祝日に「下手に書く」書道アート?
オープニングで話題になったのは、収録日の文化の日の過ごし方です。オサレビト光さんは、別のコミュニティのオンラインマルシェに参加し、この日が弟の誕生日だったことも明かしました。
カグア!さんは、前回の「ワートリの兄弟・親戚」回と重なると笑います。オサレビト光さんは昔から書道を続けていて、今は書道とアートを掛け合わせた作品づくりをしていると話しました。
ちょっと下手に描くっていう、アートを書道と掛け合わせたものを今やってるんですけども。
オサレビト光さんは先月、初めての作品展も開いたそうです。カグア!さんは「すごい、なんかカルチャーな活動してますね」と感心していました。
カバー裏、なぜ今まで見落としていたのか
今回のテーマは、ワールドトリガーのコミックスのカバー裏にいるキャラクターの考察です。オサレビト光さんはこれまで紙のコミックスのカバーを外したことがなく、外して読み始めたら気になるキャラクターを掘り下げたい衝動が止まらなくなったといいます。
カグア!さんによると、電子書籍ではページをめくるとカバー裏のページが自然に現れるため、「カバー下」という感覚自体がないそうです。紙のコミックスでは、わざわざカバーを外さないと気づけません。
わかってたとしても、作者の芦原先生のコメントは目にはつくんですが、わざわざ(カバーを)外してまで読まなかったりするんですよね。
オサレビト光さんは、16巻・18巻・19巻あたりを中心に話すと宣言しました。カグア!さんは、コミックスの内容に触れるややネタバレ回なので、アニメ派の人はここで停止してほしいと呼びかけています。
柿崎隊長の享年92歳という衝撃
オサレビト光さんが最初に開いて驚いたのは、16巻の柿崎隊の隊長・柿崎国治、通称ザキさんのカバー裏です。そこには柿崎の寿命、つまり享年が書かれていました。
え?寿命?え、ちょっと待って待って、寿命?
16巻は、空閑遊真と柿崎がぶつかる戦いの最中で終わる巻です。オサレビト光さんによると、カバー裏には「悩めるリア充」という二つ名とともに、柿崎の享年が92歳と書かれています。
オサレビト光さんは、バトルシーンの多いワールドトリガーで寿命を明かすのは、今後の物語のネタバレにもなりそうだと驚きます。カグア!さんは、長生きする性格は柿崎の戦い方にも出ていると応じました。
柿崎のカバー裏には、髪の生え際についての記述もあります。眉毛と生え際の距離が近く見えるのは実は前髪で、大半の人が騙されていると芦原先生が書いているそうです。
オサレビト光さんは、ここまで設定を決めるのかという細かさに感動したといいます。カグア!さんも、カバー裏の説明があることは知っていたものの、享年92歳はノーマークだったと話しました。
隠岐くんはモテるのか、モテないのか
次に取り上げたのは、18巻の生駒隊・隠岐孝二です。隠岐は作中でモテキャラのように扱われていますが、カバー裏には「モテるの?モテないの?隠岐」と書かれていて、オサレビト光さんは疑問に感じたといいます。
オサレビト光さんが読み上げたカバー裏の説明によると、隠岐はオフに連絡が取れなくなる時間帯があることから、彼女がいるに違いないと睨まれています。噂も次のようにかなりいじられたものです。
- マスクをした女と一緒に歩いていた
- 一度に10人の女の話を聞き分けた
- 赤い服を着た女を追いかけて時速300キロで走った
隠岐君かわいそうだなっていう。
カグア!さんは、この「連絡が取れなくなる時間帯」は閉鎖環境試験で語られたエピソードとつながり、伏線として回収されているのではないかとSNSで考察されていたと紹介しました。
話は隠岐という名字の珍しさにも広がります。大学講師として毎年100〜200人の学生に接するカグア!さんも、隠岐という名字の人には一度も会ったことがないそうです。
カグア!さんが調べると、隠岐諸島は島根にあり、芦原先生は東京生まれの岡山育ちでした。二人は、島根に近い岡山で育った芦原先生にとっては身近な名前だったのかもしれないと話しています。
「キューピー3分」の海くんと、優秀な兄を持つマリオ
生駒隊からは、南沢海も登場します。カバー裏の二つ名は「キューピー3分ベイルアウト」で、オサレビト光さんは料理番組の「キューピー3分クッキング」と重ねられてしまうのかと笑いました。
カイ君がもっと強かったら、普通にイコマ隊は(A級に)行きそうだもんね。
一方でオサレビト光さんは、海は勉強家だと擁護します。カバー裏には、遊真の動画を2万回見たのに別の相手に即落とされた、という内容が書かれているそうです。
カグア!さんは、閉鎖環境試験でも海はとにかく前向きで明るく描かれていたと振り返ります。オサレビト光さんは、その明るさが生駒達人や隠岐の個性と並んで、生駒隊のバランスを整えていると話しました。
生駒隊のオペレーター・細井真織は、「マオリ」なのに「マリオ」と呼ばれ、「スーパーマオリブラザーズ」という二つ名がついています。カバー裏には、東大と京大に通う優秀な兄が2人いることや、多彩な趣味まで書かれています。
東大と京大に通う2人の兄がいる。小説、ぬいぐるみ作り、作曲など多彩な趣味を持つ
いじられキャラとして描かれ、頭の良さや趣味はほとんど伝わってこない
オサレビト光さんが、これほど設定があるのに本編で使われないのかと驚くと、カグア!さんは映画の撮影現場の例を挙げました。
黒澤映画監督もさ、セットの中で映らない箪笥の引き出しの中に物を入れてたっていうからね。
カグア!さんは、見えないところに情報が詰まっていることが作品の奥深さににじみ出るのだろうと話します。オサレビト光さんも、細井の生活や人間関係が、オペレーターとしての戦い方にも影響しているのかもしれないと考えていました。
野生の王子は5%でクロワッサンを落とす?
続いては、19巻の王子隊です。王子一彰のカバー裏には「父も母も王子」とあり、オサレビト光さんは「そりゃそうだよね」とツッコミを入れます。カグア!さんは、最近イベントで東京都北区の王子に行ったと脱線しました。
さらに王子一彰のカバー裏には、野生の王子を倒すと5%の確率でクロワッサンを落とす、と書かれています。カグア!さんは「ゲームのキャラみたい」と反応しました。
オサレビト光さんが注目したのは、王子隊の蔵内和紀と樫尾由多嘉がどちらも生徒会長だという共通点です。なぜ樫尾がこのチームに入ったのかと考えると、共通点が見えることで隊への愛着が深まるといいます。
このチーム好きだなとか、このチーム応援したくなるなみたいな。そういうのをより深掘りできるじゃないかなって。
王子隊の紅一点・ハヤさんは実はお姉ちゃん
カグア!さんが続けて取り上げたのは、王子隊のオペレーター、ハヤさんこと橘高羽矢です。二つ名は「隠れ虹オタ」で、カグア!さんは、この性格でどういう経緯で王子隊に入ったのかが気になると話しました。
カバー裏によると、橘高羽矢には妹がいるお姉ちゃんです。さらにカグア!さんは、「ハヤ」は名字ではなく下の名前で、名字は「橘高」だと明かし、オサレビト光さんを驚かせました。
カグア!さんは、王子隊のメンバーの兄弟構成もカバー裏から読み取っています。並べると、次のようになります。
| メンバー | 兄弟構成 | 話題になった点 |
|---|---|---|
| 王子一彰 | 一人っ子 | 父も母も王子 |
| 蔵内和紀 | 一人っ子 | 生徒会長 |
| 樫尾由多嘉 | 妹がいる兄 | 生徒会長 |
| 橘高羽矢 | 妹がいる姉 | ハヤは下の名前 |
カグア!さんは、王子が一人っ子なのは「なんかわかる気がする」と話します。オサレビト光さんは、こうした発見をリスナーと一緒に見つけていけたらポッドキャストがもっと面白くなると語りました。
加古さんのチャーハンで二度死ぬ男
次は加古望です。オサレビト光さんによると、加古は6歳からチャーハン作りが趣味で、その手料理は美味しいとされています。ただし好奇心が強すぎて、一部はゲテモノチャーハンになるそうです。
そのゲテモノチャーハンを最も引き当てるのが堤大地です。カバー裏には「二度死ぬ」とあり、チョコミントチャーハンに堤、いくらカスタードチャーハンに太刀川、蜂蜜ししゃもチャーハンにもう一度堤が当たったと書かれています。
一回で諦めればいいのに。
カグア!さんは、蜂蜜ししゃもは少し甘くて魚の旨みもありそうなので、期待してしまうのはわかると堤をかばいました。
オサレビト光さんは、公式のキャラクターブック『BBF』を最近購入したことも報告します。チャーハンの被害を受けない強靭な肉体の持ち主がいるという考察を見かけたものの、カグア!さんが確認すると『BBF』には「多数の犠牲者を出している」程度しか書かれていませんでした。
オサレビト光さんは、この情報の出どころが怪しかったかもしれないとして、知っている人がいたら教えてほしいとリスナーに呼びかけました。
帯島ユカリの部活は「重なり合って」いる?
最後のキャラクターは、弓場隊の帯島ユカリ、通称帯ニャンです。オサレビト光さんが疑問に感じたのは名前で、兄の名前は「葵」と「碧」なのに、帯島は「ユカリ」で色の名前ではないように見える点です。
オサレビト光さんは、ゆかりご飯の紫と解釈すれば色とも取れると話します。そのうえで、名前の付け方に意図があるとしたら、という自分なりの仮説を語りました。
葵と碧という、女性にも付けられそうな名前で女性っぽさを持つ
名前は女性らしいが、キャラクターの見た目は男性っぽい
カグア!さんはカバー裏から、帯島の家がみかん農家で、家業を手伝っていることを見つけます。日当たりのいい場所で育つみかんの手伝いで日に焼けているのだろうと推測しました。
さらにカバー裏には、帯島の部活について、野球部説、テニス部説、サッカー部説、陸上部説があり、観測で確定するまで4つの状態が重なり合って存在しているため、好きな部活を選んでほしいと書かれています。
好きな部活をお選びくださいってどういうこと?っていう、この最後の問いかけにちょっとツッコミを入れたくなった。
オサレビト光さんは、アタッカー気質の帯島には陸上やテニスは遠く感じるとして、好きな部活にサッカー部を選びました。話は女子野球にも広がり、カグア!さんはナックル姫の名前を挙げています。
あなたは加古さんのチャーハンを食べたい?
まとめとしてオサレビト光さんが投げかけたのは、加古望のチャーハンを食べたいかという問いです。カグア!さんは一回は食べてみたいと答えました。
私も一回食べてみて、どっちを引くのかをちょっと自分の運試し要素を確かめてみたい。
カグア!さんはチャーハン作りが得意で大好きだといい、だからこそ余計に加古のチャーハンが気になると話しました。次回は本誌264話を語る予定で、2か月ぶりの新作を前に、二人とも待ちきれない様子でした。
まとめ
今回のエピソードでは、コミックスのカバー裏に書かれた設定から、ワールドトリガーのキャラクターの意外な一面が次々に見えてきました。本編では描かれない細かな設定が、キャラクターや隊への愛着を深める入り口になっています。
- 柿崎国治のカバー裏には、享年92歳という寿命まで書かれている
- 隠岐孝二の連絡が取れない時間帯は、閉鎖環境試験のエピソードと結びつけて考察されている
- 王子隊は蔵内と樫尾がどちらも生徒会長で、オペレーターの「ハヤ」は橘高羽矢の下の名前
- 加古望のチャーハンは8割が美味しく、2割のゲテモノを堤大地が二度引き当てている
- 帯島ユカリの部活は4つの説が重なり合っており、読者が好きな部活を選べる





