品川さんの新刊『資本主義と、生きていく。』と3つの原則とは?
もっちゃんは、COTEN ── 歴史を深く調べて社会に活かすことを掲げる日本の企業。Podcast「COTEN RADIO」でも知られていますの歴史調査チームの品川さんが福岡で開いた出版イベントに参加してきたそうです。本のタイトルは『資本主義と、生きていく。』です。
もっちゃんは本の中身については、ぜひ読んでほしいとしています。そのうえで、イベントで品川さんに質問する機会があったため、その質問と品川さんの答えをシェアしています。
品川さんの本の冒頭には、人文学を人生に活かす3つの原則が出てきます。もっちゃんの紹介によると、原則の中身は次のとおりです。
主語を大きくしすぎない
極端に走らない
脱力系の教えに安心しない
もっちゃんは品川さんの本を、資本主義を解き明かしながら「構造的なしんどさ」の正体を指摘する本だと紹介しています。
バズる動画と本当にやりたいこと、どう折り合う?
もっちゃんが品川さんにぶつけたのは、バランスの原則についての質問でした。もっちゃんはSNSを仕事にしていて、データを見ればどんな動画がバズりやすいかがなんとなくわかってくるといいます。
仕事では再生数がいちばん大事になるため、SNSの現場ではどうしても極端に振れた動画コンテンツが増えていくそうです。もっちゃんは、それが本当に正しいのかわからないまま迷っていたと話します。
(極端な動画は)仕事としてやっていくんであれば、そういうのも必要なのかもしれないが、どうしたらいいのかわからない。
品川さんの答えは、自己啓発などはゼロか100かに走りがちだ、という指摘から始まりました。喧嘩している動画のように、極端なほうがバズりやすいのは確かにそうだと認めたうえでの話です。
品川さんが伝えたのは、そうした現実もわかってやりつつ、自分が本来希望することに徐々に近づいていくという考え方でした。品川さん自身も、弁護士やベンチャー企業での仕事を経験する中で、本当にやりたいことが生まれてきたといいます。
品川さんにとっても、お金を稼ぐことは大事で、希望する仕事をしたい気持ちも大事です。だからこそ、希望と現実をどう調整し、希望にどう近づいていくかが大切だ、という話だったそうです。
もっちゃんは、うまく言語化できているかわからないとしながらも、品川さんの答えは自分の中でとてもしっくりきたと振り返っています。
ポキャラボ祭のお題「100個あったらうれしいもの」、モノだと困る?
ここからがこの回の本題です。もっちゃんが所属するコミュニティ「Podcast Lab. Fukuoka」では、各番組が「100個あったらうれしいもの」をテーマに配信していて、もっちゃんもこの企画に参加しています。
もっちゃんが読み上げた企画説明によると、ポキャラボ祭は10月25日から31日の開催です。ポキャラボはRKB毎日放送 ── 福岡県に本社を置く放送局。テレビとラジオの両方を運営していますと、日本一のポッドキャスターとされる樋口聖典さんによる福岡発のプロジェクトで、「音声コンテンツをもっと身近に」をコンセプトにしています。
もっちゃんは、このお題が意外と難しいと感じたそうです。ガジェット好きのもっちゃんでも、スマホが100台あっても邪魔になるだけだと思ったといいます。
100個あると困るモノは、いくらでも思いつくとのこと。ブドウが100個あっても食べきれないし冷蔵庫にしまうのも大変で、モノは1個から3個くらいがちょうどいいと話します。
もっちゃんの奥さんは「カマンベールチーズが100個あったらうれしい」と言っていたそうですが、もっちゃんは冷蔵庫に入らないでしょと思ったそうです。モニター100台も置けないし、Tシャツ100枚も邪魔になりそうですよね。
あるあるの答えとして、もっちゃんは1万円札100枚を挙げます。意外とかさばらないのでうれしいはずだけれど、それではつまらないので、ほかのものを考えたいとしています。
ライブや旅行、コトなら100回うれしい?
モノは場所を取るので、もっちゃんは次にコトを考えます。たとえば、好きなアーティストのライブに100回参加できるならうれしいはずです。
ただ、ライブは1回3〜4時間ほど。もっちゃんの計算では、4時間を100回で400時間になり、1日24時間で割ると15日ほど、月の半分くらいライブに行っている感覚になるそうです。
好きな場所への旅行100回もうれしいけれど、時間も足りないし体力も続かなそうだ、ともっちゃんは話します。飲み会100回も同じで、体力も時間も足りなくなる気がするとのこと。
スマホ、ブドウ、カマンベールチーズ、モニター、Tシャツなどは場所を取る
ライブ、旅行、飲み会などは時間と体力が追いつかない
もっちゃんは、品川さんの話ではないけれど、やっぱりバランスが大事ですよね、と冗談めかしてつなげています。
100個あってもうれしい、たどり着いた答えは?
悩んだ末にもっちゃんがたどり着いたのは、音声コンテンツでした。音声コンテンツは作業しながら「ながら聞き」ができるからです。
音声コンテンツは場所も取らず、何かをしながら聞けるので時間もそれほど取らない。場所も時間も取らないコトだからこそ、100個あってもうれしい、というのがもっちゃんの答えです。
音声コンテンツが100個あると嬉しいなというふうに思いました。
最後にもっちゃんは、リスナーにとっての「100個あったらうれしいもの」もぜひ教えてほしいと呼びかけて、この回を締めくくっています。
まとめ
品川さんの「希望と現実を調整する」という話と、100個あってもうれしいものを探す試行錯誤は、どちらも極端に走らないバランスの話としてゆるやかにつながっていました。
- 品川さんの本には、人文学を人生に活かす3つの原則として個人視点・バランス・希望の原則が出てきます
- バズる動画と本当にやりたいことの間では、現実もやりつつ希望に少しずつ近づくことが大事だと品川さんは答えています
- モノは場所を、ライブや旅行などのコトは時間と体力を取るので、100個あると困りがちです
- もっちゃんの答えは、ながら聞きができて場所も時間も取らない音声コンテンツでした


