やっと始まった臨時国会、最初の1週間で何が起きる?
国民民主党の衆議院議員・森洋介さんのポッドキャストは、臨時国会が始まった週の放送です。7月末から10月頭までの閉会中、森さんは地元の足立区を回っていました。
森さんは臨時国会の開幕について「やっと仕事ができる」と話し、足立区で聞いた声をようやく国会に届けられることを喜んでいます。
(臨時国会が始まって)めでたいのかめでたくないのか。めでたいですね。やっと仕事ができるっていう感じで。
国会の最初の1週間は、総理の演説から始まります。臨時国会では所信表明演説 ── 臨時国会や特別国会の冒頭で、総理大臣が内閣の基本方針や重要政策を述べる演説。通常国会の冒頭では同様の演説を「施政方針演説」と呼びます、通常国会では施政方針演説と呼ばれます。森さん自身も、なぜ呼び方が違うのかはわからないと笑っています。
所信表明のあと、各党の代表が本会議で代表質問 ── 総理の演説に対して、各会派の代表者が本会議で行う質問。予算委員会などより前に、政権の大枠の方針を問う場ですを行い、翌週から予算委員会に移ります。国民民主党からは、衆議院で玉木代表、参議院で船山康江さんが代表質問に立ちました。
所信表明演説
総理が今国会の重要政策と方針を述べる
代表質問
各党の代表が本会議で所信表明に質問する
予算委員会
翌週から予算委員会の審議に入る
新橋SL街頭演説、垂れ幕と「路上ライブ」の手応え
国会初日の10月5日、国民民主党は恒例の新橋SL前での街頭演説を行いました。森さんがうれしかったのは、玉木代表、榛葉幹事長と並んで、都連会長として自分の垂れ幕が掲げられたことです。
森さんの垂れ幕だけ少し低い位置に下がっていたものの、その様子をSNSに上げた人がいて「偉くなったね」と反応があったといいます。
この日は、番組パートナーの野上さんも新橋SLで演説デビューしました。野上さんは、本番の1分前に急に振られたと振り返ります。
1分前に振られて考える時間もなくって感じでしたけど。まあでもすごいやっぱ景色がね、すごい。
新橋SLの演説会は東京都連の主催です。そのため、国会議員が来る前の時間帯は、都連所属の地方議員や選挙に挑戦しようとしている政策委員が、国会議員より長く話せるといいます。
森さんによると、国会議員は1人30秒ほどしか話せない一方、野上さんは2分弱話していました。「スタート前に来るといっぱい喋れる」のが、新橋SLの裏技だそうです。
今回の新橋SLでは、足を止める人が多かったと森さんは話します。支援者が来てくれる絶対量だけでなく、支援者ではない人が足を止めるかどうかが大事だと考えています。
(支援者じゃない人が)この声聞いたことあるって言って、どんだけ足を止めるかっていうのがすごい大事なんだなって。路上ライブみたいなもんですよね。
森さんは、国会初日で「今から国会だ」という問題意識を多くの人が持っていたことが、足を止める人の多さにつながったのではないかとみています。
「新橋帰り道ポスティング大作戦」を支えた党職員
森さんは広報局長として、新橋SLの街頭演説で新しい試みをしました。演説を聞いた人に、駅から家までの帰り道にあるマンションや戸建てへチラシを入れてもらう「新橋帰り道ポスティング大作戦」です。
この企画名は、党職員が当日の司会用の紙に書いてきたものでした。森さんは「センスめちゃいい」と気に入っています。
森さんが特に感心したのは、広報を担当する党職員の山田さんの段取りです。司会を務めた江戸川区議会議員の中野へんりさんはポスティングの企画を事前に知らなかったため、山田さんが告知用の司会原稿を用意していました。
政治家ってそんな感じじゃないですか。ぶっつけ本番でなんとかなるだろうモードなんで。
言われてないのに仕事できる人ってめっちゃかっこよくないですか?
山田さんの段取りは、新しい役職者を紹介するYouTube撮影でも発揮されました。森さんが朝に「議員会館の部屋をアポなしで回ろう」と言うと、昼には会議の時間を避けた回る順番のリストができていたといいます。
森さんは、社会人時代の自分は言われたことを淡々とやるだけだったと振り返り、党職員を褒める会をしたいとまで話しています。政党の仕事は党職員に支えられている、というのが森さんの実感です。
100枚×30セットは多すぎた?ポスティングの改善案
今回のポスティング大作戦では、チラシを100枚ずつ30セット用意しました。最後はぎりぎりで、森さんの顔を知っている人に「持って帰ってください」とお願いして、ようやくなくなったといいます。
野上さんは、10枚や20枚なら1つのマンションで済む量だと指摘します。森さんも、政治家をやっていると感覚がずれると認めています。
百枚だったらまあなんか大きい団地、マンションで2つくらいでいけるかみたいな。いけるっしょみたいな。
森さんは、コンセプト自体は良かったとみて、次は1セットの枚数を減らしてセット数を増やすことを考えています。ただし小分けにすると職員の仕分け作業が増えるため、悩んでいるところです。
さらに森さんは、所属議員53人が1セットずつサインと「ポスティングありがとう」といったメッセージを書き、感謝を伝えるアイデアも出しています。演説後の写真撮影と組み合わせる案も挙がりましたが、写真を撮る人が減りそうだと自分で笑っています。
100枚×30セット。初めての人には枚数が多く、配り切るのがぎりぎりだった
30枚程度×セット数を増やす案。議員のサインや感謝の言葉を添えることも検討
所信表明は「具体的な話が少ない」、裏側の短冊協議とは?
本編のテーマは、高市総理の所信表明演説です。森さんの全体の印象は「具体的な話が少ない」というものでした。
森さんは話の途中で、元官僚としての裏話も紹介します。総理の演説原稿は、各省庁に確認を取る協議を経ています。所信表明のような長い原稿では情報漏れを防ぐため、「短冊協議」と呼ばれる方法が使われるといいます。
短冊協議では、原稿を一文や二文ごとに切り分け、関係する省庁や局にだけ配ります。森さんが官僚だった当時は、メールではなく紙で届き、電話を受けて部屋まで走って取りに行っていたそうです。
森さんにとって思い出深いのは、菅総理の所信表明です。「2050年カーボンニュートラルを実現する」という一文だけが書かれた短冊が届いたことを覚えているといいます。
「責任ある積極財政」と消費税減税、財源は大丈夫?
高市総理の所信表明について、森さんは全体の枠組みには賛同しています。積極財政で成長投資や危機管理投資を増やし、経済から国を元気にするという前向きな姿勢には共感すると話しています。
高市政権の財政政策で森さんが注目したのは、補正予算の扱いです。これまでの政権では、本来その時々に必要なものだけを作るはずの補正予算が、毎年大きな予算になっていました。
補正予算ありきの財政運営で、補正なのに規模が大きくなっていた
補正予算をできる限り減らして本予算に一本化し、「強く豊かな日本投資枠」や特別会計での別枠管理で複数年度の財源を確保する
ただ、臨時国会の目玉である食料品の消費税減税については、所信表明での言及は4センテンスほどしかありませんでした。外食へのダメージ、スーパーのレジのシステム改修、農家への影響など、課題が多いにもかかわらず触れられなかったと森さんは指摘します。
財源についても、年間5兆円、2年で10兆円が必要とされるなか、高市総理は「特例公債に頼らずに確保することとしており、ご心配には及びません」と述べました。森さんは、根拠が示されていない以上「言い過ぎだろう」と受け止めています。
ご心配には及びませんって言ってる割にめちゃ心配に及ぶんだけどみたいな。何も言ってないからみたいな。
子育て・福祉が語られない、「マクロの話」ばかりの演説
森さんが個人的に引っかかったのは、所信表明演説で教育、子育て、福祉の話がほとんどなかったことです。通常国会の施政方針演説でも同じだったとし、高市政権は少子化対策への問題意識が薄いとみています。
所信表明では「人口減少は静かに進む国難」と位置づけ、年末をめどに人口総合戦略を策定し、将来シミュレーションと対応策の全体像を示すとしていました。森さんは、それは「そのフェーズじゃない」と感じています。
森さんの考えは、人口こそ国力であり、人口減少に真正面から向き合うべきだというものです。経済の話も人口の話も、社会全体の投資というマクロの話に偏っていると指摘します。
森さんが求めるのは、子どもを育てている親や結婚に踏み出せない若者に「あなたのためにこれをやる」と示すミクロの政策です。物価高対策でも少子化対策でも福祉でも、一人ひとりへの手助けを示すことが政治の仕事だと話しています。
森さんは、そうした足りないピースを補うことが、臨時国会での国民民主党の役割の一つだと考えています。
玉木代表質問に「完敗」、給付付き税額控除への答弁
所信表明を受けた玉木代表の代表質問について、森さんは「完敗」と表現するほど高く評価しています。分野が横断的で指摘が具体的で、自分にはこの質問原稿は書けないと感じる部分が多かったそうです。
森さんが一番良かったと挙げるのが、給付付き税額控除 ── 所得税などを減税し、減税しきれない人には差額を給付する仕組み。低所得者にも恩恵が届くよう設計される制度ですをめぐる質問です。消費税減税が2年後に元に戻った後の制度として、高市総理も本丸と位置づけています。
森さんは以前、この制度をカツカレーに例えていました。カツカレーのメインがカレーであるように、給付付き税額控除のメインは税額控除だという説明です。
ところが現在の議論では、イギリスなど諸外国の例も踏まえ、減税と給付の組み合わせは難しいとして、給付に一本化する方向に進んでいるといいます。
減税が基本で、減税しきれない人に給付を付ける
税額控除をなくし、所得に応じた給付に一本化する
玉木代表は「給付付き税額控除が税額控除なき給付になっていますが、総理はこれで満足なんでしょうか」と質問しました。これに対し高市総理は、所得に応じたきめ細やかな給付として実施するとしたうえで、「給付付き税額控除諦めちゃいません」と答弁しました。
森さんは、総理が本会議でこう明言したのは初めてだと認識していると話します。国民民主党は、取りすぎた税は最初から取らない減税を基本にしているため、総理が税額控除をまだ諦めていないことが大きな意味を持つと受け止めています。
絶対官僚答弁に「諦めちゃいません」。絶対書かないんで、多分ここは多分ご自身で筆を入れたんじゃないかなと思うんです。わかんないですけどね。
なお、森さんは答弁を確認するのに、代表質問のやり取りを文字起こししているスナックつるかめさんの記録を活用していると話し、感謝を述べています。
簗大臣の件、「働いて仕事で返せ」答弁のどこがずれている?
番組タイトルにもなっている簗農水大臣の件は、前週の放送でも取り上げられた話題です。森さんの説明では、簗大臣は自分を応援しない自治体には予算をつけないといった発言をしたとされ、実際に額が減っていたといいます。
衆議院の代表質問の1日目には、他党はこの件にあまり触れませんでした。2日目の玉木代表は、高市総理の任命責任と、他の地域や省庁で同様の事案がないかを問い、全府省調査を行うべきだと求めました。
高市総理は、簗大臣の発言は不適切で厳しく注意したと述べ、任命責任は自分にあるとしたうえで、本人の説明が重要だと答えました。森さんはここまでは理解できるとしています。
その先がね、「とにかく働いて仕事で返せ」と言っています。もうこれね、ドヤ顔ですごい顔してたんです。
森さんが「ずれている」と感じたのは、問題の性質です。失敗した人が働いて失敗を取り戻すならわかるが、今回は政治思想の方向性そのものが問われていると指摘します。
森さんは、中道のおがわさんが「自分を応援してくれなかった人も支えるのが政治家の仕事だ」と話していたことに共感しています。支援者かどうかに関係なく全員を支えるのが、特別公務員としての政治家のあるべき姿だという考えです。
一方で森さんは、不祥事を理由に委員会を止めると他の法案も止まってしまうため、国会を止めるかどうかは党としての判断だとしています。そのうえで、簗大臣には説明責任をしっかり果たしてほしいと話しています。
「記憶にない」で済むのか、国交省側の説明への疑問
簗大臣の件で問題になった予算は、道路財源のため国土交通省の予算です。森さんによると、国交省の官房長とみられる人物が会見で、簗大臣から問い合わせはあったが具体的に額を減らせとは言われていないと説明しました。
さらに詳細を聞かれると、その時のことはあまり記憶になく、記憶にないということは厳しいことは言われていないのだと思う、と答えたといいます。森さんはこの説明に強い疑問を示しています。
森さんは、役人は記憶力が良く、当時筆頭副幹事長だった人物から呼ばれた話は覚えているはずだと話します。自分の家庭でも、何年も前のやらかしをいまだに覚えられていると例えています。
最低限のやっぱあと応答メモくらいは残すんで、やっぱりどういうやりとりをしたかくらいは残してるなんで。
森さんは、1人の議員にこうした事例があるなら1件だけではないはずだとして、玉木代表が求めた全省庁調査を含め、丁寧な検証が必要だとしています。「働いて仕事で返せ」では国民は納得できないだろう、というのが森さんの見方です。
食料品減税の支援策は白紙、AIデータセンター答弁は前向き
玉木代表の代表質問では、食料品の消費税減税で影響を受ける農家や外食産業への支援策も問われました。しかし高市総理の答弁は「これから検討していく」という内容で、具体策は示されなかったと森さんは話します。
来年4月から減税が始まる予定で、農家や外食産業の人たちは国がどんな支援をしてくれるのかを心配しています。森さんは、来週から予算委員会が始まり法案も出る以上、具体策を示さなければ質疑が進まないと指摘します。
森さんによると、消費税減税の1%分は給付金で支援するとされていますが、給付の規模や方法もまだ決まっていません。最低限そこは説明してほしいという答弁だったといいます。
一方で、森さんが「具体的で面白い」と感じたのが、AIデータセンターに関する質問です。データセンターを絶縁性の冷却液に浸して冷やす液浸冷却 ── サーバーなどの機器を、電気を通さない液体に直接浸して冷やす方式。空気で冷やすより効率が高く、発熱の大きいAI向け設備で注目されていますが注目されている一方、昭和23年制定の消防法 ── 火災の予防や危険物の管理などを定めた法律。一定の液体は危険物として扱われ、貯蔵量や施設に規制がかかりますで冷却液が危険物扱いになり、立地の足かせになっているという指摘でした。
玉木代表は、安全性が確認できれば基準の特例を設けるなど、政府主導で規制緩和を進めるべきだと問いました。森さんは、視察先の現場の声か、事前に募集した件数近い意見の中にあったものではないかと推測しています。
高市総理は、合理的な規制となるよう関係事業者の話を聞き、安全性の確保を前提に取り組むと答えました。さらに、日本の古い法律を片っ端から見直すよう法務大臣に指示していると述べ、森さんはこれを「いい答弁」と評価しています。
維新の大臣に質問できる、予算委員会の新しい見どころ
森さんは、今回の代表質問には「塩答弁」が大半だったものの、成果のある答弁も多かったと振り返ります。そのうえで、臨時国会ならではの見どころとして、日本維新の会の大臣に質問できるようになったことを挙げます。
維新はこれまで連立与党に入っていても大臣を出していなかったため、維新の政策について政府側に質問することができませんでした。今回、中司さんが大臣として入閣したことで、それが可能になりました。
玉木代表は、維新が掲げる医療費の窓口負担を原則3割にする政策について、所掌が異なる中司大臣にあえて質問しました。原則3割負担にすると公費負担が増えるという点を問いましたが、答弁は長いわりに何も答えていなかったと森さんは話します。
森さん自身も、2月か3月ごろの予算委員会で議員定数や企業団体献金について質問したかったものの、維新の大臣がいなかったため、総理に「維新のこと」とはぐらかされた経験があります。
私なりの予算委員会の見どころ1つ。維新の大臣に関係ない所掌の範囲の質問もできるっていうのがちょっと楽しみなところではあるんですが。
タイムスタンプはなし?足立ナンバーが東北に多い理由
お便りのコーナーでは、まず番組の感想が紹介されました。
番組いつも見てます。番組のタイムスタンプとかあったら個人的には嬉しいです。
森さんの答えは、タイムスタンプはつけないというものでした。ポッドキャストは最初から最後まで聞いてほしく、ラジオの余白や非効率さを大事にしたいという理由です。
あんまり効率効率を追求しすぎると余白がなくなっちゃうんで、ラジオくらいは非効率性を大事にしてね
ただし森さんは、同じ要望が多ければまた考えるとも話しています。
この前のシルバーウィークに東北を車でほぼ一周してきました。ただ、東北のどこの県に行っても足立ナンバーの車が走っていたような気がします。森さんも気のせいかなと思いつつも、なぜか気になってしまうようなことや、やっぱり気のせいではないよなとか思ったりすることはありますか?
森さんは、足立区が東京23区の北東にあり東北へ行きやすいことに加え、「東北から上京してくる人は足立区に住む人が多い」という仮説を立てます。埼玉県民が池袋によく行くのと同じように、上京時に東北への入り口に近い足立や葛飾に住む傾向があるのではないかという見立てです。
森さんは、足立区に住む東北出身の人がシルバーウィークに車で帰省していたのではないかと推測し、誰か出身地の割合を調べてほしいと呼びかけています。
「気のせいかと思ったら本当だったこと」について、野上さんは新幹線の東京・大阪間で、行きと帰りの所要時間が違う気がして調べたら実際にそうだったという体験を挙げました。森さんはすぐには思いつかず、考えておくと答えています。
文化祭のクレープ、男子校出身の森さんがうらやむ青春
10月のメールテーマは「文化祭・学園祭の思い出」です。番組の第1回から通勤電車で聞いているというリスナーから、初めてのお便りが届きました。
私の高校は3年生がクラスごとに飲食売店を出すのが慣例だったんですが、私たちはクレープ。当日は生地を綺麗に大きく焼くことが難しかったり、なかなか生地が冷めずにクリームやフルーツが包めなかったりして、調理室はてんやわんや。他のクラスは焼肉丼、カレーなどのメニューでいいなと思っていました。しかし、他のクラスはご飯が切れてしまうとお米が炊き上がるまで一時閉店を余儀なくされて手持ち無沙汰。その分のお客さんが私たちのクラスに集中し、最終的には売り上げが断トツ第1位で閉会式で表彰されました。
男子校出身の森さんは、クレープ作りの共同作業に青春を感じ、ひたすらうらやましがります。
なんかほんと男子校って人生の青春をだいぶ損してますよね。
森さんは、オードリーの若林さんが「もんじゃ焼きに行くとコミュ障同士でも楽しい」と話していたことを引き、共同作業が人の絆を深めるという点で文化祭はいいイベントだと話します。クレープは粗利も高そうだとも付け加えています。
森さんは高校時代に漫画『君に届け』を読み、登場人物の風早くんに憧れていたことも明かしました。同期の議員がキングダムのスペースをやっていたように、「君に届けスペース」をやりたいと話しています。
工業化学科のラムネと時代劇、コントの入り込み方は?
続いて、工業化学科出身のリスナーから文化祭の思い出が届きました。
高校が工業化学科だったんですが、文化祭で何をやったかというと、なんとラムネ炭酸飲料を作って売ってました。普段は科学の実験で結果が成功とか失敗とか言われるんですけど、文化祭では美味しいと言ってもらえたことが一番の成功でした。
森さんは、専門性を生かしたラムネ作りを「いいですね」と喜び、どんな味なのか飲んでみたいと話しています。
生徒会長をしていたので、文化祭では実行委員としていろいろな仕事をしていました。せっかくだから自分たちでも何かやりたいと思い、有志を募って劇をすることにしました。ワープロを使って脚本も書きました。内容は水戸黄門、遠山の金さん、桃太郎侍を全部ミックスした、かなり無茶苦茶なドタバタ時代劇。しかも生徒だけではなく先生方にも出演していただきました。
森さんは、脚本まで書いたことに感心しつつ、遠山の金さんと桃太郎侍は名前しか知らないと話しました。そこから、最近YouTubeショートで消費税減税を家庭に例えたショートコントを上げた話になり、劇やコントの難しさに話題が移ります。
コントの経験がある野上さんは、コントを作るときの工夫を3段階で説明しました。
森さんは「森洋介という殻から抜け出せない」のがコントの課題だと話し、野上さんと今度一緒にショートコントをやる約束をしました。
来週は予算委員会、内閣委員会には法案が7本
エンディングでは、来週の国会日程が紹介されました。13日の火曜日と14日の水曜日に予算委員会が開かれ、森さんはNHKで放送されるだろうと話しています。
その後は、森さんが所属する内閣委員会と政治改革特別委員会が始まります。臨時国会の政府提出法案は21本と1条約で、そのうち内閣委員会に7本、統一地方選に関する法律を扱う政治改革特別委員会に1本が付託される見込みです。
束ね法案もあるため実質の本数はもう少し少ないものの、内閣委員会で特に重要になりそうなのは、外国人による土地の利用や購入に関わる法案です。重要施設や国境離島の土地の利用状況の調査と利用規制に関する法律の改正が予定されているといいます。
森さんは、法案の中身がまだわからないため賛否は未定としつつ、議論の余地がある法案になるとみています。閉会中に地元で聞いた声も、内閣委員会の質問でぶつけていきたいと話しています。
まとめ
森さんは、高市総理の所信表明を、積極財政という大枠には賛同しつつも、具体策や子育て・福祉への言及が乏しいと評価しました。玉木代表の代表質問では、給付付き税額控除やAIデータセンターで前向きな答弁を引き出した一方、簗大臣の件への「働いて仕事で返せ」という答弁には強い疑問を示しています。
- 所信表明は積極財政の方向性には共感できるが、消費税減税の課題や財源、子育て・福祉の具体策が乏しいと森さんは指摘した
- 高市総理が「給付付き税額控除諦めちゃいません」と明言したことを、森さんは国民民主党の方向性と重なる大きな答弁と受け止めた
- 簗大臣の件では、応援の有無で差をつける姿勢が問題であり、「働いて仕事で返せ」では済まないと森さんは考えている
- 臨時国会では維新の大臣に質問できるようになり、予算委員会や内閣委員会の審議が新たな見どころになる
- 新橋帰り道ポスティング大作戦は、枚数やセットの工夫、感謝を伝える仕掛けを加えて次につなげる構想がある




