気づけば200回。毎日続けられた理由をあらためて振り返る
薬剤師のたいぞーさんは、薬局で在宅医療や外来対応にあたりながら、新人育成や社内研修の講師、勉強会やセミナーの開催なども手がけています。この音声配信では「薬学で患者を語る」というテーマで、日々の現場での気づきや薬剤師という仕事の面白さを発信してきました。
今回のエピソードは、そのstand.fmでの配信がいつの間にか200回を超えていたという振り返りの回です。毎日続けていると、今日は何を話そうかと迷ったり、放送内容に困ることもあるとたいぞーさんは率直に話しています。
それでも、とにかく続けること、継続的にやっていくことを目標に、毎日発信を積み重ねてここまで来られたと言います。
よく(毎日配信をしていると)、「話す内容が尽きないね」とか「よく続けられるね」って言われるんです。
一方で、たいぞーさん自身も、なぜここまで続けてこられたのかは自分でもはっきりわからなかったそうです。そこで今回、その理由をあらためて振り返ってみることにしたと語っています。
継続の力になったのは、10年前に見た1本のアニメだった
たいぞーさんは、継続の力になっているものとして、趣味であるアニメから得た学びを挙げます。話す内容ではなく、続ける姿勢そのものを支えている考え方だと言います。
そのアニメが、10年ほど前に放送された『十二大戦』です。十二大戦 ── 十二支をモチーフにしたキャラクターたちが戦い、勝ち残った一人が願いをかなえるというバトル作品。西尾維新による小説が原作で、テレビアニメ化もされている。十二支をモチーフにしたキャラクターたちが、一番を決めて戦うバトル物だと紹介されています。
その中でたいぞーさんの印象に残ったのが、牛の丑をイメージした「丑」というキャラクターです。作中で最強と言われ、自分の正義を貫いて戦うことを信条にしている人物だと説明されています。
物語の中で、この丑が「正義を貫き通すにはどうしたらいいのか」と問われる場面があります。その答えが、たいぞうさんの継続を支える言葉になりました。
「やると決めてやる」——正義を貫くための、たった2つのステップ
丑の答えは、とてもシンプルなものでした。正義を貫き通そうと思ったときにやることは2つだけだ、という内容です。
1つ目は、正義をやると決めること。2つ目は、その決めたことに向かって行動を起こすこと。この2つのステップが、実践するうえでも、それを続けていくうえでも大切だと丑は語っていたそうです。
たいぞーさんは、これがとても簡単なことである一方で、多くの人がつまずくのはまさにここだと指摘します。何かをやると決め、それに向かって行動し続けるという当たり前のことが、なかなか実践できないというわけです。
しんどくなったとき、頭に浮かぶ2つの言葉
この「やると決めてやる」という考え方は、たいぞーさん自身の配信の場面で実際に働いています。
放送を続ける中で、もうしんどいなと感じたり、ちょっと辞めようかなと思ったりすることもあると、たいぞうさんは正直に話しています。
そんなとき、ふとこの2つのポイントが頭の中を駆け巡り、やっぱり今日も頑張ろうと自分を奮い立たせてきたと言います。その積み重ねの結果が、200回の放送だったと振り返っています。
つまり、継続を支えていたのは特別な技術やネタの豊富さではなく、しんどいときに立ち返れるシンプルな行動指針だった、ということです。
続けることで広がる、薬剤師という仕事の面白さ
たいぞーさんは、薬学を活かして患者に関わることには、大きく2つの意味があると話しています。
1つは、患者さんの治療をより良くし、健康を届けられること。これは現場で働くうえでの直接的なメリットだと語られています。
もう1つは、こうした仕事が薬剤師という仕事の面白さを大幅に広げてくれること。地域や患者さんのためだけでなく、働く薬剤師自身が生き生きと楽しめることにもつながると考えられています。
だからこそ、そうした気づきを多くの人に届けるためにも「やると決めてやる」を大切にし、今後も放送を続けていきたいと締めくくっています。
まとめ
200回の配信を支えていたのは、話題の豊富さや特別な工夫ではなく、『十二大戦』の丑が語った「やると決めてやる」という2つのステップでした。決めて、動く。しんどいときにそこへ立ち返る。たいぞーさんの継続論は、発信に限らず、何かを続けたい人すべてに通じる話として語られています。
- stand.fmでの配信が200回を超えたことを機に、続けてこられた理由を振り返った回
- 継続の支えになったのは、アニメ『十二大戦』の丑が語った「やると決めてやる」という2つのステップ
- 正義(=やりたいこと)をやると決め、その行動を起こす。多くの人がつまずくのはこのシンプルな一歩
- しんどいときや辞めたくなったとき、この2つの言葉に立ち返ることで発信を続けてこられた
- 続けることは、患者への貢献だけでなく、薬剤師自身が仕事を楽しむことにもつながると考えられている


