きっかけは「一ヶ月で二千万増えた」というツイート
本編のきっかけは、Twitter(X)で見かけたある投稿だったと話されています。
レバレッジをかけて運用している人が、マネーフォワードの残高をスクショして定期的に上げていたそうです。
ある投稿では、ここ一ヶ月ほどで資産が二千万円増えたと書かれていたそうです。元本が大きく、テック系の増え方が激しいことも背景にあると話されています。
それを見た井上さんは、羨ましい気持ちが当然ないわけではないと認めます。ただ、それと同時に「でも嫌やな」とも思ったそうです。
羨ましいなって思う反面、でも嫌やなと思ってるんですね。
一ヶ月で二千万増えて、今の自分でいられるか
井上さんは、そもそも人生にそこまでお金はいらないと考えている派だと話します。勤勉や節制を美徳とする、少し古いタイプの価値観を美しいと思うタイプだそうです。
一生懸命働けば老後のお金はそんなに心配いらない。収入が減っても、なんとかなると思える。その今の状態が好きなのだと言います。
そのうえで、一ヶ月で二千万増えるような人生の選択は、できれば取りたくないと話されています。
一ヶ月二千万増えたら今の自分でいられる自信ありますか。運用額見ないとか、それなりに手は立てるかもしれないけど、でも一ヶ月で二千万増えるものを運用していると認識した瞬間に、やっぱりマネーフォワード見ないとはなかなか思えないところは僕の中ではあるかなと思っていて。
たくさんのお金を持ちながらお金に支配されない、そんな器を自分は持ち合わせていないのだろうと自己分析します。
増えるペースが早いほど良いわけではない
一ヶ月で二千万の運用益という感覚は、井上さんの中では宝くじに当たる感覚に近いと言います。
増えている時はいいですが、減る時は一ヶ月で四千万減ることもある。それはもう地獄だし、自分にはようやらないと話されています。
だからこそ、お金が増えるペースは早ければ早いほどいいものでもないのではないか、と考えているそうです。
自分の器を超えたお金を持つと、逆にお金に人生の選択を縛られ、ちょうどいいラインで生きられなくなる気がすると言います。
レバレッジ運用の人たちと飲んで感じたこと
最近、いろんなインフルエンサーと話す機会があったそうです。レバレッジをかけて運用したり、テック系の話ばかりする人たちとも一緒だったと言います。
ただ、飲み会で話してみると、みんな普通の人だったと振り返ります。その場で投資の話をするわけでもなく、ごく普通の会話だったそうです。
集合写真を上げた時に、井上さんを知る人から「レバレッジのメンバーばかりなのに井上さんがいるのはカオスだ」といった反応があったとも話されています。
僕はせえへんけど、まあそういうのっていいよな。いい人生というのかな、面白いな、この人な、みたいな感覚があってね。
自分に合ったお金の付き合い方が、自分の中にはあると感じたそうです。それは生まれ持ったものか、読んできた本か、歩んできた道か、はっきりとはわからないとも話されています。
憧れと「模倣の落とし穴」
「ああなれたらいいな」と思う時、私たちは今の自分が変わらない前提で憧れている、と井上さんは指摘します。
しかし実際には、憧れの人になれば、その人の苦しみもそのまま背負うことになる。これを「模倣の落とし穴」と表現しています。
成功している人には成功している人の悩みがあり、外からはそれが見えない。逆に、その人が自分の立場に憧れていることもある、と話されています。
成功してる人には成功している人の悩みがあって、僕にはそれが見えないだけであって。で、僕の立場に憧れてる人もいて。
一億が手に入るなら、その金額だけでなく、手に入れ方の経路や苦しみも含めて全部渡されてしまう。だから憧れには終わりがない、というのが井上さんの見方です。
他人から見れば満足できないような人生かもしれない。それでも、憧れる相手の苦しみを想像すると、自分の人生は割といいものだと思えるのだと語られています。
お金に負けないための「ゆっくり」
いろいろ考えた末にたどり着いたのが、ゆっくりお金持ちになりたい、という結論だと話されています。
お金はとても力が強い。お金が増えていくのに合わせて、自分の内面もレベルアップしていく必要がある、と井上さんは考えます。
精神的なレベルが追いつかないうちにお金だけ急に大きくなると、その力に戦わされて「もう無理」となりそうな気がする、というのがその理由です。
だからこそ、自分の増え方が自分の器に合っているのは、ある意味うまくできているのかもしれない、と締めくくられています。
まとめ
一ヶ月で二千万増えるような運用を見て、井上さんは羨ましさと同時に「自分には合わない」と感じたと話します。お金に支配されず、自分の内面が追いつくペースで資産を増やす。その「ゆっくり」こそが、お金に負けないための自分なりの付き合い方だと語られた回でした。
- 一ヶ月で二千万増える運用を見て、羨ましさと「嫌やな」という気持ちの両方を感じた
- たくさんのお金を持ちながら支配されない器を、自分は持ち合わせていないと自己分析している
- お金が増えるペースは、早ければ早いほど良いわけではないと考えている
- 憧れの人になればその人の苦しみも背負う、という「模倣の落とし穴」を指摘している
- 内面のレベルアップが追いつくよう、ゆっくり資産を増やすことがお金に負けない付き合い方だと結論づけている
