行きつけのお店で元恋人と再会、というお便り
今回のサンシャイントークは、ラジオネーム「ゴールネットを揺らしたい」さんからのお便り回です。就寝前に楽しく聞いているという言葉に、3人はお礼を返しています。
お便りの内容は、行きつけのお店で偶然元恋人と再会した、というものです。趣味や好きな音楽が同じで会話が驚くほど盛り上がり、その流れで連絡先も交換したと書かれています。
先日、行きつけのお店で偶然元恋人と再会しました。会話が驚くほど盛り上がり、その流れで連絡先も交換しました。
相談者本人には、相手への恋愛感情は全くないといいます。そのうえで、一つの問いを投げかけています。
一度恋人だった相手と本当の意味で友人に戻ることはできるのでしょうか。
「別れ方」と「相手の感情」という2つの前提
吉田さんがまず持ち出したのは、どうやって別れたかという別れ方の問題です。生理的に無理な形で別れた場合は、そもそも友達に戻る以前の話だと指摘します。
もう生理的に無理的な感じで別れたら、もう無理ちゃいます?
続いて中さんが気にしたのは、相手側の感情です。相談者は恋愛感情がないと言っているが、相手は密かに恋愛感情を持っているかもしれない、という可能性を指摘します。
こっち側は友人やと思ってても、相手は密かに恋愛感情持ってるかもしれへん。そうすると本当の友人じゃないよねっていうこと。
吉田さんは、相手に好意がありそうな場合の距離感についても触れます。共通の趣味を持つ普通の友達より、二、三歩遠い距離感がいいのではないかという提案です。
(相手が私に好意がある場合は)LINEで連絡するぐらいとか、こんな音楽発売されてるね、聞いた?とかぐらいがいいんじゃないですか。
「友人に戻れるか」への3人それぞれの答え
樋上さんは、相談者本人の気持ちは一旦置いて、3人それぞれが「元恋人と本当の意味で友人に戻れると思うか」を確認していきます。吉田さんと中さんは「できる」と答えます。
一方の樋上さんは、言葉に詰まりながら「できる」と答えますが、条件を付けます。自分に相手がいるかどうかによる、というのです。
(自分が)フリーの状態で元恋人が現れたら、やっぱなんか友達ってよりは元カレってなっちゃう。
樋上さんが繰り返し口にしたのが、「入り口」という言葉です。会った時点で「元カノ」「元カレ」だと思ってしまうため、そもそもの入り口が普通の友人とは違うのではないか、という感覚です。
え、元カノやって思いません?会った時に。すでにね、そこがもう違う。
中さんもこの感覚には共感します。きれいさっぱり忘れられるわけではないので、何もなく「友人です」とはなかなかならない、と話します。
忘れきれいさっぱり忘れられけえもん。何もなく友人ですとはなかなかならないじゃないですか。
なぜ元恋人とわかり合える?共有したい気持ちの正体
吉田さんは、それでも元恋人と会話が盛り上がる気持ちはわかる、と話します。恋人だった時代に「わかってもらえていた」という記憶があるからだといいます。
今の彼氏とかが恋愛対象としては好きやねんけど、ここは分かってもらわれへんのやろなっていうとこがあった時に、その人(元恋人)はわかってもらえそうやったら、そこはシェアしたいなみたいな。
今のパートナーとは価値観が合わない部分を、それを理解してくれた元恋人とシェアしたくなる。吉田さんは、それ以上は求めないが、わかり合えた一瞬があるからこその感覚だと説明します。
親密度で並べると?「親友・友人・元カレ」の順位
中さんは、親友・本当の意味の友人・元カレを親密度で並べるとどうなるか、と問いかけます。吉田さんは、仲良くなれたなら元カレが一番上ではないかと答えます。
(一番親密なのは)元カレちゃうんすか?それに仲良くなれたらね。
ただし吉田さんは、自分は親友と友人を区別しない、その場にいる人はみんな友達だと考えている、と付け加えます。
あの人は親友で、あの人は知り合いでみたいな、そういう仲良さでは分けないから。
一方の樋上さんの感覚は、少し違います。元恋人は「友人(元カレ)」という括弧付きで、その括弧がずっとつきまとうイメージだといいます。
友人、括弧元カレって、ちょっとつくみたいな。
連絡先交換や3人での飲み、パートナーとしてどう感じる?
話は、相談者のパートナーの立場に移ります。吉田さんは、もし自分の彼が元恋人と連絡先を交換したと聞いたら、複雑な気持ちになると話します。
元カノと会って、連絡先交換してねとか言われると、え?ってなる。
ところが樋上さんの反応は、周囲を驚かせます。彼の元カノには何も思わない、と言い切ったのです。
樋上さんの根拠は、自分にも元カレがいる、という自分ベースの考え方です。今選んでいるのは相手であるという確実さがあるから、元カレという存在を気にしないといいます。相手にとっても、自分はそのぐらいのものだと考えていると話します。
さらに樋上さんは、彼と元カノと自分の3人で飲みに行くこともいける、むしろ気になると話します。昔の様子を聞いて、今もそうだ、今は違う、といった会話が盛り上がるかもしれないというのです。
むしろ気になりません?三人でって。全然いけます。
一般的にはタブーとされがちな話題に、中さんも吉田さんも驚きを隠しません。中さんは、普通なら怒られると思ってビクビクする話だと語ります。
前元カノとまた連絡取り合ってるとかって、普通こうめっちゃ怒られることやと思って。
ただし樋上さんも、自分の元カレと今の彼氏との3人で行くのは、小っ恥ずかしくて嫌だといいます。自分が過去を見られる側になるのは避けたい、という感覚のようです。
結論は「延長線上にいるか否か」
吉田さんは、この違いを一つの軸で整理します。自分たちにとって恋人は、知り合い、友達、カップルというルートの延長線上にいるといいます。
私らは多分こう合格したイメージなんですよ。だから最上級はカップルとしたら(元恋人は)一つ落ちたんですよ、きっと。友達。
つまり、パートナーを最上級として、そこから一段下がったのが「友達(元カレ)」だという考え方です。友達に戻れるというのは、この同じ軸の上を上下しているだけだからだと説明します。
知り合い→友達→カップルという同じ軸の上にいる。カップルから一段下がった友達なので、友達に戻れる
会った時点で「元カレ」という別のジャンル。入り口が違うので、本当の意味の友人とは別物になる
樋上さんの感覚は、これとは異なります。元恋人は同じ軸の上ではなく、別のフォルダに入った存在だといいます。もう一度付き合うこともないと話します。
吉田さんは、パートナーが最上位とは限らず、友人が最上位という捉え方もあると中さんが漫画で読んだ話を受けて、どちらの軸で相手を見るかで、友達に思えるかどうかが決まるとまとめます。
この質問をくれたゴールネット揺らしたいさんがどっちで見れるかで、友達に思えるのか、思えないのかがあるかも。
最終的な問いは、相談者自身に返されます。元恋人が自分にとって延長線上にいる人なのか、それとも別の軸にいる人なのか。それによって答えが変わる、というのが3人のたどり着いた結論です。
まとめ
元恋人と本当の友人に戻れるかという問いに、3人は明確な一つの答えではなく、「相手をどの軸で見るか」という視点で応じました。捉え方が違えば結論も変わる、という着地です。
- 別れ方や相手の感情が、そもそも友人に戻れるかの前提になる
- 吉田さん・中さんは、恋人を知り合い→友達→カップルという同じ軸の延長線上に置く
- 樋上さんは、元恋人を「入り口が違う別のフォルダ」の存在として捉える
- 樋上さんは、彼の元カノや3人での飲みにも抵抗がなく、周囲を驚かせた
- 相談者自身が元恋人をどちらの軸で見るかで、友達に思えるかどうかが決まる







