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到着まで40日、出発まで40日:アルメニア文化が人生における最も重要な瞬間をどのように大切にしているか
アルメニア語に「カスランク」という言葉があります。40を意味する語に由来する概念で、生まれた後の40日間と亡くなった後の40日間の両方に同じ名前が使われます。生と死に同じ長さの移行期間を設けるというアルメニアの文化について、米国の宗教系ニュースサイトで見つけた記事をもとに紹介しています。
記事を書いたのはアルメニア研究をするアメリカの女性研究者です。4人目の子供を出産した直後に幼馴染の親友をがんで亡くし、産後と死後、二つのカスランクが同時に進むという体験から、この概念を解説しています。生まれた後の40日は母子が外の世界から保護されて過ごし、亡くなった後の40日は家族が喪に服して特別な祈りを捧げる期間です。
日本の仏教には中陰(49日)があります。亡くなってから次の世界が決まるまでの移行期間を中陰と呼びます。40日と49日でわずかに違いますが、生と死の前後に移行の時間を設ける感覚は、文化を超えて共通するものがあるかもしれません。
・カスランク:アルメニア語の「40」に由来する、誕生後と死後に共通する移行期間の概念
・誕生後40日:母子が外界から保護されて過ごし、教会参りを経て普段の暮らしへ戻る期間
・死後40日:家族が喪に服し、3日目・7日目・40日目に特別な祈りを捧げる期間
・仏教の中陰(49日)との類似と比較
・「通過するには時間がかかる」——生と死の前後にある移行の時間の意味
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