ゲームマーケット2026秋に出られない事情
この回のテーマは「ゲームマーケットに出れない時どうする?」です。番組冒頭でManaさんは、ゲームマーケット2026秋に出展できないと告知しています。
理由はネガティブなものではなく、どうしても外せない用事が運悪く開催日に入ってしまったためだと説明されています。
ほんとゲームマーケットの開催日を見た瞬間にゲッていう感じしましたね。
Manaさんはこれまで春も秋も毎回出続けてきましたが、ついに出られない回が発生することになりました。
新作は用意済み、でも会場では出せないというジレンマ
秋に向けて新作の進行はすでに進めていました。特に秋に出す予定だったのが「バードブレインコーラス」という新作で、Xでアートワークも公開していたといいます。
新作の用意はある。けれどゲームマーケットには出られない。この状況で何をするかが今回の論点です。
新作の用意もあると。だけどゲームマーケットにはちょっと出ることができない。さあ、どうしようかっていうところなんですね。
Manaさんはこれまで日曜のみの出展だったこともあり、会場後の通販の伸びが比較的いいと感じていると話します。土曜しか来られない層に向けて通販で買われているのではないか、という見立てです。
一方で、土日どちらも出られない今回、これまで通りに通販で売れるのかについては不安があると率直に述べています。
出展しないと乗れない「ゲムマムード」という壁
ゲームマーケットは、その場で売ること以外に「ゲムマに向けたムード」があるとManaさんは指摘します。ブース紹介カットの拡散や、インフルエンサーの配信協力、各種募集などが自然と情報を出回らせていく、という説明です。
しかし出展しないと、そうしたムードに乗りにくいのがネックだといいます。
出ないってなると、そういったものになかなか参加できないっていうところがかなりネックだなっていうところはありますね。
そこで大前提としてやるべきなのが、情報発信の足を止めないことだとManaさんは考えています。ゲムマムードとは別軸でも、ボードゲームの情報を届け続ける方針です。
新作をゲームマーケットで買えるのは2027年春になる見込みで、かなり先になります。2027年春向けの新作もすでに進行中のため、春は新作が2つ並ぶ扱いになりそうだと話しています。
期日がなくなった途端に出たスケジュールの遅れ
秋という期日感があった頃は「急がなきゃ」と進行していましたが、出られないと決まった途端に進行スケジュールに遅れが出始めたとManaさんは打ち明けます。
印刷会社への入稿期日に間に合わせるという緊張感が、アートワークの進行やテストプレイの詰めを後押ししていた。その重要視を下げてしまったといいます。
悪い意味で暇みたいな状態になってきてしまっているのが、ちょっと危ないなっていうふうに個人的には思っておりますと。
本来ならもう入稿しておくべき段階ですが、実際にはまだ入稿していないと明かしています。秋向けに出そうとは改めて思いつつ、急ぎ目で進める必要があると話しています。
通販をゲムマ前に出すか、後に回すかの三択
通販の開始時期をどうするかが、スケジュールの遅れとも絡む大きな悩みだと語られます。選択肢は大きく3つです。
- ゲームマーケットより前に通販を開始する
- ゲームマーケット当日にぶつける
- ゲームマーケット後の通常の通販時期に合わせる
まずゲムマ前の開始について。ゲームマーケット直前は皆が予算を確保し、会場で買うために節約する傾向があるため、前もって通販を出しても「一旦待とう」と思われるのではないか、という懸念があります。
一方でゲムマ前開始には、会場を待たず先に手に入るメリットもあります。予約は当日まで1ヶ月ほどのラグがありますが、1ヶ月前に通販を開始すれば、その分だけ早く手元に届く、という理屈です。
節約するっていうデメリット。だけれども、先に手を出せるっていうようなところのメリット、これが今両天秤にかかっているのかな。
当日ぶつけと後回し、それぞれの一長一短
2つ目の当日ぶつけについて、Manaさんはそこまでプラスではないかもしれないと見ています。会場に行く人は会場で買い、行けない人は通販待ちになるため、ゲームマーケット後の開放より少し早いだけの時期になる、という整理です。
ただし当日ぶつけは、ゲムマムードに乗りやすい面もあるとされます。とはいえ実際には出展しないため、どこまで乗れるかは読めず、微妙だと話しています。
3つ目のゲームマーケット後に当てる案は、後の通販情報まとめなどのムードに乗りやすい点がメリットです。また制作スケジュールに余裕が出るため、急がなくていいことがメリットにもデメリットにもなると指摘します。
余裕があれば限界まで品質を高められる一方、納期がないと際限がなく、どこで切り取るかの問題になります。前倒しと後回しで納期の余裕は1ヶ月ちょっとほど。その1ヶ月でどれだけ品質が上がるかは読み切れないといいます。
何か作品を作るって、納期だとかそういったものがないと、結局高まっていかないですし、どこで切り取るのかっていうような話になると思います。
納期が緩んで力が分散している今の状況
納期が緩いことで、テストプレイを詰めるより都合を優先し、以前ほど強引にテスターを集めなくなったとManaさんは振り返ります。
さらに2027年春向けの新作にも手を出しているため、力が分散しているといいます。通常は納期が近いものに集中しますが、秋の納期が緩い分、次の作品に手が伸びてしまっている状態です。
下手に納期が緩い分、つい次のものにまで手を出してしまっていて、今力が分散しているっていうような、こともあったりしますと。
Manaさんはこれを「今良くない状況だ」と認めています。
出られないことを「実験のタイミング」と捉え直す
ここからManaさんは、この状況をプラスに捉え直します。ゲームマーケットに依存しない売り方を試せる、いい実験のタイミングだという見方です。
うまくいってもいかなくても経験になり、最適な通販タイミングや、出展しない時の売れ行きを実験的に見られると考えています。
一方で、通販だけで出した新作は、次のゲームマーケットでは会場初出しでも時期的には旧作扱いに近くなる懸念もあります。半年ほどで旧作になる界隈の速さに触れつつ、その辺りが実体験でわかるのは楽しみだとも話しています。
出展料が浮く分、通販のプロモーションをどう組むか
出展しない以上、通販だけで伸ばす方法を今まで以上に考える必要があります。出展料や出展経費が浮くため、その分を広告やプロモーションに回せるとManaさんは整理します。
インフルエンサーへの依頼や広告チラシなどが選択肢に挙がりますが、通販だけの商品をどう買ってもらうかはまだ具体化していないといいます。
これまで、行きたくても行けなかった人や現地で買えなかった人の「通販待ち」が生まれることから、ゲームマーケットに出ること自体がプロモーションでありアドバンテージだと感じ、出続けてきたと振り返っています。
出ること自体がプロモーションになるというか、アドバンテージになるじゃないかなっていうふうに僕感じていたので、ずっとこれまで出続けていたんですけども。
世の中には、問屋が一気に流通をかけたり、知育系などゲームマーケットに来ない層へアプローチしたりして通販を回す作り手もいると指摘します。ただ今回の新作はゲームマーケットに来る人向けのゲーム性のため、そこが悩ましいと話しています。
通販で立ち回れれば旧作もクラファンも活きる
通販での立ち回りを覚えられれば、次はゲームマーケットにも出しつつ通販も伸ばせる、イベント販売と通販の二軸ができていくとManaさんは展望します。
通販だけで実験
ゲムマに出ない今回、通販の売り方を試す
二軸が確立
イベント販売と通販、両方で伸ばせる形に
旧作にも波及
既存作の情報を届け直して底上げ
クラファンにも応用
物が無い段階で支援を集めるやり方が上手に
この通販作戦がうまくいけば、新作だけでなく、知った上で買わなかった人やまだ知らない人がいる旧作にも効果が波及し、サークル全体の販売戦略の底上げになると期待しています。
さらにManaさんは、ゲームマーケットに行ける距離に住んでいるからこそこの話ができているとも述べ、地方在住で出展が難しい作家が全国にいることに触れます。通販をうまく伸ばしている事例があれば知りたい、参考情報を教えてほしいと呼びかけています。
通販の売り方が明確になれば、クラウドファンディングもやりやすくなると考えています。物ができていない段階で、コンセプトやアートワーク、ルール、宣伝だけで支援者を集めるスタイルに近いためです。
出られないからこそ、休まず挑戦を続ける
Manaさんは今回のゲームマーケットに出られないことを「勉強するチャンス」と捉え、休まず挑戦を続けたいとまとめます。
出展できないことを心配してくれた人もいたため、ネガティブな要素ではなく、まだ動いているのだと伝えたかったと明かしています。作戦に進展があれば報告するとして、この回を締めています。
まとめ
ゲームマーケット2026秋に出られないManaさんが、通販のタイミングや情報発信をどう組むかを悩みながら、これを売り方の実験機会として前向きに捉え直していく回でした。
- 出展できない理由はネガティブではなく、開催日に外せない用事が重なったため
- 通販の開始は「ゲムマ前・当日・後」の三択で、それぞれ節約懸念や品質・ムードの一長一短がある
- 期日がなくなった途端に進行が遅れ、次作にも手を出して力が分散する状況を自覚している
- 出展料が浮く分をプロモーションに回し、ゲムマに依存しない通販の売り方を実験する方針
- 通販で立ち回れれば旧作の底上げやクラウドファンディングにも応用が効くと期待している



