ボドゲ会で「あんた誰?」状態になった
この回のきっかけは、Mana(マナ)さんが先日参加したボドゲ会での出来事です。会場では名前を呼び合いやすいよう、参加者が名札を首から下げていました。
Mana(マナ)さんも「マナ」と書いた名札を下げて参加していました。ところがボドゲ会の後、Xでそのボドゲ会のプレイ報告を見ていると、実は普段Xで絡みのあるフォロワーが何人も参加していたことに気づきます。
あら、これ(フォロワーだと)そうだったならちゃんと話したかったなっていう風に後々になって思いました。
問題は、お互いにX上では知っているのに、その場では認識し合えなかったことです。Mana(マナ)さんも他の参加者の名前を見て「あ、○○さんだ」とは気づけませんでした。
皆さんもマナって書いてあるけれども、どのマナだよみたいな。しかもこんなおっさんがマナってどういうこと?みたいな、そんな雰囲気にはなってたんだな。
名前では覚えられない、人はアイコンで覚えている
この体験からMana(マナ)さんが気づいたのは、人は名前ではなくアイコンで相手を覚えているという点です。特に日頃の絡みがXのようなSNS中心の場合、その傾向は強くなります。
名前はキャッチコピーのようになっていたり宣伝が入っていたりして、意外と正確には覚えていない、とMana(マナ)さんは指摘します。実際にはXのアイコンの見た目で「誰か」を識別しているというわけです。
名前って結構キャッチコピーみたいになってたりだとか、宣伝も入ってたりだとかで、正直あんまりちゃんと覚えれていなくてですね。
さらに、XのアカウントとプレイヤーやHNの表記が違う人は当然わからず、一致している人ですらわからなかったといいます。名札に名前しか書いていないと、SNSでの関係が現実の相手と結びつかないのです。
アイコンは「SNS上の顔」である
Mana(マナ)さんは、アイコンを人の顔と同じくらい重要なものと位置づけます。文字情報だと、一度読んで解釈し、記憶を引き出す手順が必要になってしまうからです。
リアルの対面では「顔」と「名前」で人を認識しますが、SNS上での顔にあたるのがアイコンだ、とMana(マナ)さんは説明します。アイコンがしっかり示されていれば、目の前の人とXのアカウントがちゃんと紐づきます。
一度読んで解釈し、記憶を引き出す手順が必要になる
一目見て「誰か」を識別できる。SNS上の顔にあたる
コロコロ変えると誰だかわからなくなる
アイコンが顔である以上、頻繁に変えられると困る、というのがMana(マナ)さんの主張です。Xでアイコンをよく変える人は、誰が誰だかわからなくなってしまいます。
いきなりXでアイコンコロコロ変えられる人って、もう誰が誰だかわかんなくなっちゃうんですね。
だからこそアイコンは、できる限り長く使えるものにすべきだとMana(マナ)さんは考えます。特にボードゲーム制作者で、Xのアイコンを適当なものにしている人は、しっかりしたものを作った方がよいと勧めています。
その例として挙げられたのが、イブインクさんのロゴ変更です。以前は鳥のマークだったものが、要素を絞ったフラットデザイン的なアイコンに変わったといいます。
(イブインクさんの狙いは)やっぱり長く汎用的に使えるっていう部分を意識してるんじゃないのかなとは思っております。
箱や説明書の作者名にアイコンを載せる
Mana(マナ)さんが提案するのは、ボードゲームの箱や説明書に書く作者名の横に、アイコンを載せることです。作者名の表記だけだと、まじまじ見ないと同じ作者だと気づけないことが多いからです。
そこにアイコンが添えられていれば、「あれも○○さんだったんだ」「これも○○さんだったんだ」と、作品同士のつながりが認識されやすくなる、とMana(マナ)さんは話します。
そのため、Xのアイコンは長く使う前提で、かついろんな媒体に使いやすいものを今のうちから選定しておくのがよい、とすすめています。名札や名刺、実際に作ったゲームを通して、目の前の人と作品と作者が紐づくようになるからです。
アイコンを選定
長く使え、いろんな媒体に載せやすいものにする
各媒体に載せる
Xのアイコン、名札や名刺、箱や説明書の作者名の横に統一して使う
つながりが認識される
目の前の人とXのアカウント、作品同士が同じ作者だと紐づく
シンプルなアイコンが使いやすい
Mana(マナ)さんによれば、いろんな媒体で使うことを考えると、アイコンはできる限りシンプルな方が使いやすいといいます。文字がたくさん入っていると、Xのアイコン上では見にくくなってしまいます。
ズバンと誰なの?って言ったものが明確にわかるような、そしてできるだけシンプルなようなアイコン。
覚えてもらうことがブランディングの入り口であり、そのためにこそアイコンが重要になる、というのがこの回の軸になっています。
自分もまだできていない、うかおの丘の教訓
Mana(マナ)さん自身も、まだ箱に自分のアイコンを入れられていないと打ち明けます。アイコンが星の独特なデザインで、背景が黒でないと映えないため、デザイン的に入れにくいのが理由です。
具体例として挙げられたのが、スイワークスさんから出版されている「ウカオの丘」です。スイワークスさんのコンペでMana(マナ)さんが優秀賞を取り、そのまま出版された作品です。
作者名に「マナ」と書いてあるにもかかわらず、「それってあのマナさんだったんですか?」と言われることが多いといいます。名前だけでは自分だと認識されにくいのです。
もしそこにちゃんと星のマークだとか、いわゆる私のアイコンが載ってたとしたら、あ、これもマナさんなのね、あれもマナさんなのねっていうのがすんなりわかったんじゃないのかな。
こうした「つながりを認識してもらえない」体験と、ボドゲ界で「あんた誰?」状態になったことが、今回アイコンの重要性を考え始めたきっかけだとMana(マナ)さんは締めくくります。
まとめ
名前だけでは覚えられず、人はアイコンで相手を認識している。だからこそアイコンはSNS上の顔であり、長く使えるシンプルなものを選び、名札や箱、説明書の作者名にまで統一して載せることが、覚えてもらうためのブランディングにつながる、という回でした。
- ボドゲ会で、Xで絡みのあるフォロワーとお互いに認識し合えなかった体験が出発点
- 人は名前ではなくアイコンで相手を覚えている。アイコンはSNS上の顔にあたる
- アイコンは顔なので、コロコロ変えず長く使えるものにすべき
- 箱や説明書の作者名にアイコンを添えると、作品同士のつながりが認識されやすくなる
- 使いやすさのため、一目で誰かわかるシンプルなデザインを一生使う覚悟で選ぶ





