正月明けの牧場と、この日の配信スタイル
この日は1月4日の日曜日。三が日も明けて、世の中は通常営業に戻りつつあるタイミングです。
酪農家の川上さんはいつも通りお仕事中。天気は雨のち曇りで最高気温10度、最大寒波もひと段落したそうです。
この日は牛舎の仕事をパパッと終わらせて、家で溜まった事務仕事に取りかかる予定だとか。
家畜人工授精書の報告と、種付け証明書を書くのと、あとは確定申告ですね。ソフトのアップデートから始めていかないとダメですよね。
そんな中でこの日の配信は、毎週日曜恒例の「1週間のコメント返し」。10分15分ほど、牛乳を飲みながらまったり聴いてほしい回です。
学校給食が止まる今こそ、牛乳の消費を
乾杯の前に、川上さんから牛乳消費のお願いがありました。お正月休みで学校給食が止まると、牛乳の行き先がなくなってしまうんです。
飲食店も休みに入ることで、牛乳の消費はさらに止まります。そのため乳業メーカーや酪農家は、生産を抑えたり牛乳を処理したりと一生懸命なんだそう。
すき焼きや焼肉を食べまくった人も多いはず。だからこそ、シチューやグラタンで牛乳を使ってほしい、というお願いでした。
ここで牛乳の消費を伸ばしていただけたら嬉しいなと思うところでございます。
スタンドFM・YouTubeに届いた気軽なコメント
ここからコメント返しの本編です。まずはスタンドFMから、研修生と配信した回への反応です。
あけましておめでとうございます。コメントもう一人いらっしゃったんですね。てっきり二人でお話ししているのかと思っていました。
この日は女性の研修生に加えて、タイミーで来てくれた地元の人も一緒でした。昔うちで高校生の頃にインターンをしていた子で、今は近くの畜産試験場に嘱託職員として通っているそうです。
本来は出演させないつもりだったものの、研修生が会話のノリで話を振ったことで、3人での珍しい配信になったとのこと。
忘年会みたいなノリでしたね。(拍手の絵文字)
ふわふわした軽いノリの配信を、そのまま楽しんでもらえたら嬉しい、と川上さん。気軽なコメントが本当にありがたいと話します。
チーズの食レポが難しい?川上さんのチーズ事情
続いてYouTubeコミュニティに届いた、チーズについてのコメントです。
ミモレットヴィエイユめちゃくちゃ美味しいです。川上さんは何チーズをかじっていますか?
配信中にチーズをかじっていると思われていたようですが、そういうわけではないとのこと。チーズは好きだけど、こだわって選ぶタイプではないと明かします。
食べ慣れてるからでしょうね。いいチーズを食べちゃうと「クッセ」って思っちゃうんですよね。でも、そう思いながら赤ワインや日本酒に合わせるとめっちゃうまいやつありますけど。
普段は避けるタイプのチーズや、キシキシした安いチーズを買うことが多いそう。海外の安いものを選ぶこともあるんだとか。
そして「ミモレットヴィエイユ」という言葉は今回初めて知ったそう。面白かったので、来週AIでディープリサーチして勉強したいと話していました。
同じ酪農家からの応援コメントに励まされる
新年最初の配信には、決意表明のようなコメントも届きました。
あけましておめでとうございます。今年も牛乳飲みまくります。
これだけで2026年頑張れるよね。本当にセイさんに飲んでもらうために一生懸命絞っていこうかなと思います。
さらに、2025年の総集編にはYouTubeとTikTokの両方からメイプルさんのコメントが。同じ酪農家からの応援メッセージでした。
総集編長い(笑)。最初は面白いことをやっている酪農家がいるわという興味本位でしたが、将来の日本の酪農のためにこんなに頑張っている方がいるんだと今では純粋に応援してますよ。
去年11月頃から始めたTikTokライブがきっかけだったそう。注目してもらうために熱量を込めて、バラエティ感あるスタイルでやっていると振り返ります。
変なおじさんだと思われても仕方ないです。でも、そこから興味を持って牛や酪農に興味を持ってくれる方もおられますんで。
研修生への質問も届いていて、川上さんは「ちゃんと伝えます」と請け合いました。配信でアウトプットして学びにつなげるのが、川上牧場の研修スタイルなんだそう。
和牛農家の求人相談と、紹介の難しさ
この日はTikTokからDMも届きました。名前は伏せて紹介されています。
島根県、鳥取県、広島県あたりで和牛農家さんで人手を募集しておられる方をご存知ではないでしょうか?私の友人が職を探しております。
鳥取出身で島根で酪農をしている川上さんですが、今は求人を出しているところが少ないのが現状だと答えます。
日本人の従業員が辞めて農場が回らなくなり、外国人の技能実習生を受け入れるところが増えているそう。安定的に人手が入るぶん、日本人が入る枠は厳しくなってきているようです。
最新情報が欲しいなら、農業の求人サイトへの登録がおすすめとのこと。一次産業ナビやアグリナビなどに登録しておくと、担当者からエリアの求人情報を教えてもらえるそうです。酪農家仲間から「人がいない」という話を聞いたら、そのときに連絡することもできると話していました。
ただ、知らない人を紹介するのはハードルが高いと本音も。すぐ辞めてしまうと、紹介した側に責任感が生まれてしまうからです。
「川上牧場さんから聞きました」みたいなことをやられると、ちょっと責任感が出てきちゃう。知らない人の場合はそこは避けていただけたら嬉しい。うちの研修生だったら全然やりますけども。
「ゴムの味」になったチーズ食レポ事件
配信の終盤、リスナーから「川上さんはチーズじゃなくてゴムでいいですよね」というコメントが。これには裏話があります。
オープニングテーマを歌う米粒元気さんが、1月1日にニューアルバムを発表。その中の「川上牧場のテーマ」に、気になる歌詞があるんです。
歌詞をよく聞くと、チーズを作ればゴムの味っていう歌詞のところがあるんですけど。
これは、川上牧場の牛乳を初めて使ってくれた飲食店からもらった、その牛乳入りチーズをライブ配信で食レポしたときのこと。
グニョグニョしてますって答えたんですよ。食感としてはですよ。グニョグニョしててゴムみたいだって言っちゃって、「ほんと空気失せるわ」って言われてしまって。そこが歌詞になりました。
チーズ好きだから乳牛を飼っているわけではないのと同じで、乳牛を飼っているからチーズにこだわっているわけでもない、と川上さん。
チーズって文化が深い方が美味しいと思うんだよなぁ。でもまあ、美味しいチーズにまだ巡り会ってないのかもしれない。
最後は、リスナーへの逆質問で締めくくられました。
みんなチーズの表現どうする?ちょっとみんなもやってみてほしいわ。コメント欄で教えてほしい。
まとめ
正月明けで牛乳の消費が落ちる時期だからこそ、家庭での一杯やシチューでの活用を呼びかけた日曜恒例のコメント返し回。同じ酪農家からの応援や求人相談、そしてチーズ食レポが曲になった裏話まで、牧場の等身大の空気が伝わる回でした。
- 学校給食や飲食店が休むと牛乳の消費先が減るため、家庭での消費が大きな支えになる
- コメントは各SNSやアプリからどこでもOK。研修生への質問も配信で本人に届けられる
- 和牛農家の求人は今は少なめで、求人サイトへの登録が最新情報を得る近道
- 「チーズがゴムの味」というテーマ曲の歌詞は、川上さんのライブ食レポが元ネタになっている
