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#4-21. 初回TNF阻害薬不応RA患者への治療戦略:ウパダシチニブ vs アダリムマブ (Annals of the Rheumatic Diseases, 2026)
2026年4月24日 05:00·20分1秒
今回のエピソードでは「Upadacitinib vs adalimumab in patients with rheumatoid arthritis and a prior inadequate response or intolerance to a tumour necrosis factor inhibitor」を取り上げます。関節リウマチ治療において、最初のTNF阻害薬(TNFi)が効かなかった際、別のTNFiへ変更するか、別系統の薬剤に切り替えるべきかは実臨床における大きな課題です。本論文は、初回TNFi不応患者を対象に、JAK阻害薬であるウパダシチニブへの切り替えと、別TNFiであるアダリムマブへの変更を比較した二重盲検ランダム化試験です。結果として、12週時点での疾患活動性(DAS28-CRP≦3.2)達成率は、ウパダシチニブ群がアダリムマブ群に対して有意に優れていました。この研究の最も重要な知見は、初回TNFi不応例において、別のTNFiへ変更(サイクリング)するよりも異なる作用機序(JAK阻害薬)へ切り替える方が早期の疾患活動性制御に優れることを示唆しており、日常診療で次の一手を選択する医師にとって直接的で強力なエビデンスとなるという点で注目されます。しかし、12週時点での身体機能評価(HAQ-DI)の改善には両群間で有意差が示されなかった点や、重大な併存疾患を持つ患者が除外されているため実世界の広範な患者への適応には限界があるという点も考慮し、その臨床的意義を考察していきましょう。
引用元: Mysler E, et al. Upadacitinib vs adalimumab in patients with rheumatoid arthritis and a prior inadequate response or intolerance to a tumour necrosis factor inhibitor: 12-week results from the randomised, double-blind, SELECT-SWITCH study. Annals of the Rheumatic Diseases. 84(1), 1-15, 2026. DOI: https://doi.org/10.1016/j.ard.2026.03.013
注: この音声概要は個人の解釈に基づくものであり、元の論文の正確な内容を保証するものではありません。詳細については元の論文をご参照ください。
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