サイエンスアゴラとステッカーベース、声まみれの2日間
今回のエピソードで支部長が振り返るのは、先週の土日に参加した3つのイベントです。日曜の夜に収録しており、疲れがにじむ様子で語り始めます。
土曜日は、サイエンスアゴラというイベントの中で開催された「ポッドキャストシンポジウム2026」に参加しました。これは支部長とサイエントークサイエントーク ── 科学系ポッドキャストとして知られる番組。書き起こしでは「サイエン特区のRENさん」と語られており、番組・主催者名の正確な表記は要確認。のRENさん主催のイベントです。
日曜日は、同じくサイエンスアゴラの中で行われた「サイエンスもしも会議」というイベントに参加。さらに、東新宿で開かれた「ポッドキャストステッカーベース」というイベントにも足を運びました。
三つをね、この土日に行ってきたんですよ。めちゃくちゃバタバタしてたんですけど、めっちゃ充実したすごいね、学びの深いね、この土日になったんですよね。
立ち見が出た「ポッドキャストシンポジウム2026」
土曜日のポッドキャストシンポジウム2026は、サイエンスアゴラの中で行われました。サイエンスアゴラは、科学をより一般の人に分かりやすく伝えることを目的とした、歴史のある科学イベントです。
このイベントは、サイエンスアゴラの出展枠に申し込み、審査で採択されれば開催できる仕組みです。支部長は、以前から企画を一緒にやっていたRENさんに声をかけ、主催・運営として実現に動きました。
ポッドキャストシンポジウム自体は、RENさんが2024年から企画してきたイベントです。2025年は大阪で開催され、支部長も出演したといいます。2026年の開催を、サイエンスアゴラの出展と掛け合わせて実現しました。
会場は、30脚ほどの椅子が並ぶオープンスペースで、90分のイベント枠でした。事前申し込みの時点で40〜50人ほどの申し込みがあり、当日は朝一番の10時半開始にもかかわらず、椅子が埋まり立ち見が出るほどの盛況となりました。
もう立ち見までできるぐらい、あの盛況でした。これはね、やっぱイベント、あの企画者冥利に尽きるというか、本当にありがたいですね。
90分の中で、RENさんと支部長がそれぞれ約40分ずつセッションを担当しました。RENさんは羊土社の編集者と対談し、支部長は『あの子の「違い」は価値になる。』を出した荻本輝さんと話しました。
支部長と荻本さんのセッションは録画されており、後日、ポッドキャスト「ものづくりのラジオ」で動画として公開予定だといいます。荻本さんが自作したものを実際に持参してくれたため、映像で見てもらう方がよいと考えているそうです。
学術系VTuberと火星移住を議論、伝家の宝刀は3Dプリンター
日曜日は、同じスペースで「サイエンスもしも会議」というイベントが行われました。これはポッドキャストのイベントではなく、科学系・学術系のVTuberたちと科学系ポッドキャスターが交流しながら、一つのテーマを話し合う企画です。
支部長が新鮮に感じたのは、VTuberたちの発信スタイルの違いです。多くが決まったオープニングの挨拶を持っており、キャラクターとしての絵作りも含めてコンテンツになっている点に、コンテンツ力の高さを感じたといいます。
今何も情報言ってないんだけど、そんな感じのなんかその定番の挨拶みたいな、基本的にみんな持ってて。
イベントは、あるテーマについて「マル派」と「バツ派」に分かれて議論する形式でした。前半は「不老長寿は実現するか」、後半は「火星移住は実現するか」というテーマで、支部長は後半に参加しました。
登壇者には博士や学位を持つ人が多く、学卒で実践派エンジニアの支部長は、議論を自分のフィールドに持ち込む必要があると考えました。そこで持ち出したのが、伝家の宝刀である3Dプリンターの話です。
火星や月にはレゴリスという砂があり、これを使って3Dプリントで様々なものが作れる研究があると支部長は紹介しました。レゴリスは金属も含むため、レーザーや光熱で溶かして積層できるといいます。
さらに、火星で苔やジャガイモを育て、そのでんぷん質をのり代わりに使う研究もあると紹介。こうして家や道具が作れるなら移住できるのではないか、という論の立て方で議論に臨んだといいます。
支部長はこの議論を通して、違う分野の発信者と関わる新鮮さを実感しました。ボイシーやポッドキャストは同じプラットフォームという土俵の中での交流ですが、VTuberは土俵そのものが違うと語ります。
Vチューバーってもう土俵から違うから、なんかそういう人たちとコミュニケーションを取るとか、そういう人たちと登壇して一個のそのイベントを作るっていうのはね、なんかすごい新鮮だなと思いました。
一方で、科学や工学という一つの学問の土壌の中で、違うプラットフォーム・違う志を持って発信する人たちが集まってイベントを作ることを、支部長はとても面白く感じたと振り返っています。
ポッドキャストステッカーフェスと、限界に近づいた喉
日曜のもしも会議は午前中に終わり、支部長はその後すぐ東新宿へ移動しました。向かった先は「ポッドキャストステッカーフェス」という、ポッドキャストのイベントです。
このイベントは2回目の開催で、スメリ子さんという有名なポッドキャスターが主催しています。ステッカーをテーマにしつつ、ポッドキャストのグッズを販売するマーケットイベントになっているそうです。
支部長は出店したわけではありませんが、立ち寄ってステッカーを置かせてもらったりしたといいます。ただ、この土日は喋りづめで、喉がガラガラの状態になっていました。
あの、すいませんね、あの喋りすぎ、喋りすぎて、この土日にさ、あのイベントでめっちゃ喋ったじゃん。
土曜の夜には次の日のイベントの打ち合わせや打ち上げがあり、日曜も夜11時ごろまで、工業高校のゲームの牛若さんやRENさん、他のポッドキャスターと食事をしながら交流したそうです。支部長自身はお酒を飲まないものの、そこでも喋りづめだったといいます。
本気のコンテンツ作りに触れて感じた「砂利」の解像度
交流の中で支部長が強く感じたのは、みんなが本気でコンテンツ作りに向き合っているということでした。ポッドキャストや音声コンテンツとは何か、答えのない問いに真剣に取り組む人たちの姿勢に触れたと語ります。
本当にコンテンツとは何なんだろうとか、何が自分の大切なことなんだろうみたいなことに本気で向き合いながらコンテンツを作っている人たちなんですよね。
支部長自身は週に12〜13本という圧倒的な配信量を続けています。ただ、数が大事なのではなく、インパクトや質を高める目的、継続が得意という理由でそうしているだけだと説明します。
そのうえで、一本にとても時間をかけ、こだわりを詰めて更新している人もたくさんいると認め、そうした姿勢を見習わなければいけないと感じたそうです。自分のコンテンツ作りには少し甘えがあると振り返ります。
今回の対談を通して、話の振り方や聞き方に課題を感じたとも語りました。一人喋りが多いため、聞く力が足りず、準備不足を感じる場面もあったといいます。
さらに、ものづくりをどう伝えるかという工夫について、自分の中で軽く言語化はしていても、深掘りが足りないと痛感しました。他の発信者の細かさに触れ、自分の発信の解像度の粗さを感じたのです。
そんなサラサラの砂なの?こっちゴリゴリに砂利なんですけど、みたいな。そんなね、感じがしたので、もっとね、こう、コンテンツ作り、真剣にやってんだけど、もうちょっとこう粒度を上げていきたいなというふうに思いましたね。
支部長は、土俵や媒体、テーマの違う発信者の話を真剣に聞くことが、一発信者としてとても勉強になると締めくくりました。この土日は自分にとって価値のある2日間になったと語り、リスナーにも積極的なイベント参加を勧めています。
800回の祝福、Geminiの現状、3Dプリンター嫁説得法
ここからはコメント返しです。支部長の別番組「800応援すると増える増殖系音声配信」が800回を迎えたことへの祝福コメントが多く寄せられました。支部長は1000回、さらに四桁を目指したいと意気込みます。
やっぱ四桁いったらちょっと違うっしょ。「お、こいつはおかしいな」っていう感じがより出るんじゃないかなと思いますんで、四桁を目指して頑張っていきたいと思います。
AIについてのコメントでは、会社のアカウントでGeminiのProを使い放題だが最近は回答がいまいち、という声が届きました。支部長も同意し、自身の環境ではGeminiが微妙な状態だと語ります。
支部長は、GeminiがいまひとつなのはGoogleの規模に理由があるのではという見方を紹介しました。Googleは事業が多く、AIに一気にフォーカスしにくいため、OpenAIやAnthropicの絞りと集中に勢いで勝てないのではないか、という指摘です。
ちょっと今はOpenAIを私はおすすめしております。ChatGPTね。
「週20放送を頑張って」というコメントには、週20本ほど配信できれば「配信しているポッドキャスター日本一」を名乗ってもよいのではと応じました。ただし1本を短くして数を稼ぐのではなく、20〜30分の番組で週20本という前提です。
食品会社に勤めるボンバーさんからは、妻に反対されているがBambu Labの3Dプリンターの購入を検討しており、説得のアドバイスが欲しいという相談が寄せられました。
嫁に反対されていますが、バンブーラボの3Dプリンターを買おうか検討しています。嫁説得のために何かいいアドバイスがあればお願いします。
支部長はまず、自身の経験を紹介しました。掃除道具や、風で飛ぶハンガーのロック機構、パントリーの棚の折れたフックなどを3Dプリンターで作り、少しずつ価値を高めていったといいます。
折れちゃったって言われた二十分後に、なんかすぐ完成してね。その、これ作ったよみたいな感じで言って、どんどん3Dプリンターの価値を高めていったんですけど。
そのうえで、まずは3万円しないBambu Lab A1 miniのような機種を勧めました。かさ上げ台などの小物が作れるほか、子供がいるなら知育系のおもちゃを作れる点で攻めるとよいとアドバイスしています。
妻に反対されているなら、まずは3万円しないBambu Lab A1 miniなどで、ちょっとした小物やお子さん向けの知育おもちゃが作れることをプレゼンするとよい、というのが支部長のアドバイスです。それでも説得が難しければ、「3Dプリンターを買いたいと言われた時に許すべき理由」をまとめた回を配信すると約束しています。
最後のコメントでは、800回は通過点で1000回、ゆくゆくは1万回へ、という応援が寄せられました。支部長は、コメント主のクロタカさんの番組も566回に達していることに触れ、お互い継続していこうと呼びかけて締めくくりました。
まとめ
3つの声のイベントを駆け抜けた土日は、支部長にとって刺激と課題を持ち帰る2日間になりました。異なる媒体・分野の発信者と真剣に向き合う中で、自分の発信の解像度の粗さに気づいたことが、この回の核心です。
- 土曜のポッドキャストシンポジウム2026は立ち見が出るほどの盛況で、支部長は満足度100%と振り返った
- 学術系VTuberとの火星移住議論では、レゴリスを使った3Dプリントを軸に持論を展開した
- 本気でコンテンツに向き合う発信者に触れ、聞く力や発信の粒度の甘さを痛感した
- コメント返しでは、Geminiの現状やBambu Labの3Dプリンター購入を妻に説得する方法を語った





