人生初の折りたたみスマホ「iPhone Duo」で何が変わった?
ハイエナさんは、育休を1年以上取っている父親です。この番組では、Yahoo!知恵袋に寄せられた質問に本気で答えています。今回はまず、近況の話から始まります。
近況の話題は、Appleが発売した折りたたみスマホ「iPhone Duo」です。ハイエナさんは発売日に予約して当日に手に入れ、人生で初めて折りたたみスマホを使い始めたと話しています。
(iPhone Duoは)まだOSとか含めて全然最適化されていないので、これからいろんなことができるようになっていくのかなと思ってるんですけど、今のところ満足度はめちゃくちゃ高いですね。
ハイエナさんがiPhone Duoで一番よいと感じているのは、画面の大きさです。電子書籍を読むとき、画面が大きいとインプットの量がかなり増えるといいます。
外出先から生成AIに指示を出す場面でも、大きな画面が役立っています。Claude Code ── AI企業のAnthropicが提供する、AIに指示を出してプログラミングなどの作業を進めるためのツール。結果が文章でたくさん返ってくることが多いですは返ってくる文字が多いので、iPhone Duoは「可能性のあるデバイス」だと評価しています。ただし価格はかなり高いため、AppleCareに入ったうえで使う予定です。
iPhone Duoで電子書籍が読み進められるようになり、ハイエナさんは最近、漫画『左ききのエレン』を読んでいます。凡人には天才になれない苦悩があり、天才にも天才なりの苦悩がある。その両方が丁寧に描かれていて面白い、と紹介しています。
もう1冊は、YouTuberグループ・コムドットのヤマトさんの著書『命の燃やし方』です。普段は自分が読まないタイプの本なので、あえて手に取ったそうです。どちらの本も、読み終えたらレビューを書く予定だといいます。
「赤ちゃん見てて」はなぜ伝わらない?前回のベストアンサー
前回取り上げたのは、ベビーモニターがあるからと、夫が寝かしつけのあとすぐに自室でゲームをしてしまう、という相談でした。ハイエナさんはこの回答で、ベストアンサーに選ばれたと報告しています。質問者からの返信も届き、ちょっと嬉しかったそうです。
返信を読んで、ハイエナさんは原因を「指示がふわっとしていたこと」だと考えました。夫婦に限らず、頼み方があいまいだと、お互いに意図が伝わらないことがあります。
(妻は)赤ちゃんの安全を確保してほしいっていう指示なんだけど、男性側からしたら「見とくの?ただ呼吸してるだけですが」みたいな感じにやっぱりなっちゃうので。
そこで前回の回答では、「見る」という作業を分解しました。なぜ見る必要があるのか、見るならどこを見るのか、そもそも見る作業をなくせないのか、という順に考えていきます。過去の回で話したトヨタ生産方式など、工場の業務設計の考え方を応用したアドバイスです。
ハイエナさんは、作業をなくす・まとめるといった見直しを行うECRS ── 業務改善の4つの観点、排除(Eliminate)・結合(Combine)・交換(Rearrange)・簡素化(Simplify)の頭文字。製造業の現場でよく使われますの考え方を挙げています。そのうえで、妻が一番気にしているのはどこかを、夫婦で話し合いながら探っていくとよい、とまとめました。
ハイエナさんによると、最近はベストアンサーをよく取れているといいます。知恵袋の回答者ランキングでも順位が上がっていて、上位5%に入れたら嬉しいと話しています。
「洗い物してから風呂掃除」を譲らない夫に、どう頼む?
今回1つ目の質問は、子どもが2人いる育休中の母親からの相談です。ハイエナさんは、相談文を要約して読み上げています。
相談の要旨: 日中は母親が洗濯、洗い物、哺乳瓶の消毒、上の子の送迎、夕飯作りをしている。夫には帰宅後に風呂掃除、子ども2人のお風呂、夕飯の洗い物を頼んでいた。最近、上の子が「寝かしつけはパパがいい」と言うようになり、夫は洗い物を残したまま一緒に寝てしまう。「洗い物してから寝て」と言うと、今度は洗い物、風呂掃除の順にやるようになり、子どもの寝る時間がどんどん遅くなった。母親は、帰宅したらすぐ風呂掃除をして、お湯を沸かしている間にご飯と洗い物をしてほしいと考えているが、夫は「洗い物してから風呂掃除と決めている」の一点張りで、「そんなに言うなら全部やれ」と言われた。平日の家事をお願いしすぎなのか、という相談。
この相談で食い違っているのは、家事を片付ける順番です。母親が効率的だと考える順番と、夫が守りたい順番は、次のように違います。
帰宅後すぐ風呂掃除をし、お湯を沸かしている間にご飯と洗い物を済ませる
洗い物を終えてから風呂掃除をする。この順番を変えない
「お願いしすぎかどうか」について、ハイエナさんは家庭によるので何とも言えない、としています。そのうえで、夫が順番にこだわる理由を推測しました。
旦那さんが順番にこだわるのは、効率とかではなく、仕事から帰ってきた後の自分なりのマイルーチンみたいなのがあるんだろうなという気がしますね。
そこ(家事の順番)を細かく指示されると、自分のやり方を否定されたというふうに感じているのかなっていうところですね。
ハイエナさん自身にも、思い当たることがあるそうです。夫婦が同じ部屋にいて、片方が子どもを見ている状況は、ハイエナさんにとって結構ストレスだといいます。
お互いにやり方が違っていたりして、そこを指摘しちゃうんですよね。まあ僕も指摘されることもありますし。
指摘されると「こっちが見てやってんのに」という気持ちになってしまう。この経験から、ハイエナさんは、家事を頼むときはやり方(How)までは指定しないほうがよい、と考えています。
相談のケースで母親が守りたいのは、子どもの寝る時間です。そこで、まず「早く寝かしつけたい」という目的を共有し、そのためにどう動けば効率がよいかを夫婦で話し合うしかない、とハイエナさんは話します。
(子どもが寝かしつけをお父さんにお願いしたいのなら)それを実現するのに、二人にとって一番楽な方法が何かっていうのを考えていくのがいいような気はしますね。
具体案として、ハイエナさんは家事分担の入れ替えを挙げました。たとえば母親が風呂洗いを先に済ませておき、その代わりに、今母親が担っている別の家事を夫に引き受けてもらう、という形です。
金銭的に余裕があるなら、時短につながる道具やサービスを入れる方法もあります。洗い物なら卓上食洗機でかなり減らせますし、家事代行サービスで家事そのものを減らすこともできる、と紹介しています。
ただ、この相談については、分担を入れ替えるだけでなんとかなりそうだ、というのがハイエナさんの見立てです。夫は細かく指摘されることでストレスを感じているのかもしれない、とも付け加えています。
生後3ヶ月で20時の寝かしつけは早すぎる?
2つ目の質問は、初めて育児をしている母親からです。SNSで見るほかの家庭と比べて、自分の子の寝る時間が早すぎないか心配している、という相談です。
相談の要旨: 生後3ヶ月。朝・昼・夕方に10〜20分ずつ昼寝し、20時に寝かしつけ、24時にミルクのため一度起こして、朝6時ごろに起きる生活リズム。SNSでは22時ごろに寝かしつける人が多く、早すぎるのか、夜中ずっと寝かせるつもりなのかと心配している。日中は遊びや歌、絵本、天気のいい日は20分ほど散歩。家事は寝かしつけのあとにすべて済ませ、24時には寝るようにしている。育児経験者からのアドバイスがほしい、という相談。
ハイエナさんの家庭でも、生後3ヶ月のころはほぼ同じだったそうです。7時ごろに寝て、そこから夜中までほとんど起きない状態でしたが、今では平均より大きい体重になっているといいます。そのため、24時に起こしてミルクを飲ませているなら問題ないのでは、と答えています。
心配なときにハイエナさんがすすめる目安は、赤ちゃんの体重です。児童館などにある体重計で、週に1回くらい測る方法を挙げています。
測る
児童館に行ったタイミングで、週1回ほど体重を測る
判断
大きく減った、増えなくなったなら、睡眠時間や食事量の不足を疑う
継続
そうでなければ、赤ちゃんが馴染んでいるサイクルを続ける
あわせて、3ヶ月健診や4ヶ月健診、児童館で質問してみるのもよい、とアドバイスしています。
ハイエナさんは、相談者の育児そのものにも感心していました。生活リズムを整え、歌や絵本、散歩も取り入れ、家事も24時までに終わらせている。母親がしっかり育てているから、子どもも安心して寝ているのだろう、と話しています。
最後にハイエナさんは、自身の反省も込めて、SNSで紹介されている育児方法はあまり見ないほうがいい、と伝えています。
子供ってみんなそれぞれ違うので、他の子は(夜)22時に起きているだったらうちも起こさなきゃみたいなのはちょっとよくない気がしますし。
SNSに振り回されてしまうのは、情報がないからだ、とハイエナさんは考えています。だからこそ、医師に話を聞いたり、児童館の職員に相談したりするのがよいといいます。児童館には、助産師や保育士の実習生など、資格を持つ専門職が来ることもあるそうです。
ハイエナさんの家庭では、毎日6時か7時に寝て、朝7時まで起きない生活を続けてきました。ところが最近、子どもの体重が増えなくなりました。そこで夜10時から24時の間に起こしてミルクをあげるようにしたところ、また体重が増え始めたそうです。
うちの子、あんま空腹になっても暴れたり泣いたりしないんですよね。睡眠欲の方勝っちゃってるみたいで。
このように、睡眠欲と食欲のどちらが強いかは子どもによって違います。そこも意識して様子を見てほしい、とハイエナさんは締めくくりました。
産後パパ育休は退院翌日から?連休明けから?
3つ目の質問は、夫の育休をいつから取るべきかという相談です。10月末に出産予定で、退院した日から産後パパ育休 ── 子どもの出生後8週間以内に、父親が最大4週間まで取れる育児休業の制度。2回に分けて取ることもでき、通常の育休とは別枠で使えますを使うのがよいか、連休明けから取るのがよいか、という内容です。
ハイエナさんは、この分野は自分ではよくわからないとして、AIに調べさせた結果を紹介しています。
ハイエナさんがAIに調べさせた回答の要旨は、お金と社会保険料の面ではどちらで取ってもほぼ差がなく、社会保険料は免除され、上乗せ給付もどちらでも対象になる、というものです。違うのは休める日数で、祝日をうまく使うと、有給1日で休める日が2日増えます。そのため、有給に余裕があるなら最初に有給を使うのがよさそうだ、という回答でした。
ハイエナさんが特に大事だと強調したのは、会社への申し出の期限です。原則として2週間前までに提出が必要で、期限は会社の規則によって違うため、すぐに確認すべきだといいます。出産が予定日どおりになるとは限らないので、早めに準備しておくとよい、とも話しています。
産後パパ育休を使うと育休手当が少し増えるので、ぜひ使ってほしい、とハイエナさんは話します。ただ、制度が複雑なので、一番よいのは会社の人事に素直に相談することだ、としています。
育休中のお金については、人事から説明がない場合に備えて、ハイエナさんが注意点を挙げています。育休中は社会保険料が免除され、育休手当も入ります。ただし、手当は振り込みまでに時間がかかり、2ヶ月分がまとめて振り込まれる仕組みです。
収入が3ヶ月間ぐらい途絶える可能性があるっていうところは、ちょっと最初に念頭に置いておかれたらいいのかなと思いますね。
会社の人事が丁寧に説明してくれない場合は、行政やハローワークに電話して聞くのもありだ、とハイエナさんは話しています。
ハイエナさんは、適当なことは言えないと断ったうえで、AIへの質問結果をあらためてまとめました。基本的にはいつ取っても大丈夫で、休める日数を伸ばしたいなら有給を先に使ってから取るのがよさそう、という内容です。出産予定日は変わることもあるので注意が必要だ、と付け加えています。
今回答えた内容は、文章にまとめて知恵袋に投稿される予定です。番組では、これからも育児にまつわる知恵袋の悩みに回答していく、と話して締めくくられました。
まとめ
今回のハイエナさんの回答に共通しているのは、相手や情報に振り回されず、守りたいものを先に決めて考えるという姿勢です。夫婦の家事、赤ちゃんの睡眠、育休制度のどれについても、目的をはっきりさせたうえで、確かな情報源に当たることをすすめています。
- 「見てて」のようなあいまいな頼み方ではなく、目的・対象・なくせるかを夫婦で分解する
- 家事を頼むときはやり方まで指定せず、子どもの寝る時間など守りたい目的から分担を組み直す
- 寝かしつけの時間が心配なら体重を目安にし、SNSより健診や児童館の専門職に相談する
- 産後パパ育休はいつ取ってもお金の差はほぼないが、申し出の期限と手当の振り込みの遅れに注意する





