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医療的ケア児編を走り切ったあとの閑話休題。今回から3回にわたって「感覚過敏」「聴覚過敏」を取り上げます。ゆかっちも「えっ、これどういうこと?」というところからのスタートです。入口は、収録の数日前にバズっていた田村淳さんの話。ずっとサングラスをかけているのは、かっこつけでもキャラでもなく、瞳の色素が薄くて強い光が痛みになるから——本人がそう発信した投稿は1150万回表示されました。そして話はレンさんの家の花火大会へ。3人のこどものうち長男だけが耳を塞いで下を向いていて、当時は理由が分からず「怖くないよ」「せっかくだから見なよ」と声をかけてしまっていた、という反省から始まります。同じ花火の音が、まったく違う大きさで届いていた。不思議なのは、聴覚検査はクリアしていたこと。聴力検査は「どのくらい小さい音まで聞こえるか」を測るもので、聴覚過敏は「どれだけつらく聞こえるか」の問題だから、そもそも測っていないんです。音を仕分けているのは耳ではなく脳——居酒屋で目の前の人の声だけがちゃんと聞こえる、あの処理がうまく働かないと、キッチンの物音も全部同じ音量で押し寄せてくる。中学生で感覚過敏研究所を立ち上げた加藤路瑛さんは「感覚過敏」という言葉に出会うまで、自分は弱いんだと思っていたそうです。一番の壁は音そのものではなく、周りがこの言葉を知らないこと。まずは知るところから、の回です。<目次>医ケア児編15本を終えての閑話休題/感覚過敏・聴覚過敏という言葉を知る/田村淳さんのサングラスが話題になった理由/かっこつけではなく身を守るための道具/1150万回表示・8万いいねの反響/花火大会で耳を塞いでいた長男/「怖くないよ」と言ってしまった反省/同じ花火の音が違う大きさで届いていた/聴力検査ではクリアしてしまう理由/聞こえるかどうかではなくどうつらいか/音を仕分けているのは耳ではなく脳/居酒屋で目の前の人の声だけ聞こえる仕組み/ASD当事者4100人の6〜7割に聴覚の過敏さ/感覚過敏研究所・加藤路瑛さんの言葉/一番の壁は周りが知らないということ
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