86時間もかけたのに、飽きなかった
今回クリアするのに、86時間3分もかかっていました。
正直、長いです。原作より長くなっているのが自分でもおかしいなと思うんです。プレステ3版はもっと短い時間でクリアしていたはずなのに。
でも不思議と、そんなにたくさん時間をかけたっていう記憶がないんですよ。気づいたら、それだけやっていた、という感覚に近いんです。
しかも、これで私は5周目なんです。プレステ3版を含めてですけど、それだけ繰り返しクリアしている。
ストーリーはもう知っているのに、それでも飽きないんですよね。恐ろしいことに。
それだけ、ペルソナ5のメッセージ性が、私にはすごく刺さるものがあったんだろうなと思います。
これはハートフルな話じゃなくて、メガテンなんだ
ペルソナ5が賛否を呼ぶ作品だということは、私もよく知っています。この作品のせいで仕事を辞めた人がいるとか、どうしても受け入れられない人がいるとか、そういう声も聞こえてきます。
でも、私は最初からこの作品が大好きなんです。
作中の怪盗団と同じなんですよね。彼らに賞賛の声は基本的になくて、いつも居場所がない。それでも自分たちが生きるために必死でもがいている。そういう作品だなと思うんです。
だから、ハートフルではないんですよ。ペルソナ4の路線を期待すると、たぶん「大好感」とはならない。
むしろペルソナ5が近いのは、私の感覚ではメガテンなんです。
敵として出てくるのは悪魔だし、初代ペルソナのネタと同じくらい、初代デビルサマナーのネタも入っている。これはメガテンだよね、という感じなんです。
社会に対して喧嘩を売る要素は3にも4にもありました。でも、その色がより強くなったのはメガテンだったし、今回のペルソナ5はそこにぐっと寄っている気がします。
外から3・4を見ていた私が、5で待ち続けた
私の初めてのアトラス作品は、プレステの女神異聞録ペルソナや、ペルソナ2の罪罰、プレステ版のソウルハッカーズでした。
だから、ライドウやアバターチューナー、ノクターンといったタイトルの方をよくやっていたんです。プレステ時代は、ペルソナ3・4よりもそっちが好きでした。
3・4は、半分くらい外から見ていた感じなんですよね。親父や弟がやっているのを、たまに横からいじりながら、時々自分でもガッツリやる、というような。
もちろん嫌いなわけじゃないんです。アトラスタイトルだし、好きですよ。ただ、当時はライドウやノクターンに比べると、大好きとまでは言えなかったかもしれません。
そこに来て、ペルソナ5です。初報の時からずっと待ち続けた、という補正もあります。
待ち続けた時間と、私の期待。そして世界観がペルソナと言いつつメガテン寄りだった。これはもう、私が本当に大好きな作品だなと、大ハマりしてしまったんです。
自分のやってきたことが、ちゃんと物語につながる瞬間
今回はロイヤルの追加エンディングに行く条件を満たせなくて、原作エンドでのクリアになりました。それでも、すごく良かったんです。
ラスボス戦から、エンディングに向かっていくくだり。自分が何をやってきたのかが、そこでちゃんと清算されていく。あの流れが本当にいいんですよね。
これまでコミュを頑張ってきたことが、ただの自己満足やり込み要素じゃなかった。ちゃんとストーリーに結びついていたんだと気づかされる。
そもそも、ラスダンがそれまでやり込みダンジョンとして紹介されていたものの一番奥にあった。その時点で、全ての要素が一つに繋がるんです。
ダンジョン攻略の日数をできる限り減らしてでも、人と会うようにしてきた。その結果が、ちゃんと自分への恩恵として返ってくる。この展開が本当に大好きなんです。
原作エンドを見て「おい三学期ねえじゃねえか」と思ったのも正直なところなんですけど、あの学期は非常に美しい時間だったと思います。
エンディング曲の「星と僕らと」という曲も、本当に名曲なんです。もし聴いたことがない人は、使っている定額配信サービスで頑張って探して、ヘビロテしてほしい。泣けます。
高いけど、それでもやってほしい
いいゲームだったと言いつつ、結局追加エンドは見られなかったので、この後6周目に行くんですけどね。
今回は5周目の様子をずっとTwitchで流していて、時々YouTubeにもアップしていました。もっと言うと、感想記事も書こうかなと思っているんです。
正直、値段は高いんですよ。税込で9680円する。なかなかの金額です。
でも、86時間3分ものプレイ時間を、私はほとんど退屈せずに過ごせました。バトルもダンジョンも快適に進んで、気づいたらそれだけやっている。
だから、やってほしいんです。本当に。今、私は最高にゲームしているなと感じています。
まとめ
ストーリーを知っていても、5周してもまだ飽きない。それだけの何かが、この作品には確かにあると、いまの私は思っています。この後は追加エンドを見るために、6周目に行きます。
- 86時間3分、5周目でも飽きなかったのは、ペルソナ5のメッセージ性が自分に刺さっているから
- ハートフルな路線ではなく、社会に喧嘩を売るメガテン寄りの作品だと感じている
- やり込みや人との交流が、ちゃんとストーリーに結びついて返ってくる構造が大好き
- 値段は高いけれど、それでも退屈せずやり切れる一本だと思う

