カルシウムで解決?イライラ話が始まる前の脱線
この回は、しもちゃんが「イライラした話」を持ち込むところから始まります。ただ本題に入る前に、話がいきなり脱線します。
しもちゃんが自分の不調の原因を「カルシウム不足かもしれない」と言い出し、いなけんが普段食べているものを聞き始めたのです。
答えもう先頭に来ちゃったじゃん、俺がふざけたのに。
食事の話では、ご飯、おにぎり、肉、麺、野菜が挙がり、そこから納豆やチーズ、小魚へと話が広がります。
納豆めっちゃ食ってるわ、俺。
しもちゃんは「納豆最近食べてなかった」と納得し、脱線はいったんここで区切られます。イライラ話は解決していませんが、ようやく本題へ進みます。
30秒で終わる依頼を丸投げされるイライラ
1つ目のイライラは、仕事で関わる人からの依頼についてです。しもちゃんはウェブの仕事をしていて、CMSを使ってLPなどのページを作っています。
その関わる人から「リンクが違うかもしれないので確認してほしい」というチャットが届いたそうです。
しもちゃんいわく、その確認は自分(依頼した相手)でもできる作業で、しかも30秒ほど待てば済む程度のものでした。
それを「違った気がするので確認してください」って言われたんですよ。こいつナメてんのかなと思って。
チャットを打つ手間や、文面を読んで行動に移す時間まで考えれば、依頼した本人がやったほうが確実に早い、というのがしもちゃんの主張です。
早いんじゃないじゃなくて、もう早い。100パーセント。
展示会で出会った"気持ち悪い"人たち
2つ目は、最近行った展示会でのできごとです。名刺交換をしようと声をかけても、見向きもせず「うるさい」という態度で通り過ぎる人がいたといいます。
いなけんは、展示会は営業されるとわかって行く場だから、街中のティッシュ配りとは事情が違うのでは、と返します。
その展示会だったら声かけられるのってさ、もうなんか絶対に起きうる話で、その反応になるってすごいなって思っちゃった。
さらにしもちゃんは、展示会の撤収時に見た光景を挙げます。閉場後、片付けの業者が台車で入ってくる中、帰る出展者とすれ違う場面でのことです。
出展者側の男性が、まっすぐ台車を押して歩く人に正面から「バゴーン」とぶつかり、大きな声で「痛っ」と言っていたそうです。
しもちゃんが見ていると、その男性は連れの女性に近づかれた後、こっそりこう漏らしていました。
(ぶつかったのは)「まあわざとぶつかったんだけどね」みたいな言ってて、「気持ち悪」と思って。
男性は身長180センチほど、眼鏡をかけた30代前半くらい。心配して駆け寄った女性に、わざとぶつかったと語っていたことに、しもちゃんは強い嫌悪を感じたと話します。
(展示会帰りに)めちゃめちゃ嫌なもん見せられた、ほんまに。
わざとでもそうでなくても、結局おもんない
いなけんは、この「わざとぶつかった」発言について、当事者の心情を想像してみます。
仮に本当は偶然ぶつかっただけで、それをおちゃらけで「俺がぶつかりに行った」と言ったのなら、まだ情状酌量の余地はある、という見立てです。
ただ、それでも成立しない、といなけんは続けます。ギャグとして面白くないからです。
わざとぶつかったってギャグにするって、なんかおもんないから普通に成立しないなと思って。
つまり、わざとであっても偶然であっても、結果的に印象の悪い人だった、という結論になります。
東京の空気が悪い?六本木で感じた"気の悪さ"
これらのできごとを経て、しもちゃんは東京から離れようと考えていると打ち明けます。
東京ってやっぱりそういう、ちょっとなんか、空気悪くないですか?
いなけんも、この感覚に思い当たる体験を話します。会社は六本木にあり、普段はフルリモートですが、前日に久しぶりに出社したときのことです。
いつもは駅直結で会社に着くところを、少し離れた駅から20分ほど港区界隈を歩いたそうです。
なんかもう気悪くて。
言語化は難しいとしながらも、「頭痛えな」と感じたといなけんは話します。
なんか俺ここに長くいたら毒されるなっていうのが、ちゃんと直感的にするというか。
しもちゃんも強く同意します。ここから話は、東京と関西のコミュニケーションの違いへと移っていきます。
関西の"おせっかい"と東京の"システマチック"
しもちゃんは、関西のコミュニケーションを「ちょっとおせっかい」と表現します。
例えばドラッグストアのレジで、後ろに人が並んでいても、目の前の客に「これならポイントたまりますから」と踏み込んでくる。断っても、それでも来る感じだといいます。
なんかその、踏み込んでくるんすよ、あいつら。
いなけんは、東京だと「ポイントつけますか」「いらないです」で終わる、と応じます。会話がそこで完結してしまうという対比です。
一方でしもちゃんは、東京の接客は「めっちゃマニュアル」だと感じています。その日の朝に行ったすき家のサバ定食を例に挙げました。
商品を渡すときもこちらの目を見てくれず、「はい」と置かれる。人を介しているのに、システマチックすぎてコミュニケーションが不足している気がする、というのがしもちゃんの実感です。
この流れから、いなけんは「関西の外国人店員は、周りがおせっかいだからおせっかいモードで接客するのか」という疑問を持ちます。来月の関西出張で確かめてみたい、と話しました。
頭で考えるより、体の声を聞く
話は、しもちゃんのメンタルの状態へと移ります。同じ問題を何度も考えてしまう反芻思考がひどいのだといいます。
YouTubeでいろいろ調べた結果、しもちゃんがたどり着いたのは「自分の身体感覚に着目しろ」という結論でした。
関西にいるときと東京にいるときの体の感覚を比べると、地に足がついて安心できるのは関西のほうだと、直感的に体が求めているといいます。
Apple WatchのHRVで不調を数値化する
この直感を、数値で確かめられないかといなけんが提案します。しもちゃんもApple Watchを着けているためです。
いなけんが挙げたのは、HRVという指標です。
HRVが高いと、要はリラックスしてて、低いと、疲れてるとか、自律神経がダメージ受けてるみたいなのを表すモニタリング指標なんよ。
つまり、関西にいるときはHRVが高く、東京にいるときは低い、と示せれば、しもちゃんの直感が定量的に裏づけられるのではないか、という仮説です。
しもちゃんが実際にApple Watchのアプリで自分の数値を見始めると、話は一気に盛り上がります。
数値と実感が一致する瞬間
しもちゃんの数値を見ていくと、実感と一致する日が次々に見つかります。
嫌なできごとが重なった前日は31と低め。一方、今週の水曜日は69と最も高い数値でした。
今週水曜日が一番高い、69ですね。
水曜日は「この案件しんどいです」と伝えたり、進めたかったタスクを進められたりした、自分にとって良い日だったといいます。
じゃあもう体がそう言ってるじゃん。
さらに過去にさかのぼると、3月10日は75という高い数値でした。
確かに75の日めっちゃリラックスしてました。
ただし関西滞在時の数値は日によってバラバラで、「関西だから高い」とまでは、この時点では言い切れませんでした。いなけんは、理想は高い状態が常にキープされていることだと補足します。
低い時は低いなりの理由があるし、高い時は高いなりの理由がありそう。
数値から体へアプローチする健康ハック
いなけんは、この数値の使い方を説明します。目に見えない不安も、HRVのように定量化できる要素があるという点が出発点です。
不安っていう状態もさ、目には見えないけどさ、多分そのHRVとかさ、定量化しようと思えばさ、定量化できる要素があるわけよ。
数値化されたものから逆算し、原因と結果を推理して、原因に対処しに行く。そのプロセスをまわす上で、バイオリズム的なシグナルを参考にするのが生きやすくするハックだと語ります。
数値を見る
HRVの高低を毎日確認する
原因を推理する
低い日・高い日に何があったかの傾向を洗い出す
対処する
原因であろうことにアプローチして改善する
いなけんは健康オタクを自認しており、毎日この数値を見ているといいます。慣れると、数値を見る前から「今日は低いな」と体の感覚でわかるようになるそうです。
体の感覚と定量の数値が一致してくる。
しもちゃんも、最近は喜怒哀楽の感情に模様がかかって上がりきらない感覚だと話します。テンションが高い低いとは違い、感情にブレーキがかかっている状態だ、という点で2人の言葉が重なりました。
話が深くなりすぎる前に、続きは来週へ持ち越しとなり、この回は終わります。
まとめ
この回は、東京で感じたイライラや"気の悪さ"という主観的な感覚から出発し、それを身体感覚、さらにはApple WatchのHRVという数値で捉え直そうとする流れが軸になりました。頭で考えるより体の声を聞く、という視点が2人の実感で共有された回です。
- 丸投げの依頼や展示会での不快なできごとから、しもちゃんは東京の"空気の悪さ"を語り、離れることを考えている
- 関西の"おせっかい"と東京の"システマチック"な接客の対比が、都市と居心地の話につながった
- 不調の答えとしてしもちゃんがたどり着いたのは、頭ではなく身体感覚に着目するという結論だった
- HRV(心拍変動)は自律神経の状態を表し、高いとリラックス、低いと疲労や緊張を示す指標として紹介された
- 数値と実感が一致する日が見つかり、数値から原因を推理して対処する健康ハックとして話は続きへ持ち越された





