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「1人に寄り添う支援がしたい」。その思いが強いほど、一番やりたかった個別の時間を、自分で潰してしまうことがあります。今回は、支援者・教育者に向けて「それって仕事として成立しますか?」という、少し耳の痛い話をしました。
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支援や教育の現場では、こどもの方が大人より圧倒的に多い。放課後等デイサービスでも1対3〜4、実態は2対8や3対12。
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ここで1人に15分の個別プログラムをやるとき、残りの45分を「ただ待たせる」のか、「塗り絵をして、終わったら10秒ずつフィードバックをもらう」のかで、こどもたちの満足度も集団の空気もまるで変わります。
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少年院の自習時間でも、「前半30分は算数、後半30分は危険物の質問タイム」と先に伝えておくだけで、場が落ち着きました。
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もう一つの論点は、「寄り添いたい」が支援者側のエゴになっていないか、という問いです。目の前のこどもは、あなたに寄り添われたいとは限らない。だからこそ「こいつとは関わっておきたい」と思われる関係性づくりから始める必要があります。
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呪術廻戦のメカ丸の話も、その例として少しだけ触れました。
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目の前の1人を大切にすることは、他のこどもを放置することではありません。あなたの「寄り添い」は、選ばれなかった側の時間まで見えていますか。通勤中の20分ほど、一緒に考えてもらえたらうれしいです。
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