怪異譚14回目、夜泣石と次の候補・人面樹とは?
小柳省三さんは、作業配信チャンネル「画家、考え中」で、怪異譚シリーズの14回目として、和紙に墨と岩絵の具で夜泣石を描いています。この日のうちに完成する見込みで、墨で細部を詰めて仕上げる予定です。
夜泣石は、日本にある妖怪と見なされる石の一つです。小柳さんは、記述が少なく固定しづらい妖怪を自分で選んで描いてきたと話しますが、夜泣石は記述が多い点がかえって面白いといいます。
次の候補は、中国の妖怪である人面樹です。中国の原典にも、鳥山石燕が描いた『和漢三才図会』の解説にも、二行ほどの記述しかないとされています。
人の顔のような花を咲かせる木で、笑いかけると花も笑い返し、笑いすぎると枯れて落ちるといいます。花は人の言葉を理解しておらず、小柳さんはこの妖怪に悲しい印象を持つ一方、美しいとも取れると話します。
ChatGPTとClaudeを連携させたら何が起きた?
小柳さんは、ChatGPTのプロプランとClaudeの3000円のプランの両方に課金しています。ChatGPTプロの機能Dotsは、指示がなくても契約中のサービスやスマホのプランを調べ、見直しを提案してくれるそうです。
その結果、月に7000円ほど浮き、ChatGPTプロの月額1万5000円の約半分を取り戻せた計算になるといいます。
一方で、2つのAIを回していると、それぞれの提案が混乱のもとになりました。そこでChatGPTに相談したところ、ブラウザやパソコンを操作する権限を与えることになり、AI同士が整理を始めたそうです。
権限を与える
ChatGPTにブラウザとパソコンの操作権限を与える
AI同士が話し合う
GoogleDriveに掲示板を作り、担当を決めて台帳に記録する
人間が承認する
決裁権は人間にあり、確認を受けて承認する
実行する
GoogleDrive上のスプレッドシートなどを更新する
小柳さんは、自分が承認だけを行う姿を、事業本部長がハンコを押す様子にたとえています。AI同士のやり取りは、冗談もなく数字と単語が並ぶ契約書のような文面で、お互いに忖度せず指摘し合うよう最初に指示してあるといいます。
AIは営業活動も行っており、20社ほどに持ちかけて反応があったのは3社ほどです。小柳さんは「100社に1社当たればいい」くらいの感覚だと話しています。
元旦の深夜に一人で巡ったホラースポットはどうだった?
小柳さんは、元旦の深夜にホラースポットを一人で歩き、Xのスペースで中継したことを振り返ります。墓場は意外と怖くなく、怖かったのは山の中だったそうです。
動物の気配があり、クマやイノシシに出会えば危険です。立ち入り禁止の場所まで行ってゾッとし、すぐに引き返したといいます。
山で一番怖いのは人の気配だという話を、小柳さんは本当だと感じました。暗い山に人がいれば怖いはずで、自分も同じ立場だと気づき、もう山には行かないと話します。
翌日の明るい時間にも同じ場所を巡り、昼間のほうが怖い場所もあったそうです。
古物商時代、遊郭跡で何があった?転売との違いは?
小柳さんは、古物商をしていた頃、廃墟によく買い出しに入っていたと話します。巨大な遊郭の跡には持ち主の許可を得て、3人で入りました。
照明がなく暗い中、昼間でも怖かったものの、いいものが多く、儲かったそうです。廊下にはケヤキの一枚板が使われており、1枚30万円ほどするものもあるといいます。
その板は売り先が決まっているからと持ち主に断られました。小柳さんは、銘木屋へ運ぶだけで200万〜300万円になったはずだと話します。
転売屋と言われることについて、小柳さんは、放置すれば産業廃棄物になるものを救い出して売っているので、買い占めや値のつり上げをする転売とは違うと説明します。
AIの開発競争は止まらないのか?
小柳さんは、休憩後にChatGPTやClaudeの画面が見るたびに変わっていることに触れ、ChatGPTのCodexなど、モードや機能が増えていると話します。
以前話題になった開発競争の中止の話が加速に変わった理由を、小柳さんは憶測と断ったうえで、他国に抜かれると防衛上危ないため、軍拡のようになっているのではないかと推測します。
AIが人類を滅ぼしに来るとは考えていない一方で、人間に理解できない領域に一気に進み、間違いを判断できなくなることを怖いと語ります。
藤井聡太さんはAI時代の将棋をどう研究していたのか?
小柳さんは、AIと人間の能力差が1対100や1対1000ともいわれ、人間同士の差は微々たるものになると話します。
将棋では、藤井聡太さんがAIを早くから導入し、人間なら打たない見たことのない手を引き出して研究していたと紹介します。定跡が無効になる新しい手で相手の持ち時間を減らし、ミスを誘う作戦だったそうです。
さかなクンやリリー・フランキーは、なぜ誰にでもモテるのか?
藤井さんから話が広がり、小柳さんはさかなクンへと話題を移します。強いオスを売りにするホスト的な魅力を感じにくいと話す一方、さかなクンは老若男女に好かれ、感じがいいと語ります。
モテる人として、リリー・フランキーさん、福山雅治さん、火野正平さんも挙げます。男から見ても好きだと思える人は長続きすると考えているそうです。
小柳さんは、そうした人と友達になりたいとは思う一方、自分がなりたいわけではないと話します。足の速い人と友達になれたら嬉しいが、自分が速くなりたいわけではないという例えです。
夜泣石の完成と、失敗だと思ってしまう心理とは?
小柳さんは、夜泣石の一番好きな部分を、いかにも石らしい明るさとコントラストの出た箇所だと語り、石の描き方をいつか教えたいと話します。
難しいのは、うまくいっていても失敗だと思ってしまうことだといいます。そこで焦って手を入れて本当にダメにするのが危ないそうです。
冷静に放っておくと、翌日には大丈夫に見えることが多いと小柳さんは話します。慣れの有無に関係なく、慌てるか平気かの差だと考えています。
この日の夜泣石は一旦完成とし、月曜日にもう一度見直す予定です。来週からは人面樹に移る予定です。
まとめ
この回では、夜泣石を仕上げながら、AI同士の連携、元旦深夜の一人ホラー中継、古物商時代の話など、小柳さんの関心が自由に広がりました。
- 夜泣石は一旦完成とし、月曜日に見直した後、次は中国の妖怪・人面樹を描く予定
- ChatGPTとClaudeがGoogleDrive上で連携し、人間は承認する役割になった
- 元旦深夜の山中中継では、最も怖いのは人の気配だと実感した
- 古物商の転売は、廃棄されるものを救い出す商売だと小柳さんは位置づける
- 絵が失敗に見えても、焦らず一晩置くと印象が変わることが多い




