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#2-64. RA妊娠におけるT2T戦略とbDMARDs継続の効果 (Rheumatology, 2025)
2025年12月7日 05:00·13分39秒
関節リウマチ(RA)を合併する妊婦の治療において、母体疾患の制御と胎児の安全性の両立は喫緊の課題です。今回のエピソードでは、日本の多施設コホート研究であるANSWERコホートに基づき、RA妊娠におけるTreat-to-target (T2T) 戦略の有効性を検証した論文を取り上げます。T2T管理の結果、対象者の85%以上で寛解または低疾患活動性が維持され、92.8%が満期出産を達成するなど、良好な妊娠転帰が示されました。最も重要な知見は、bDMARDs(生物学的DMARDs)の選択的継続が妊娠中期以降の疾患活動性(DAS28-CRP)を有意に低く保つ点です。しかし、遡及的観察研究であり、治療決定に選択バイアスが介在している点や長期予後の欠如には注意が必要です。本データは、bDMARDsの個別化された継続使用が、日本人RA妊婦の標準治療を確立する上で重要な実臨床の根拠となります。
引用元: Hiramatsu Y, Kotani T, Nakamura E, et al. Effect of treat-to-target strategies on maternal and neonatal outcomes of rheumatoid arthritis: a multicentre real-world ANSWER cohort study. Rheumatology. 00, 1–9, 2025. DOI: 10.1093/rheumatology/keaf558
注: この音声概要は個人の解釈に基づくものであり、元の論文の正確な内容を保証するものではありません。詳細については元の論文をご参照ください。