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シーズン4の最終回。フローレンスはこれから何を目指すのか、を話して締めくくります。
黒木さんは「インクルーシブ原理主義者だった時期もある」と正直に振り返ります。でも、不登校のこどもがフリースクールに通っているのに「地域の学校に行かなきゃダメだよ」と言われたら、それはしんどい。
そして、わたしたちがイメージできるインクルーシブは、これまで見聞きしたものの範囲でしかない——だからこそ「インクルーシブか、分離か」の二択ではない3つ目・4つ目をつくっていきたい。顧客に聞いても「iPhoneが欲しい」とは言ってくれない、という例えが効いています。
キーワードは「選択肢を増やす」。ヘレンもまさにその1つとして生まれました。女子大や養護学校も、機会を奪われてきた人のために場をつくるアファーマティブアクションだった、という整理も。だからヘレンをやめるのではなく、ヘレンが最適なこどももいる前提で、認可保育園での混ざり合いも、まだ形のない別のインクルーシブも、並行して増やしていく。
現場では本人の意思をキャッチし、社会に対しては選択肢を増やす。障害がなければ選択肢はたくさんあるのだから、障害があっても同じであってほしい——その一点に着地します。長かったシーズン4、ここで完結です。
<目次>フローレンスが目指すものを話す最終回/インクルーシブ原理主義をやめた理由/不登校のこどもとフリースクールの例/今あるものからしか想像できない限界/顧客はiPhoneが欲しいとは言わない/3つ目・4つ目の選択肢をつくる発想/ヘレンも選択肢として生まれたものだった/アファーマティブアクションとしての女子大/養護学校も学びの場をつくる営みだった/本人の希望と意思で選べることが軸/ヘレンが最適なこどももいるという前提/1対1の保育と集団保育のあいだで考える/疾患がよくなったら集団へと考え続ける/現場で意思をキャッチし選択肢を増やす/シーズン4「医療的ケア児編」完結
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