記事ができると、章ごとの要約と、聴きどころへ飛べる目次がここに並びます。いまは音声で聴けます。
平日に学校を休んで学びの体験をする「ラーケーション」。平日にディズニーへ行く家庭が話題になり、「結局、体験格差は広がる一方じゃないか」という声が上がっています。
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この議論を聞いて、僕には一つ引っかかることがありました。そこで語られている「体験」とは、いったい何を指しているんだろう、ということです。
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昨日、我が家では2年半使ったケトルが壊れました。カバーのプラスチックが溶けてしまったので買い替えたのですが、ふと「これ、分解できるな」と思い、小学4年生の娘と夜8時からばらしてみたんです。
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ネジを外した順に並べ、コードの行き先を確認する。かかったお金は百均のドライバーセットくらいですが、娘にとっては間違いなく初めての体験でした。
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この回では、体験の最小単位は「心が動くこと」だと整理しています。そう考えると、体験はお金をかけたレジャーだけに宿るものではありません。映画も、落語も、家の前の焚き火も体験になりうる。
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そして教育の現場にいる大人の役割は、起きた現実を、成功も失敗もその子の学びに変えて返すことではないか。そんな話もしています。
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経済格差の前に、大人の「体験」の捉え方の狭さが、こどもの体験を貧しくしていないか。そんな問いを置いて終えました。冒頭では、スクールカウンセラーで関わった中学校の文化祭準備の話も少しだけ。
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