同じ50代なのに「軽さ」が違う二人
相談してくれた方の会社には、同じ50代のベテランが2人いるそうです。
片方は口を開けば「昔はこうだった」「今の若い子は新しいツールとか無理」。
もう片方は下の世代に「これどういう仕組み?」と真顔で聞いて、メモを取りながら話を聞くのだそうです。
同じ社歴、同じ役職、同じ年齢なのに、一緒に働いて感じる「軽さ」が全く違う。相談してくれた方は、こんなふうに書いてくれました。
これ、すごくわかるんですよね。私も51歳なので、ドキッとしながら読みました。
結局は好奇心があるかどうか
じゃあ、成長し続けられるかどうかって何で決まるのか。
最初は「素直さ」かなと思ったんです。でも、素直かどうかって難しくて。本人は素直に人の話を聞いてると思ってる、っていうバイアスが必ずかかるんですよね。
なので、行き着いたのは好奇心を持っているかどうかでした。
新しいことに興味を持っていたら、そもそも「昔はこうだった」なんて振り返ってる暇はないんですよ。だって新しいことをやってる方が面白いんですから。
私自身、次のツールが無理なんてことは全くなくて。先日、3分とはいえアニメーションを作るなんて思いもしませんでしたけど、やりゃあできるもんだなと思いました。
新しいiPhoneの二つ折りが出るとか出ないとかって話にも、正直ドキドキワクワクしてるんですよね。そういうところに興味を持てるかどうかが、大きいんじゃないかと思います。
才能なのか、環境なのか、意識なのか
相談の中で「才能なのか、環境なのか、意識一つの問題なのか」と聞かれました。
正直、どれか一つの要素ではない気がします。
この仕事をしてきた30年間って、世の中的に言うと新しいことを延々と追いかけてきた業界だったと思うんですよね。そういう仕事を選んだこと自体は、環境と言えるかもしれません。
でも同じ業界の中でも、新しいガジェットやスマホにまったく興味がない人もいます。それが悪いとは言いませんし、仕事を割り切ってやっているならそれはそれでいいと思うんです。
ただ私は、せっかく仕事という時間を使うなら、そこで自分が成長できるきっかけを得られる方がいいと思ってるタイプで。仕事も無理やり自分で楽しめる方法を考え出して、楽しんでやるようにしてるんですね。
だから、意識一つの問題なのかと言われると、私はそっち寄りじゃないかなという気はします。
聞ける人には「危機感」がある
相談してくれた方は、答えをもう自分で書いてらっしゃるんですよね。
「これどういう仕組み?」と真顔で聞いてメモを取る。それ自体が、興味がある証拠だと思うんです。
そしてその裏返しは、たぶん危機感という言葉になるのかもしれません。
自分が50代になって、このまま成長が停滞したらどうしよう、という危機感。それがある人と、あまり感じていない人の差なのかもしれないですね。
今の時代、年功序列もないし、いくつになっても降格も降級もきっとあります。現状維持は後退だ、なんてよく言いますけど、まさにそれに近い状況になっちゃうんじゃないかなと。
だからこそ、自分ができる限界まで頑張ってやりましょう、ということじゃないかなと思うんです。
まとめ
年をとっても伸び続ける人って、結局は好奇心が旺盛な人なんじゃないかと、いまの私は思っています。新しいものをどんどん取り入れていく人は、いくつになっても伸びていく。私自身、そういう人でいられるように、これからも新しいことにドキドキしていたいですね。
- 伸びる人と伸びない人の差は「軽さ」に表れる
- 素直さより、新しいことへの好奇心があるかどうかが大きい
- 才能・環境・意識のどれか一つではなく、私は意識寄りだと考えている
- 「これどういう仕組み?」と聞ける人には、成長への危機感がある






