、低空飛行の状態だったといいます。
全然ダウンロードもされないし、売れてるわけがなかったんですよ。
現在作っているアプリは全部で4本あります。それぞれ用途がはっきり分かれています。
茶道の稽古で聞かれる茶杓の銘を、季節にちなんで考えるのを楽にするアプリ
Googleタスクを、iPhoneやAndroidのウィジェットにたくさん表示・消去できるアプリ
大切な人やペットの年齢を入れると、一緒にできる残り回数を見られるアプリ
月間表示で予定を8個ほどまで表示できるカレンダーアプリ
茶道の「御銘」を楽にするアプリという発想
1本目の「御銘は?」は、茶道をやっている人向けの、かなりニッチなアプリです。
海野さんの説明では、稽古の最後に茶杓の銘を聞かれる場面があり、そのたびに季節に合った御銘を考えるのが手間だったといいます。
毎回、稽古の時に御銘を考えるのが私昔面倒くさかったんですね。
その面倒を減らすために作ったのが「御銘は?」だと海野さんは話しています。自分の困りごとを起点にした開発だとわかります。
「ぎっしりカレンダー」を自作した理由
4本目の「ぎっしりカレンダー」は、海野さん自身がカレンダーアプリに感じていた不満から生まれました。
以前使っていたアプリはシンプルで使いやすかったものの、海野さんには気に入らない点があったといいます。
海野さんは月間表示で予定を見るのが好きですが、そのアプリでは1日あたり4つまでしか予定が表示されなかったそうです。
今日は何個入ってるのかなって見た時に、4つまでしか表示されない。
そこで、より多くの予定を出せるものが欲しくなったと海野さんは説明します。「ぎっしりカレンダー」という名前の由来もここにあります。
海野さんの機種では、月間表示で1日あたり8個ほどまで予定が表示されるといいます。ただし表示数は機種によって変わるとも話されています。
無料で使えて、課金で制限を外す仕組み
これら4本のアプリは、いずれも基本的に無料で使えるようになっています。
ただし、機能制限があったり、「ぎっしりカレンダー」の場合は広告が入ったりします。海野さんの説明では、それを外したい場合に課金する仕組みです。
解除したかったら課金を580円とかしてくださいねっていう感じで、なってます。
ダウンロード数はどれくらいだったのか
海野さんは、これまでのダウンロード数を配信中に読み上げました。数字はAndroid分として紹介されています。
| アプリ | ダウンロード数 |
|---|---|
| 御銘は? | 15 |
| タスクウィジェット | 9 |
| 一緒にあと何回 | 28 |
| ぎっしりカレンダー | 24 |
iOS側については、海野さんも数字の内訳をはっきりつかめていない様子でした。合計76ダウンロードという表示に、海野さん自身が驚いていました。
iOS76ダウンロードもされてんの?びっくり。本当にかな?
数字の解釈にはあいまいさが残るものの、海野さんは全体でおよそ100人弱の人がダウンロードしてくれていると受け止めています。
100人弱ぐらいの方が、私の作ったやつをダウンロードしてくださっているということですよ。ありがたいね。
宣伝なしで、ついに売り上げが発生
ここまで無料でダウンロードされてきたアプリに、今回ついに変化が起きました。「ぎっしりカレンダー」で売り上げが発生したのです。
海野さんの想像では、「ぎっしりカレンダー」は広告モデルにしていたため、使ってよかったと思った人が広告を消すために課金したのではないか、とのことです。
注目したいのは、この売り上げが何の宣伝もしていない中で立ったという点です。海野さんは、宣伝はこの音声くらいだったと振り返っています。
なかなかね、この売り上げを立たせるって結構難しいんですけども、今回は何の宣伝もしてない。
海野さんは、身近な人が課金してくれた可能性にも触れながら、あらためて感謝を述べていました。
購読者にはアプリのコードも配布
海野さんは、自作アプリを使ってもらうだけでなく、作り方そのものの共有も進めています。
海野さんのnoteメンバーシップや、Substackの有料購読をしている人には、作ったアプリのコードを配布する予定だと話されています。
Android・iOS両方とも無料で使えるコードをね、お配りしようと、今Codexちゃんが頑張っています。
もともとは「一緒にあと何回」のコード配布サイトだったものを、他のアプリも含めてダウンロードできるよう改修中だといいます。ただ、収録中は連携が外れるなど、作業は難航している様子でした。
まとめ
この回は、宣伝をほとんどしてこなかった個人開発の自作アプリに、初めて売り上げが立ったことを報告する内容でした。数字は小さくても、無料で使ってくれた人が自ら課金したという事実が、海野さんにとって大きな手応えになっています。
- 海野さんは「御銘は?」「タスクウィジェット」「一緒にあと何回」「ぎっしりカレンダー」の4本のアプリを開発している
- 各アプリは基本無料で、機能制限や広告を外したい場合に課金する仕組み
- これまでは低空飛行で、全体でおよそ100人弱がダウンロードしていた
- 今回「ぎっしりカレンダー」で、宣伝なしのまま初めて売り上げが発生した
- note・Substackの有料購読者向けに、アプリのコード配布も準備が進んでいる






