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いよいよ「NPOとは何ぞや」の回。プロローグで出てきた「校庭に銅像が立っているあの人」の伏線を回収します。日本に今も残るNPOの元祖とされるのは、二宮金次郎の教えから生まれた報徳社。江戸時代にはもう、みんなでお金を出し合って地域を良くする寄り合いがあったんです。あのドラッカーは、日本の奈良の古寺を最古のNPOと呼んでいるのだとか。
続いて「これはNPO?」クイズ。PTA、町内会、社会福祉法人の保育園、私立大学、生協、県民共済……ほぼ全部NPOです。広い意味のNPOには「組織である・民間である・非営利である・自己統治している・自発的である」の5つの条件があって、一番大事なのは非営利、つまり利益を分配しないこと。お給料は労働の対価なので、分配にはあたりません。
後半は制度の歴史。1898年の民法で法人になれるようになり、それから約100年、阪神・淡路大震災の「ボランティア元年」を経てNPO法が生まれます。法律で見るとNPOはぐっと狭くなり、フローレンスはその中でも全体の約2%しかない認定NPO法人。さらに、西部劇の世界から生まれたアメリカの「自分たちのことは自分たちで」、チャリティ法とノブレス・オブリージュのイギリスと、国による成り立ちの違いも見ていきます。
<目次>
プロローグの伏線「銅像の人」を回収/日本に残るNPOの元祖は報徳社/二宮金次郎の教えから生まれた結社/江戸時代にあった地域を良くする寄り合い/ドラッカーが最古のNPOと呼んだ奈良の古寺/これはNPO?クイズ/PTAも町内会も私立大学もNPO/広い意味のNPOの5つの条件/一番大事なのは利益を分配しないこと/お給料は分配ではなく労働の対価/1898年の民法から100年後のNPO法/法律で見るとぐっと狭くなるNPO/全体の約2%、認定NPO法人とは/西部劇の世界から生まれたアメリカのNPO/チャリティとノブレス・オブリージュのイギリス