9月27日「月照らす町並み」と、酒蔵を舞台にした「あやかしの庭」
うのこれラジオは、宇野町らしさを探し、宇野町のこれからを考えることをテーマに、町で活動する人や暮らす人の声を集める音声アーカイブです。
今回は、9月27日に行われる月照らす町並みのイベントに向けて、様々な人たちの声を集める企画の一つです。
テーマとなるのは、鳥居門から中庭、そして庭を通って酒蔵まで続く「あやかしの庭」という企画です。この酒蔵を、一晩だけ空間ごと変化させてくれるアーティストが登場します。
そのアーティストは、恥ずかしいので名前を出さないでほしいという希望から、この回ではイニシャルの「Iさん」として紹介されます。
「こだわりは?」に沈黙、シャイすぎるアーティスト
匿名で会場をセッティングしてくれるIさんに、パーソナリティがまず「こだわりだけちょっとお願いします」と切り出します。
こだわり。何だろう。
返事はここで止まってしまいます。パーソナリティが思わずツッコミを入れるほどのシャイさでした。
シャイすぎるやろ。
ないもん。こだわり。
同席していた関係者からは、Iさんの人柄を物語るエピソードも飛び出します。
NSKにインタビューされても黙って立ってたんだもんね。
取材で黙って立っていたという話に、パーソナリティも驚いた様子を見せていました。それでも、当日までの会場セッティングと作品の展示を改めてお願いします。
依頼はただ一つ「絶対に怖くする」
この企画で、パーソナリティがIさんに出した依頼はシンプルなものでした。会場の詳しい中身はここでは言えないとしつつ、方向性だけははっきりしています。
絶対に怖くするっていう依頼だけはしてお願いします。
脅かして驚かせるようなものではないものの、たどり着けないかもしれないほどの空間を目指すといいます。
脅かしたりはしないんだけど、たどり着けんかもしれんけどね。
Iさん自身は、依頼を受けた時点ではまだ具体像が浮かんでいない様子でした。それでも材料集めの相談は進んでいきます。
面白そうだけど、まだ全然思い浮かんでない。
酒蔵の奥に絵馬を奉納する肝試しの仕掛け
この企画の核となるのが、酒蔵の一番奥まで進んでいく肝試しです。パーソナリティは、片付けをして奥まで行けるようにしたと説明します。
御札を、酒蔵のどこに納めるのか
Iさん さんからの質問
酒蔵の一番奥まで進み、そこに狐の顔を描いた絵馬を奉納してもらう仕組みです。奥まで空間を片付けたので、そこまで行けるようになっています。
絵馬を納める場所には、さらに仕掛けが用意されています。QRコードを読み込むと、お化けと一緒に写真が撮れるようになっているといいます。
QRコードを読み込むとお化けの撮影ができるようにしてるんで、写っちゃうかもしれないんですけど、肝試しで奉納していただくことにしてます。
なお、奉納された絵馬は最終的に竹を使って焼く予定です。パーソナリティは「怖いので自分も持っておきたくない」として、焼いたエネルギーはピザに変えると話していました。
古い着物、タンス、御札、行灯。怖さを作る道具立て
会場をどう怖くするか、具体的な道具の相談も交わされます。パーソナリティが「古い着物と何を用意すればいいか」と尋ねると、Iさんからタンスや障子といった提案が返ってきます。
タンス、障子。
パーソナリティは、字を書いた御札もたくさん作っていると伝えます。Iさんは、それを上から吊り下げる演出を思い描きます。
上からなんかこうぶら下げてたら怖いじゃん。
酒蔵は奥行きがあり、道がわからないと本当に迷い込んでしまう恐れがあります。そのため、全部を埋めなくても道筋だけはわかるようにしてほしいと依頼されました。
道がわかるようにだけしていただければ、本当に迷い込んで帰れない人出てくるので。
並行して、赤い傘や赤い糸といったアイテムのアイデアも飛び交いますが、いつものパターンになりそうだという話も出て、道具立ての議論は続いていきました。
ろうそくと行灯、暗闇を生かした間接照明の演出
会場の明かりは、あえて明るくしすぎない方向で設計されます。パーソナリティは、ろうそくと行灯で進める予定だと話します。
ろうそく行灯で行こうと思います。
来場者には手持ちの行灯や提灯を持たせる案も出ています。手元だけを照らす明かりで暗闇の中を歩く、間接照明を生かした演出になりそうです。
この暗闇を生かした演出について、パーソナリティは肝試しにふさわしい雰囲気になると見込んでいます。BGMも用意して臨む予定です。
9月27日夕方5時から8時まで、一晩限りの開放
肝試しが行われるのは、月照らす町並みの当日である9月27日の一日限りです。ふだんは開放されない庭も、この日だけ特別に見てもらえます。
その日だけ特別に開放して見てもらう。
開催時間は、夕方5時から8時までです。パーソナリティは、8時以降に残っている人のことは知らない、怖いから帰ってほしいと冗談めかして語ります。
開催の時間は短いのか、1時間ほどなのか
Iさん さんからの質問
夕方5時から8時まで行います。8時以降に残っている人のことは知らない、というのがパーソナリティの答えでした。
Iさんへの材料の受け渡しや準備は、9月21日を目安に進められます。21日以降は関係者も蔵に入れなくなるため、それまでに道具をそろえていく段取りです。
子どもは保護者同伴で。本気で怖い蔵と、楽しい中庭
インタビューの後、パーソナリティはこの企画への手応えを語ります。シャイなIさんですが、あれが欲しい、これが欲しいと材料調達を求めるコメントが多く届き、やる気になってもらえたといいます。
そのうえで、来場者への注意も添えられます。このアーティストの作品は本当に怖いため、お子さんは絶対に保護者と同伴で来てほしいと呼びかけられました。
蔵の中本気で怖い可能性ありますんで、ぜひ心してお越しくださいませ。
一方で、中庭には綿菓子やガチャなど楽しい企画もあり、子どもでも十分に楽しめる内容になっています。怖い蔵と楽しい中庭の両方が用意されているわけです。
最後に、宇野町がテレビ局で特集されるという話題も出ました。先週の日曜日には別のテレビ局が商店街を中心に特集しており、それをきっかけに宇野町へ興味を持った人にも、9月27日のイベントへ足を運んでほしいと締めくくられました。
まとめ
うのこれラジオが、月照らす町並みで酒蔵を装飾する匿名アーティストのIさんに話を伺った回でした。「絶対に怖くする」という一つの依頼をもとに、絵馬の奉納や暗闇の演出、古い道具立ての相談が交わされ、一晩限りの「あやかしの庭」が形になっていく様子が語られました。
- 9月27日の月照らす町並みで、酒蔵を舞台にした「あやかしの庭」の肝試しが一晩限りで開催される
- 酒蔵の奥で狐の絵馬を奉納し、QRコードでお化けと一緒に写真が撮れる仕掛けが用意されている
- ろうそくや行灯、手持ちの提灯を使い、暗闇を生かした間接照明の演出になる予定
- 開催は夕方5時から8時まで。蔵の中は本気で怖い可能性があるため、子どもは保護者同伴が推奨されている
- 中庭には綿菓子やガチャなど楽しい企画もあり、怖い蔵と楽しい中庭の両方が楽しめる






