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『私の最高の彼氏とその彼女』
著者:ミン・ジヒョン
出版社:イースト・プレス
https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781622576
『僕の狂ったフェミ彼女』で知られるミン・ジヒョンさんの話題作『私の最高の彼氏とその彼女』。
主人公のミレが、オープンリレーション(非独占的な交際関係)を実践する男性と出会い、恋人の「もう1人の彼女」と関わりながら新しい関係性を模索していく韓国小説です。
「友達は複数いていいのに、なぜ恋人は1人に独占しなければいけないのか?」という根源的な問い。
白馬の王子様像や独占欲は社会的に刷り込まれた感情なのか、恋愛(ロマンス)と結婚(暮らし)を同一視する無理、サルトルとボーヴォワールのような「共犯者」としての関係性、そして恋人以上に「もう1人の恋人」との連帯やライバル関係に惹かれてしまう男女の心理まで、既存の恋愛観を揺るがすディープなよもやま話を展開します。
【話すこと】
・オープンリレーション(非独占的交際)を実践する男性と出会った主人公ミレの物語
・友達は複数いていいのに、なぜ恋人だけは「独占」が当たり前とされているのか?
・国家の管理(一夫一婦制)や子育てリソースの配分以外に、独占を肯定する合理的理由とは
・「白馬の王子様」像はメディアや社会に刷り込まれたもの?恋愛感情の発動条件
・社会的な刷り込みがなければ、本能的に「マッチョ」ばかりがモテる世界になる?
・独占したい欲が湧くのは、恋愛だけに限らないのでは。というかなんで恋愛だけ特別なんだろう
・恋愛が終わると連絡先を消す「ゼロか百か」の極端な人間関係の不思議
・恋愛(感情)と結婚(生活・暮らし)を地続きにすることの無理とハードルの高さ
・えなり「チーム人生」。結婚を一対一ではなく複数人での共同生活契約にするアイデア
・サルトルとボーヴォワールに学ぶ、自由で透明な「共犯者」としてのパートナーシップ
・「他の選択肢がない」のと「自分を選び続けてくれること」の決定的な違い
・彼氏のもう1人の彼女の言葉「彼があなたを好きだからって、私への愛が減るわけじゃない」
・全員が対等でないとできないし、めちゃくちゃシビアで健全な関係
・オープンリレーションはフリーランス的?守られる制度がないからこそ対等な対話が必須になる
・振られた時の理由が「純粋に愛されなくなった」しかないという逃げ場のない現実
・恋人本人よりも「恋人のもう1人の彼女」とのシスターフッド・友情に惹かれる心理
・男性側の視点。刷り込まれた「俺が守る」「一番になりたい」という独占欲とプライド
・同じ女性を愛する男性同士の「良きライバル・戦友」としての信頼関係への憧れ
・むちゃくちゃやり合ったあとに耳元で囁かれる「お主できるな」って言われると男性は喜ぶ説
・ロマンスの追求を超えて、最終的に男女ともに「同性との深い友情」に惹かれる面白さ
一言
相手を縛るのではなく、お互いが選び続け合う関係へ。「当たり前」を疑うことで、人間関係の新しい自由と豊かさが見えてきます。
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▼エピソード使用楽曲
Nakazaki-cho/のる
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