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#5-18. 便潜血検査とピロリ菌便抗原検査の同時実施の費用対効果 (JAMA, 2026)
2026年7月29日 12:00·20分15秒
胃・大腸癌の同時スクリーニングは有効でしょうか?今回は「Cost-Effectiveness of Fecal Immunochemical Testing Alone vs Co-Testing With Helicobacter pylori Stool Antigen」を取り上げます。台湾のデータを基にした本研究は、便潜血検査(FIT)へピロリ菌検査を追加した際の生涯の健康転帰と費用対効果をモデル評価しました。この研究の最も重要な知見は、FITへのピロリ菌便検査の追加が健康転帰を改善しつつ医療費を削減する「費用削減(dominant)」な戦略であることを示唆しており、地域の効率的ながん検診体制の構築や、日々の診療での予防医療指導に直結するという点で注目されます。しかし、広範な除菌がもたらす抗菌薬耐性への長期的影響が未解明である点も考慮し、その臨床的意義を考察していきましょう。
引用元: Lee Y-C, Liu J-H, Mülder DT, et al. Cost-Effectiveness of Fecal Immunochemical Testing Alone vs Co-Testing With Helicobacter pylori Stool Antigen. JAMA. 336(1), 35-46, 2026.
DOI: 10.1001/jama.2026.6908
注: この音声概要は個人の解釈に基づくものであり、元の論文の正確な内容を保証するものではありません。詳細については元の論文をご参照ください。