三連休の中日、牧場の日曜の朝
配信されたのは11月2日の日曜日。文化の日をふくむ三連休の中日ですが、川上牧場では今日も休まず配信です。
天気は曇りのち雨。前日は雷が鳴ったり午前中に強い雨が降ったりと、ぐずついた空模様が続いていました。
この日の仕事は2週間に1回の酪農ヘルパー。夕方にヘルパーさんが来てくれるので、さっと仕事を終わらせて子どものお出かけに合わせる予定だと話します。
前日には子牛が生まれたばかり。親牛は元気で、子牛は羊水を少し飲んでいたかなという程度で、様子を見ながら哺乳しているそうです。
岩泉ファームのアイスと「川上イズム」の話
最初のお便りはYouTubeコミュニティのせいさんから。「岩泉ファームのアイスバカうまいです」という写真つきの投稿です。
ホワイトチョコで包んだ牛乳アイスバー。西日本ではあまり売っていないようですが、お取り寄せもできるとのこと。
調べてみると、有名なサウナ施設によく置いてあるのだとか。サウナ人気にあわせた売り方に、川上さんは「面白いな、食べてみたいな」と感心します。
続いてはstand.fmのせいさんから、「川上イズム流行りそうだな」というコメント。研修生さんが牛に対して「ミルクちゃんと飲んでよ」と思い始めた、という配信を受けたものです。
流行っちゃダメなんです、本当に。これは川上だけで抑えていかないといけないです。
冗談まじりにそう返しつつ、「川上イズム」で曲を作ってくれるアーティストがいたら、オープニングやエンディングで流しますよ、と呼びかけました。
牛乳の消費をどう広げるか
stand.fmのサイロさんからは、牛乳の消費についてのコメント。生協などの定期配送で「もう1本多く買いだめできる」とPRするといいのでは、という提案です。
牛乳の賞味期限が2日延びたという配信を受けたもの。廃棄が減ったり、飲むきっかけが増えたりすることにつながるという話でした。
これに対して川上さんは、すでに応援してくれている人は限界まで飲んでくれている、という前提を語ります。
牛乳を飲まない方が飲んでもらえるようなきっかけを、やっぱり作っていかないといけないだろうな。
賞味期限が延びたことを、これまで牛乳をあまり飲まなかった人が飲むきっかけにできないか。すぐにアイデアは出ないものの、そこを考えないといけないと話します。
農産物の適正価格をめぐる議論が一段落しそうだというニュースにもふれつつ、消費が伸びないと解決しないという矛盾があるのでは、という見方を示しました。
古典ラジオのおすすめの楽しみ方
SpoonのレインさんからはPodcastについての質問。「おすすめの古典ラジオの楽しみ方を教えてください」というものです。
川上さんは音声配信が大好きで、仕事中もイヤホンで聴く習慣があるそう。その中でも古典ラジオは、有名な人気Podcastだと紹介します。
楽しみ方として、まずは古典ラジオのクルーになることをすすめます。限定配信で番組が何をしようとしているのかを知り、自分の行動につなげると面白くなる、という流れです。
最新のリンカーン編から入るのもいいし、過去の資本主義編や宗教編、技術革新編もおすすめとのこと。とくに技術の歴史は「めちゃめちゃ面白い」と話していました。
寒暖・髭剃り・お酒。軽めの質問あれこれ
ここからはリスナーからの軽めの質問が続きます。まずマーベリックさんの「暑い時と寒い時、どちらが大変ですか」という質問。
牛の調子でいえば暑い時が大変。でも自分自身は寒いのが嫌で、「寒いと仕事したくない」と本音をのぞかせます。ただ防寒具の進化で、状況は変わりつつあるとも。
続いてレインさんから「可愛い系、美人系、どっち」という質問。39歳になった今は美人系に走ってきている、と笑いながら答えました。
同じくレインさんから「おすすめの髭剃りは」という質問。電動シェーバーは不衛生だという情報を見て、刃を交換できるジレットの5枚刃・6枚刃を愛用しているそうです。
よりこさんの「川上牧場クレープはどうですか」という質問には、原価の壁を指摘。牛乳だけで原価をそろえると1000円を超えてしまい、消費につなげるのは難しいと話します。
マーベリックさんからは「牛乳を使った美味しいお酒の飲み方」の質問。ウイスキーの牛乳割りのホットに蜂蜜やシナモンを入れる飲み方や、松葉樹林という緑茶のカクテルで割る飲み方をおすすめしていました。
中学生の娘が一週間、牧場体験をして
最後は、久しぶりに開いたFacebookに届いていた大切なコメント。7週間ほど前のもので、返信が遅くなったことをわびながら読み上げます。
2025年8月の夏、中学生の娘さんが1週間、川上牧場で牧場体験をしたご家族からのコメントでした。
漠然と牧場の仕事がしたいと何年も言っていた娘。実際、体験で想像を超える実体験をさせてもらい、いろいろ考えることがあったようです。
普段飲んでいる牛乳がどこから来ているのか、当たり前の生活との違いにも気づけたようだ、と綴られていました。
県外から家族で出雲に1週間泊まり、朝晩の作業をしてもらったという体験。丁寧な指導への感謝と、また牛たちに会える日を楽しみにしている、という言葉が寄せられました。
川上さんは「励みになりますね」と受け止め、こうした受け入れの活動をもっと増やしていかないといけないと改めて感じたと話します。
まとめ
日曜恒例のお便りコーナーは、アイスやお酒といった軽い話題から、牛乳の消費をどう広げるかという酪農家らしい悩み、そして牧場体験の感想まで幅広い内容になりました。牛乳を飲むこと以外の応援や、体験の受け入れをどう増やすか。川上さんの模索がにじむ回です。
- 岩泉ファームの牛乳アイスバーは、サウナ施設への展開で話題に。お取り寄せも可能
- すでに飲んでくれている人だけでなく、牛乳を飲まない人が飲むきっかけづくりが課題
- 古典ラジオはクルーになり、番組の狙いを知って行動につなげると楽しさが増す
- 2025年8月には中学生の娘さんが1週間の牧場体験。受け入れの活動を今後も広げたいと話す
