夢見た11話が面白かった理由
正直に言うと、同じ時期に観ていたまどマギの方は、あまり話したいことがなくて。
それよりも、このバンドリ「夢見た」の11話ですね。フィルターバブルが題材になっているのが、今回すごく面白かったんです。
最近のバンドリは、美少女たちの人間偶像劇をよく描いていると思っていて。迷子でしょ、それからアヴェムジカでしょ、そして今回の「夢見た」です。
SNSで仕組まれた炎上と、バレバレの黒幕
この11話、主人公のバンドが今すごく仲が悪いんですよね。
そこにSNS上で、割と仕組まれた喧嘩というか、メンバー同士が喧嘩してしまう場面がある。それを撮っている黒幕みたいな人がいるんです。しかもバレバレの黒幕が。
その人によって、動画が公開されてしまうんですよ。
ここが面白いのが、主人公を含むバンドメンバー自身は、フィルターバブルのせいで、そもそもこの炎上騒ぎを知ることがなかったという点で。
結局、主人公の友人から電話で連絡が来て、「今この動画が拡散されて炎上してるよ」と言われて、初めて自分たちが炎上していることを知るんです。
コラボ話にかき消される、炎上の本当の中身
ここからさらにもう一つあって。
バンドメンバーの一人が結構有名人で、その人が中学の頃に組んでいたバンドのメンバーが、かなり有名な人らしいんです。
その有名な人とのコラボ楽曲を今度作ることになって、制作中に「二人がタッグを組んで新しい曲を出す予定だ」という話がネット上に流れてしまう。
そのコラボの話題で持ちきりになるんですよね。
その結果、メンバー同士の喧嘩動画が流出した件については、主人公たちのバンドが意図的に流して炎上商法を狙ってるんじゃないか、とか。「またこういうマーケティングしてるのか」みたいなことを言われてしまう。
本当の中身とは違う受け取られ方が、勝手に広がっていく訳です。
この題材を、今アニメでやるということ
私自身、最近はフィルターバブルやエコーチェンバー現象について、どうやったらこれを突破できるのかということを考えつつ、色々やっているんです。
だからこそ、アニメでこういうのを題材にしているのが、今らしいなと思って。それで今回取り上げさせてもらいました。
最近は、アニメの感想をAIを使って引っ張ってきて記事化する、みたいなこともやっていて。
その中でこの11話の感想を記事化してほしいと投げてみたら、「夢見た」11話がトップに来たんですよね。次が乙女怪獣キャラメリゼ、それから令和のダラさんでした。
令和のダラさんは、私のX上ではそんなに話題になっていない印象なんです。こういうところにも、自分が見ている情報の偏りが出るのかもしれません。
だからこそ、ちゃんとデータを取って自分なりにまとめた記事を読むのって、すごく重要だなと最近思っています。
まとめ
フィルターバブルやエコーチェンバーをどう突破するか、私もまだ考えている最中です。だからこそ、それを物語の題材にしているこの作品が、今の時代らしくて面白く感じたのだと思います。
- バンドリ「夢見た」11話は、フィルターバブルが物語の軸になっている
- 主人公たちは炎上を自分たちで知れず、友人からの連絡で初めて気づく
- コラボ話に本当の中身がかき消され、炎上商法だと決めつけられていく
- 自分が見ている情報の偏りに気づくためにも、データを取ってまとめた記事は大事だと感じている


