記事ができると、章ごとの要約と、聴きどころへ飛べる目次がここに並びます。いまは音声で聴けます。
聴覚過敏編の第2話は「見つける」がテーマです。聴覚過敏でいちばんつらい場所はどこか——花火大会でもライブ会場でもなく、毎日通う学校なんです。椅子を倒す音、筆箱が落ちる音、黒板のチョークの音。周りには許容範囲でも、耳元で大きなシンバルを鳴らされているように届くとしたら、朝から夕方までそこにいるのは相当こたえます。2020年の766人を対象にした実態調査では、9割が大勢での会話や人混みの声をつらいと答え、音を改善してほしい場所の1位が学校でした。不登校が35万人を超えるいま、その理由のなかに「音がつらい」が隠れていないか、という問いかけも出てきます。でも聴力検査では見つかりません。日本の耳鼻科の研究でも、聴力が正常でも聴覚過敏は起こりうると報告されています。だから周りの大人が観察するしかない——ということで、レンさんが日ごろこどもを見るときに気にしている7つのサインを紹介します。特定の音でとっさに耳を塞ぐ、掃除機が来た瞬間に逃げる、赤ちゃんの泣き声が極端に苦手、救急車に誰よりも早く気づく、呼びかけても聞き返してしまう……。そして「あれ?」と思ったときの相談先(保健センター、こども家庭センター、こども発達支援センター、5歳児健診)まで。当てはまったから発達障害だ、という話ではありません。<目次>聴覚過敏で一番つらい場所はどこか/耳元でシンバルを鳴らされ続ける感覚/椅子が倒れる音・筆箱が落ちる音/黒板のチョークの音も突き刺さる/2020年・766人の実態調査の結果/9割が大勢の会話や人混みがつらいと回答/音を改善してほしい場所の1位は学校/不登校35万人の裏に音のつらさはないか/聴力検査が正常でも聴覚過敏は起こる/サイン①特定の音でとっさに耳を塞ぐ/サイン②掃除機が来た瞬間に逃げる/サイン③赤ちゃんの泣き声が極端に苦手/サイン⑥救急車に誰よりも早く気づく/サイン⑦呼びかけても聞き返してしまう/相談先は保健センターとこども家庭センター
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