番組コミュニティが10月で終了、次は何が始まる?
本題に入る前に、かねりんさんから番組コミュニティについてのお知らせがありました。おちつきAIラジオのコミュニティは、10月いっぱいで閉鎖されます。
しぶちょーさんはこの閉鎖を「発展的、爆散」と言い表し、かねりんさんも、コミュニティを改造してバージョンアップし、リブランディングするための終了だと説明しています。
コミュニティの中で案内してますが、強制解約になっているはずですが、もし不安な方はご自身で解約を試してみていただけるとと思っております。
年間プランの参加者についても、損が出ないように対応すると話されています。新しいコミュニティは11月3日の速報回で案内される予定です。
新しいコミュニティも年間プランと月々プランが用意され、週に1本、2人の「裏ポッドキャスト」が届く形になるといいます。しぶちょーさんは、メルマガのようなものと一緒にプレミアムなポッドキャストが付いてくる、よくある形だと補足していました。
米国のDeepSeek排除命令、どこまでが対象なのか
最初のニュースは、米国でDeepSeekの排除命令が出たという話題です。エピソード説明によると、米国土安全保障省が、DeepSeekの製品と、DeepSeekを組み込んだサービスを連邦政府の機関から締め出す命令を出しました。
しぶちょーさんの説明では、対象は行政機関で、軍や機密情報を扱う省庁だけでなく、それ以外の省庁からもDeepSeek関連のものをすべて締め出す内容です。ただし、米国全体でDeepSeekを使えなくする命令ではありません。
しぶちょーさんがポイントとして挙げたのは、対象の広さです。API経由で使って情報が中国に渡るという心配はわかりやすい一方で、今回の命令はローカルで動かす場合や、DeepSeekを使って作られたサービスまで禁止しています。
へー、結構なんか広すぎない?
嫌がらせというよりは、もう基本的に信用しないよねみたいな。
しぶちょーさんによれば、背景にはDeepSeekを使うと情報が中国政府に渡るおそれがあるという見方があります。ローカルなら情報が渡ることはないと思うものの、中に何が仕込まれているかわからない、という考え方だと説明しています。オープンソースなので本来は中身を確認できるはずだ、とも付け加えていました。
また、DeepSeekショックのころに、政府の端末でDeepSeekを全面禁止する法案はすでに出ていたといいます。ただ、その法案はまだ委員会を通っていないらしく、しぶちょーさんは意外と動きが遅いと話しています。
では日本はどうなのか。しぶちょーさんの説明では、日本ではまだ禁止する法律や命令は出ておらず、使うかどうかは利用者の判断に任されています。ただし政府系のアカウントでは、中国系のサービスにはそもそもアクセスできないと思う、と話しています。
政府関連の利用を全面的に禁止。ローカルで動かすものや、DeepSeekを組み込んだサービス、DeepSeekで作られたものまで対象
禁止する法律や命令はまだない。利用者の判断に任されるが、政府系のネットワークでは中国系サービスにつながらないことがある
日本の行政系ネットワークの例として、しぶちょーさんは工業高校でのセミナーの体験を話しました。学校のWi-Fiは行政のネットワークで、中国系の3Dデータ生成サイトに先生たちが誰もアクセスできなかったそうです。
俺だけね、自分のスマホのテザリングでやってたから使えてみたいな。
怪しいサイトを教えてる人みたいになっちゃうね。
しぶちょーさんのまとめは、「アメリカでDeepSeekが禁止された」というのは言い過ぎ、というものです。政府関連での全面利用と、DeepSeekを部品にしたものやDeepSeekで作られたものが総じて禁止になった、という範囲の話です。かねりんさんが「じゃあ僕らも禁止していきましょうか」とふると、しぶちょーさんは「いや、使いましょう」と返していました。
DeepSeekの「無検閲モデル」とは何か?攻撃と防御は表裏一体
しぶちょーさんが最近興味を持っているのが、DeepSeekの「無検閲モデル」です。人間がトレーニングで「危ないことを言わないようにしよう」とかけたロックを、すべて解除したモデルを指します。
結構やばい爆発物の作り方みたいなのできちゃうってこと?
まあ多分できちゃうだろうね。ちょっと使ってないんだけど、一応そのローカルで組み込めば動いてしまう。
しぶちょーさんによると、無検閲モデルの利用は今のところ犯罪ではありません。無検閲モデルはHugging Face ── AIモデルやデータセットを公開・共有するためのプラットフォーム。研究者や企業が学習済みモデルの重みを公開し、誰でもダウンロードして使えるようにしていますで公開されていますが、公開が取りやめになることもあるといいます。DeepSeekの無検閲モデルも先週話題になり、もう消えているかもしれないと話しています。
ただし、規模が大きいため、DeepSeekの無検閲モデルを動かせるGPUを持っている人は限られるはずだ、としぶちょーさんは見ています。
しぶちょーさんが強調したのは、無検閲モデルには守りに使う側面もあるという点です。どこまで攻撃できてしまうかを確かめ、脆弱性を見つけるのにも、こうしたモデルが使われます。
なんかまあ攻撃手段と防御手段って、まあ表裏一体なんだよねみたいなのが。
かねりんさんは、OpenAIにもサイバーセキュリティ向けのモデルがあると話題を広げました。しぶちょーさんは、Anthropic側にもMitosというものがあり、セキュリティ研究者や、ウェブサービスを開発してセキュリティ部門を持つ会社に限って公開される条件があると説明しています。
俺もなんかやろうかなと思ったけど、どんな文脈を絞っても、その条件を満たさないなと思ったから申請はしてないんだけど。
無検閲モデルの危険について、しぶちょーさんは「人の殺し方を答える」といった点より、AIエージェントとして動かし、ハッキングのような悪いことをさせる使い方のほうが恐ろしいと話しています。ライセンスについては、身分証などの条件があるのではないかと思っているものの、調べてはいないと断っていました。
かねりんさんは、OpenAIのセキュリティ向けモデル(デイブレイクブルーとデイブレイクレッド)に登録しようとしたところ、会社の情報や代表者の身分を求められたといいます。自分のウェブサイトやサービスをチェックしたいというのが理由でした。
銃の所持許可証みたいな感じでさ。
話は個人情報の流出にも及びました。しぶちょーさんは、一説によると全部足すと国民の人数以上の個人情報が漏れているらしい、と紹介しています。かねりんさんは、セキュリティへの関心が高まっていると話していました。
「脆弱性驚き屋さん」はなぜ生まれたのか
かねりんさんのセキュリティへの関心を受けて、しぶちょーさんが紹介したのが「脆弱性驚き屋さん」の登場です。AI驚き屋さんから派生した亜種で、驚き屋さん監視界隈がにぎわっているといいます。
しぶちょーさんの紹介では、脆弱性驚き屋さんとは、セキュリティの脆弱性が見つかるたびに必要以上に危機感をあおり、SNSなどで騒ぐ人たちを揶揄するネットスラングです。AI驚き屋さんから転身したのか兼業なのかはわからない、と話しています。
何が何だかわかんないもんね、こっちは。
かねりんさんの対処法は、気になる投稿のURLをClaudeに投げて、まず精査してもらい、対処が必要なら動いてもらうというものです。しぶちょーさんも「まずそれでいいと思います」と答えていました。
セキュリティの専門家に話を聞きたい、という話にもなりました。しぶちょーさんはWEB3の世界にいたかねりんさんに、ホワイトハッカーの大会で成果を残した人を「捕まえてきて」と頼みます。かねりんさんは、最近の誕生日会でセキュリティの大会に出るのが楽しいというエンジニアに会った話をしていました。
脆弱性驚き屋さんが目立った例が、先週話題になったPHPの脆弱性です。PHPはウェブサイトのサーバーサイドで使われるプログラミング言語で、しぶちょーさんのブログもWordPress ── 世界中で広く使われているブログ・ウェブサイト作成用のソフトウェア。PHPで書かれており、プラグインやテーマで機能を追加できますなのでPHPで動いているといいます。
しぶちょーさんによると、WordPress自体にも脆弱性が最近ごろごろ出てきています。脆弱性驚き屋さんは「WordPressを使ってる人は終わりです」「AIが脆弱性を発見するので人間には防御できません」と発信しているそうです。
害はないんだけど、やっぱその終わったとか終了ですとかね。PHP終了ですみたいなさ。
かねりんさんが困るのは、何が危ないのかがわからない点です。ソフトを使っている人全体がだめなのか、アップデートすればよいのか、ソフトのどの部分がだめなのかが伝わりません。PHPの話がWordPressが危ないという話にすり替わると、ずれてしまうとも指摘していました。
PHPの脆弱性はなぜ大騒ぎになったのか?パッチ前のフライング公開
PHPの脆弱性がなぜここまで話題になったのか。しぶちょーさんの説明では、もともとこの脆弱性は7月ごろにAIによって見つかっていたといいます。しぶちょーさんは、見つけたのはGPT-5.6 Solかもしれない、と話しています。
その後、対策が進められ、先週パッチが当たるはずでした。ところが、パッチが配布される13時間ほど前に、どこに穴があり、どう攻撃できるかを公開した人がいたそうです。
多分そのパッチ作るのに参加してた研究者の一人なんじゃないかなって思うんだけど。
しぶちょーさんによると、この公開で攻撃されるリスクが一気に上がりました。本来の戦いは、パッチが配布されてからいかに早く対策するかだったといいます。
パッチには変更点が含まれているため、パッチを解析すると、パッチを当てていないPHPのどこに穴があるかがわかってしまいます。かねりんさんの言葉でいえば「差分」の戦いです。
7月ごろ
AIが脆弱性を発見し、対策が進められる
パッチ配布の約13時間前
穴の場所と攻撃方法を公開する人が現れる
リスクが急上昇
本来の想定より前に攻撃方法が知られてしまう
パッチ配布後
差分を解析されるため、すぐ更新しないと攻撃され続ける
公開した人は、アカウントを消すこともなく、自分は正しいことをしたという態度だといいます。しぶちょーさんは、その人なりの正義感があったのだろうとしつつ、「落ち着きAIセキュリティラジオ」が始まったらゲストに呼んでほしい人だと冗談を交えていました。
セキュリティが「自分事」になる理由。個人情報の流出と脅迫メール
かねりんさんは、セキュリティへの関心が爆上がり中だと話します。一方で、これまで専門家同士が水面下で戦ってきたように、AI同士が勝手に守り合う形になれば、一般の人はまた関心を失うのではないか、という問いも投げかけました。
しぶちょーさんの考えは、人々が関心を持つのは個人情報が人質になっているからだ、というものです。
ランサムウェアに感染した企業がいますよみたいなぐらいだと自分事じゃないから、ふーんって感じなんだけど、自分のパスワードが盗まれるかもしれないとか。
かねりんさんが今いちばん怖いと話したのは、GMOのサービスを使っていたら顧客のデータが抜かれていた、とされる件です。しぶちょーさんもGMOのサービスを使っていますが、GMOから連絡は来ていないといいます。
かねりんさんによると、犯人を名乗る相手から、ウェブ閲覧履歴の一部を見せられたという人もいるそうです。履歴を家族に送ると脅すメールが多く届いているといいます。ただ、実際に盗んでいるのかどうかはわからない、ともかねりんさんは話しています。
しぶちょーさんは、昔の詐欺メールと手法が同じだと受け止めています。アダルト動画の閲覧履歴を送ると脅して5万円を払わせる手口や、画面に消せない警告が次々に出るブラクラ ── 「ブラウザクラッシャー」の略。開くとウィンドウを大量に表示させるなどしてブラウザを動かなくさせる、いたずら目的のウェブページのことですの話題で、2人は懐かしがっていました。
かねりんさんはさらに、kakaku.com ── 価格比較サイトを運営する企業グループ。かねりんさんの話では、その系列にFXのサービスがあるといいます系列のFX口座で勝手に取引され、300万円ほどあった残高がゼロになった、という話が続出していると紹介しました。しぶちょーさんは初めて聞いたと驚いています。
セキュリティは「格闘技」のように習うものになる?
かねりんさんは、攻殻機動隊 ── 士郎正宗による漫画を原作とするSF作品群。人間の脳がネットにつながる「電脳化」が進んだ未来で、サイバー犯罪と戦う組織を描いていますなどの作品を引き合いに、AIや電脳化が進めば、体を鍛えるよりセキュリティの知識を得るほうが大事になるのではないかと話しました。
多分そのなんか格闘技習うぐらいの感覚でセキュリティ習らなきゃいけなくなるよね、多分。自己防衛として。
だって全部データツーツーで盗まれちゃいますって、もう人権ないよね。
しぶちょーさんは逆に、パソコンを一切使わない人たちが出てくるかもしれないと話します。攻殻機動隊にも電脳化していない人たちが登場し、ハッキングが効かないという点で最強だ、と2人で盛り上がっていました。
かねりんさんは、自分たちが生きている間にそうした世界にぎりぎり近づく気がしていて、死ぬ間際に人権を失いたくないので、今からセキュリティを学ぶべきではないかという気持ちになっていると話しています。しぶちょーさんも「本当にそう思う」と応じました。
セキュリティの専門家の出演については、しぶちょーさんが「喋れるホワイトハッカーは逆に信用できない」とステレオタイプを冗談交じりに語り、かねりんさんは専門家を募集していると呼びかけていました。
Meta「Muse」日本上陸。使ってみてどうだった?
次のニュースは、MetaのAIエージェント「Muse」が日本で提供開始されたという話題です。かねりんさんはすでに使っていて、まだ本格的には使っていないものの、FacebookやInstagramとつながるので、そちらには使えそうだと感じたといいます。
かねりんさんは、Tailscale ── 離れた場所にある複数の機器を、安全な仮想ネットワークでつなぐサービス。自宅のPCに外出先からアクセスする用途などで使われますとつながるので便利だ、とXで発信している人がいたとも紹介しました。そのTailscaleについても、脆弱性驚き屋さんが「終わりだ」と騒いでいたそうです。
しぶちょーさんは、AnthropicもClaude Duetを出すと紹介しました。現在は先行登録中で、ウェイトリストに登録しておくと早めに使えるかもしれないといいます。米国での利用者の感想を集めたところ、GmailやSlackで見落としたメッセージを探して返信を手伝う、Shopifyで買い物をするといった内容で、やっていることはほかのエージェントと大きく変わらない印象だったそうです。
なんかもう全部が全部使っててもしょうがないんだよね、多分これ。
Museでは、よくわからない単位のトークンがもらえる点も話題になりました。かねりんさんによると、10億トークンは課金ページで見ると7000円分ほどだったといいます。しぶちょーさんはSNSで紹介したことで、今は290億トークンほどあり、追加トークンには有効期限がないそうです。
このすごいもらえた感を演出するためにここまでさ、なんか単位を釣り上げるんだと思って。
しぶちょーさんが評価したのは、Museの動画生成です。裏ではMetaのオリジナルのモデルが動いているとMuse自身が答えたといい、追随性もよく、悪くないと話しています。
しぶちょーさんによると、Museでは官能的な文章は書ける一方、性的な動画は「無理です」と断られます。SNSでもこの点が話題になっていたといい、かねりんさんは「変なとこ攻めるな」と笑っていました。
DotsやGrok Botで自宅のPCを外から動かす
かねりんさんがMuseの便利さがまだよくわからないと話すと、しぶちょーさんは、いろいろなツールとの連携が便利だと答えました。なかでもいちばん良いと感じたのは、自分のローカルPCとつなげて、CodexやClaude Codeを動かす使い方です。
しぶちょーさんの説明では、DotsもGrok Botも、デスクトップアプリを入れておくと、自分たちのクラウド上の仮想マシンで作業するだけでなく、作業場所を自分のローカルPCに移せます。
クラウド上の仮想マシンにはClaude Codeが入らないので、DotsやGrok Bot自身に作業させる必要があります。しかしDots自身はそれほど頭が良くないと、しぶちょーさんは感じています。
あいつらはもうあくまでもその入り口にしちゃって、ちゃんとCodexとかClaude Codeを動かした方が、アウトプットが安定しやすい。
しぶちょーさんは、愛知県にあるデスクトップPCに必要なものを全部入れて常に電源をオンにし、そこで作業させています。スマホからも、手元のMacBookからも指示を出せるといいます。
Tailscaleでも同じことはできますが、その場合はClaude Codeやセッションを自分で立ち上げる必要があります。DotsやGrok Botを入り口にすると、調査から確認までを流れで頼めるのが違いだと説明しています。
同じ方法で、調査した内容をもとにブログをそのまま投稿させると、自分風のブログが出てくるそうです。OpenCloudでも元々できたことですが、環境構築がかなり楽で、安全性もやや良いのではないかと、しぶちょーさんは考えています。ただし中のモデルを選べない点は気になるとも話していました。
かねりんさんは、Grok Botをフォロワーの整理に使ったといいます。フォローしている人のうち動いていないアカウントを一覧にしてもらい、最後の投稿の時期ややりとりの有無を見ながら解除候補を出してもらったそうです。
これに対してしぶちょーさんは、一気に解除しすぎるとしばらくシャドウバンになるおそれがあるので、上限を調べたほうがいいと注意しています。
AI驚き屋さんランキングを自動で作るボット
しぶちょーさんが最近作ったのは、AI驚き屋さんを調査するボットです。驚き屋さんの定義を教え、それらしいアカウントや驚きのツイートを集め、傾向をNotionに1日ずつ追加していく仕組みだといいます。
(このボットは)落ち着きAIラジオの本来のコンセプトじゃん。
驚き屋さんが驚いたネタに対して、後から落ち着いてカウンターを打てば、ネタ集めをしなくても番組を無限に作れる。しぶちょーさんによれば、それが番組の最初のコンセプトで、ボットはそれを実現するためのものです。
かねりんさんはボットの結果をツイートしてほしいと頼みますが、しぶちょーさんは実名を出すことになるので断っています。Grok Bot自身も、収集はよいが実名で発信するのはやめようと答えたそうで、しぶちょーさんは「ちょっと倫理観ある」と感じたといいます。
このランキングの中に我々の名前が入った時が、落ち着きAIラジオの終わりです。
これにかねりんさんは、自分は驚く側だから入ってもいい、しぶちょーさんが入ったら終わりだと返していました。実際、今週伸びたかねりんさんのツイートが驚き屋さんランキングに入っていたそうです。
Xの検索ができるのはGrokだけなのか、という話題もありました。しぶちょーさんによると、ツイートのリンクをClaudeに渡せば読めますが、Xの中を検索したりたどったりするにはAPIが必要で、お金がかかるといいます。
OpenAI DevDayに行ってきた報告
課金の話から、しぶちょーさんはOpenAIへの課金を半分にしようと考えていると話しました。きっかけは、先週参加したOpenAI DevDayです。かねりんさんは申し込みましたが、お見送りのメールが来たといいます。
この日のかねりんさんは、帽子も服も緑の装いで、しぶちょーさんがほしがるほどでした。ブランドはマルニ ── イタリアのファッションブランド。色や柄を大胆に使ったデザインで知られていますだといいます。緑好きで知られるしぶちょーさんは、服もベッドもタオルも緑なので、ほこりまで緑になると話していました。
DevDayの特典は、100ドルのProプラン1か月分でした。この1か月はそれと並行して使えばいいと考え、OpenAIの課金を減らすつもりだといいます。
意外とケチだったね、でもね。
しぶちょーさんは途中で帰ったため、最後まで残ると抽選でもらえたものも受け取れなかったそうです。未発表の話はなかったものの、マニアックなエージェントの使い方や、プロンプトについての話は面白かったといいます。
あんま複雑にやりすぎない方がいいよみたいな。(それが)OpenAIさんからのアドバイスがありました。
Canvaの画像生成AI「Canva Craft」で何が変わった?
最後のニュースは、Canvaのオリジナル画像生成AI「Canva Craft」のリリースです。しぶちょーさんは、ようやくまともに動くAIがCanvaの中に来たと感じたといいます。
しぶちょーさんによると、これまでCanvaにあったAI機能は、どれも大したことがありませんでした。それでも、プレゼン資料は今もCanvaで作っていて、AIで作ったスライドもCanvaで作り直すことがあるそうです。使い慣れていること、どこからでも使えること、スマホから編集しやすいことが理由です。
Canva Craftの工夫は、生成した画像を後から編集しやすいことです。編集モードにすると、画像がレイヤーごとに分かれ、パーツを組み替えられるといいます。
AI機能は多いが大したことがなく、以前作ったスライドもひどかった
Canva Craftで使えるデザインが出て、レイヤーに分けて後から編集できる
ただ別に、ChatGPTでも、のイメージで十分だなって思うけど。
しぶちょーさんの見立てでは、細かい部分をプロンプトではなくレイヤーで直したいとき、たとえばフライヤーを作る場合などに使えそうだといいます。ChatGPTっぽさやNano Banana ── Googleの画像生成・編集AIの通称。手軽に高品質な画像を作れるとして話題になりましたっぽさがなく、AIっぽくない点にも期待しているそうです。
Canva Craftは無料でも使えるようですが、1日に生成できる枚数に制限があるのではないかとしぶちょーさんは見ています。CanvaはMCPでの接続などもまだ微妙だとしつつ、ツールとしては良いので頑張ってほしいと応援していました。
エンディングでは、かねりんさんがしぶちょーさんにセキュリティの道に進まないかとふります。しぶちょーさんは、勉強はするものの専門家として語るには時間がかかるので、すでに技術を持った専門家を呼ぶほうがいいと答えていました。
まとめ
今回の速報回では、米国のDeepSeek排除命令やPHPの脆弱性をめぐる騒ぎを、範囲や経緯を確かめながら整理しました。後半ではMuseやDots、Grok Botを入り口にしてClaude CodeやCodexを動かす実用的な使い方が語られ、驚きすぎずに中身を見る番組らしい回になっています。
- 米国のDeepSeek排除は政府関連での利用が対象で、ローカル利用や組み込みサービスまで含む広さが特徴
- PHPの脆弱性は、パッチ配布前に攻撃方法が公開されたことでリスクが急上昇した
- 「終わりです」とあおる脆弱性驚き屋さんより、何をすれば安全かを確かめる姿勢が大切
- AIエージェントは入り口として使い、作業はClaude CodeやCodexに任せると安定しやすい
- Canva Craftはレイヤー単位で後から編集できる点が、これまでのCanvaのAIとの違い





