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君主論シリーズ⑩
「マキャヴェリアン」——英語圏では、ずる賢い策謀家のことをそう呼びます。目的のためなら手段を選ばず、信義など気にしない、冷酷な権力者。500年前の一人のイタリア人の名前が、そのまま「悪人の代名詞」になってしまいました。
でも、9回を通じてこの本を読んできた僕たちなら、そこに少し違和感を感じ始めているはずなんです。「あれ、そんなに単純な話だったっけ?」と。
今回は、その違和感を丁寧に言語化していく最終回です。500年の誤解を一枚ずつ剥がして、マキャヴェッリが本当に言いたかったことに辿り着きます。結論を先に言ってしまうと、マキャヴェッリは「悪の書」を書いたのではなく、「覚悟の書」を書いた。
カトリック教会の禁書目録に指定され、シェイクスピアの台詞では悪党の代名詞として引き合いに出され、同時にナポレオンや現代の経営者が読み続けてきた本——なぜ500年経っても揺さぶるのか?。
サムネ画像:ロレンツォ・デ・メディチ(Lorenzo de' Medici, 1449年1月1日 - 1492年4月8日)。イタリア、フィレンツェのルネサンス期におけるメディチ家最盛時の当主。
参考書籍
関連作品(エピソード本文に関連)
番組で取り上げた書籍紹介
https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/84676b46a574170
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